株式会社トゥモローカレッジ
川辺 剛
POSTED | 2018.03.09 Fri |
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TAGS | 従業員数:5人以下 業種:人材(採用・派遣) 創立:15年以上 決裁者の年齢:70代 商材:BtoB |
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履くだけで、運動能力アップ!?
バランスオーバーシューズで人々を健康にTopics
株式会社トゥモローカレッジ 取締役 川辺 剛氏のONLY STORY
多くの社会経験と経営のノウハウを学んだことから、起業を決意
私は現在、静岡を拠点とし、株式会社トゥモローカレッジを経営し、ゴルフ練習器具の開発と、気軽に緑茶を楽しめるアイデアグッズを展開しています。はじめに、私がこの会社を立ち上げるに至った経緯から、お話したいと思います。
私は大学を卒業した後、エンジニア、パソコンの販売、不動産管理など、様々な業種で社会経験を積みました。起業する前には、大前研一さんから経営に関するノウハウをいくつも学び、自分が社会のためにできること、自分が残りの人生をかけてするべきことについて、じっくりと考える期間がありました。その結論として立ち上げることになったのがトゥモローカレッジです。
以前は、80歳くらいの年齢が高い人でも気軽にゴルフを楽しむことができるようなレッスンと、旅を通じて外国人と仲良くなり、グローバルなコミュニケーションを楽しむ英語のクラスを展開していました。
その後レッスンを辞めてゴルフ器具の開発を始め、そこから派生して生まれたバランスオーバーシューズの開発と、英語の授業から派生して生まれたO-Chaドリッパーの展開を現在中核として進めています。
世界初の画期的なスポーツ用品「バランスオーバーシューズ」を開発
現在、特に力を入れているのがシューズの開発です。靴というものはゴルフに限らずスポーツをする人にとってはとても基礎的な器具であると言えます。
開発中のシューズは、バランスディスクやバランスボールを履物にしたものです。どんな姿勢を取ったとしても履いている本人がバランスを取らざるを得ないため、履いただけで理想的な姿勢になるという狙いがあります。さらにその姿勢の維持を歩いたり、スポーツをしたりする中で余儀なくされるため、日常的にコンディショニングを整えることができます。
手軽に持ち運ぶことができる、世界最小最軽量のこのような器具は、私の知る限り世界中どこを探しても、このバランスオーバーシューズしかありません。
またスポーツ中この靴を履くことによって、その人のレベルに応じてレベルアップを図ることができるという利点があります。トッププレイヤーでも、プロでも初心者でも関係なく、自分の現状から一歩先に進むことができるのです。
例えばゴルフの世界では、疲れたときに、なぜか少しスイングの動きが乱れることがあります。そういったとき、原因を探るのは難しいこともあるのですが、この靴を履くと、自分の右サイドが悪いのか左サイドが悪いのか、無意識のうちに絞り込むことができるでしょう。
また、このバランスオーバーシューズはスポーツをする人だけに向けたものではありません。幼児からシニアまで幅広い年代の方が使え、健康面でのメリットを享受することが可能です。
例えば、腰痛が軽くなる、X脚が補正される、体幹が強くなる、運動神経が良くなるなど、効果は人によって様々です。現在3000人以上の方に利用していただいています。
幼児、シニアの健康状態を改善するために、バランスオーバーシューズを広めたい
これから事業を展開するに当たって、特に利用者を増やしていきたいと思う年齢層は幼稚園児とシニアです。
幼稚園児に関して、現在、運動神経の二極化が進んでいるということをご存知でしょうか。室内遊びが中心の子供は、まっすぐ走ることや、ジャンプをすることが困難であると言われています。このような状況を改善するため、幼児用のバランスオーバーシューズをある幼稚園で使用してもらいました。すると、運動神経が発達していない子供でも、スキップやケンケンができるようになったという成果が上がっています。
ただ、子供は遊んでいる間に靴が脱げてしまうことがあるため、今後はその点を改善していきたいと考えています。やがては全国の幼稚園に、バランスオーバーシューズを展開していきたいですね。
また、シニアの方々に関しては、歳をとるにつれて、骨が弱くなり、転倒して骨折をするリスクが高くなります。また回復が遅いのでそのまま健康状態を著しく崩すケースもあるでしょう。
だからこそ、事態を未然に防ぐためにこの靴を利用して、転倒しない身体を作ることを推奨したいと思います。ひとりでも多くの人の健康を守るために、バランスオーバーシューズの知名度をこれからますます上げていきたいと考えています。
私たちは本物の健康を促進するものをつくり普及させ、将来的にはグローバルに展開したいという思いを抱いて事業に取り組んでいます。この気持ちはいまも、これからも変わりません。私たちは、走り続けます。