話題性を高められる異業種コラボ。実施に興味があるものの、どういったものか理解しておらず、躊躇している方もいるでしょう。
そこで、本記事では異業種コラボとはどういったものか解説します。
また、実施のメリットやデメリット・パートナーを探す方法も紹介するため、異業種コラボを検討している方は参考にしてください。
話題性を高められる異業種コラボ。実施に興味があるものの、どういったものか理解しておらず、躊躇している方もいるでしょう。
そこで、本記事では異業種コラボとはどういったものか解説します。
また、実施のメリットやデメリット・パートナーを探す方法も紹介するため、異業種コラボを検討している方は参考にしてください。
異業種コラボとは、読んで字のごとく、異なる業種の組織や人がコラボレーションすることです。組織や人の強みを持ち寄ることで、新しい価値を創出できます。
現在、異業種コラボは注目されており、その背景として消費者ニーズの多様化が挙げられます。多くの企業がさまざまなサービスを提供しており、そのサービスの中から消費者に購入してもらうためには、これまで以上に魅力的なサービスを提供しなければならないからです。
そのため、多くの企業では異業種コラボが実施されています。
異業種コラボを実施するメリットは、主に3つあります。
【異業種コラボを実施するメリット】
異業種コラボでは、新しいアイデアを生み出せるため、高い話題性を期待できます。
自社内で新しいサービスを生み出そうとした場合、業界の常識にとらわれてしまい、新鮮さのあるサービスを開発するのは困難です。過去サービスとどこか似ているようなアイデアばかり浮かんでしまうと悩んでいる方も多いでしょう。
異業種コラボでは、同業種の企業や人だけではなく、異業種の企業や人とコラボできるため、自社では思いもつかなかったようなアイデアを実現できます。互いの強みを出し合ったり、弱みを補ったりすることで、これまでとは一風変わったサービスを提供することが可能です。
異業種コラボには、新しい顧客を獲得できるといったメリットがあります。これまで自社に関心のなかった顧客に興味を持ってもらえる可能性があるからです。
インターネットは、基本的にユーザーが興味ありそうな広告を表示するため、これまで関心のなかった情報はユーザーのもとに届きにくくなっています。しかし、ユーザーが興味のある企業とコラボすれば、これまで自社サービスに関心のなかったユーザーにも情報を届けることが可能です。
また、コラボ相手の顧客の目に留まれば、新しい顧客の獲得につながる場合があります。自社ではアプローチできなかったターゲットにも異業種コラボでアプローチできるようになり、顧客層が広がるのです。
異業種コラボでは、宣伝費などマーケティングにかかるコストをお互いで出し合うため、マーケティングコストを削減することが可能です。費用の関係でこれまで大きく宣伝活動を行えなかった企業は、異業種コラボを機に知名度を上げられる可能性があります。
企業や人によって、得意とするマーケティング施策は異なります。マーケティング費用を出し合いながら、互いに得意とするマーケティング施策を行うことで、これまでより少ないマーケティングコストで高い成果を期待できるでしょう。
異業種コラボの実施にはメリットがある反面、もちろんデメリットがあります。主なデメリットは、主に以下の2つです。
【異業種コラボを実施するデメリット】
異業種コラボは、成功すれば高い成果を期待できますが、失敗する可能性が高いというデメリットがあります。自社と扱っているサービスの異なる企業とコラボするため、サービスにすること自体が難しいのです。
異業種コラボでは、自社と異なる企業や人とコラボレーションすることで、新しいサービスを生み出します。これまでなかったサービスを考える必要があり、過去のサービスを参考にしながらアイデアを考えるということができないのです。
また、お金をかけてサービスの開発や宣伝を行ったにも関わらず、顧客の興味を引けないなんてこともあります。出費だけ発生して、成果が得られないことは当然ですがあり得ます。ただこれは異業種コラボに限った話ではなく、一般的に起こりうることです。
異業種で新しいアイデアやサービスを生み出すことは、簡単なことでありません。新しいアイデアを考えてサービス化し、宣伝するまで膨大な手間や時間がかかります。
サービスイメージが固まるまで、パートナーと何度も話し合いを重ねる必要があります。異業種の企業や人の場合は、互いの業界の常識を十分に知らない場合もあり、話し合いがスムーズにいくとは限りません。
そのため、異業種コラボをすると決めたのであれば、これまで以上に手間や時間が発生することを覚悟する必要があります。
オンリーストーリーでは決裁者限定マッチングサービス「チラCEO」を提供しています。月に一度定例ミーティングの開催、年間10,000件以上のマッチングに成功しているカスタマーサクセスからのご紹介など、貴社にマッチした企業を直接紹介させていただきます。業務提携や協業先を手さぐりで探す必要もなくなります。
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異業種コラボを行う場合、パートナー探しは必須です。コラボしたい企業とこれまで親交があればスムーズに異業種コラボの話を持ち掛けられますが、コラボしたい企業と関わりがない場合も多いでしょう。
現在、多くの企業がSNSでアカウントを開設しています。SNSで自社とのコラボレーションにふさわしい企業を探してみて、興味がある企業が見つかれば、SNS内でメッセージを送ってみると良いでしょう。
また、異業種交流会に参加することもひとつの手です。直接経営者や営業マンと会話できるため、オンラインで連絡を取るよりも親しくなりやすい点が魅力でしょう。
異業種コラボの代表的な成功事例として、コクヨ株式会社と株式会社ロッテのコラボレーションを紹介します。
文具用品を提供しているコクヨ株式会社は、学生にブランドをさらに浸透させることを目的として、大人気のチューイングガムであるFit’sを提供している株式会社ロッテとコラボしました。
発売されたサービスは、Fit’sの外箱にコクヨ株式会社が提供しているCampusノートのデザインをあしらったものです。ノートとガムは一見全く関係のないものに思えますが、ガムは学生が勉強中に噛むことが多く、親和性が高くなっています。
実際に、小さなノートのような可愛いデザインのガムは学生の中で大きな話題となり、SNSでも多くの若者が取り上げました。
異業種コラボには、新しいアイデアの創出や新しい顧客の獲得といったメリットがあります。成功した大きな話題となれば、知名度を一気に上げることが可能です。
しかし、異業種とコラボするということは、簡単なことではありません。費用や手間・コミュニケーションコストが発生するうえに、成功するとは限らないからです。
異業種コラボの成功には、パートナー選びが重要となります。SNSや異業種交流会を活用して、自社にふさわしいパートナーを探してみてください。
最後に、当社オンリーストーリーでは決裁者限定マッチング支援サービス「チラCEO」を提供しています。独自審査を通過した企業のみ利用可能で、現在は5,000社以上の企業の決済者が利用中です。
決済者同士でマッチングできるため、社内確認が少なく、スピーディーに商談に進めるといった魅力があります。
「手軽に商談をおこないたい」と考えている方は「チラCEO」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。