最終更新日: 2023.09.22

経営者は孤立しやすいため、悩みを抱えやすい傾向にあります。そうならないために有効活用したいのが、経営者で形成されるコミュニティです。コミュニティではビジネス情報の交換や人脈形成ができ、経営者同士の悩みの相談からビジネス拡大のチャンスまでつかむことができます。

今回は、経営者におすすめのコミュニティを紹介します。加えて、経営者向けのオンラインサロンやオンラインサロンのプラットフォームも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

コミュニティとは

コミュニティとは共同体や地域社会を意味する単語ですが、現代では、インターネットなどを通じて、特定の目的や共通の話題を通じてつながった人の集まりのことを指します。

コミュニティとオンラインサロンの違い

オンラインサロンはWeb上で展開される会員制のコミュニティの総称ですから、コミュニティの一種です。

オンラインサロンの主宰者は、実業家・起業家やアスリート、ブロガー、インフルエンサーなど専門知識を持つ人や特定の分野で優れたスキルや経験を持つ個人や複数人がほとんどです。多くが月額会費制を取っており、その人・そのグループが発信する最新情報を得るために会員になる人が多いです。

一般的にコミュニティと呼ばれる集まりは、参加する仲間同士で交流を深め、情報交換をしていくのが特徴ですが、オンラインコミュニティは特定の誰かから情報を得るという点に重きを置いたコミュニティであり、その点に違いがあると言えます。

経営者が集うコミュニティに参加するメリット

経営者が集うコミュニティに参加するメリット

経営者が集うコミュニティに参加するメリットには以下の5つが挙げられます。

  • 最先端のビジネス情報を入手できる
  • 異業種や年齢層が違う経営者との人脈が作れる
  • 悩み相談ができる
  • 見込み客が創出できる
  • 提携や代理店の候補が見つけられる

コミュニティへの参加は、経営者との横の繋がりができるばかりか、経営相談ができたり、見込み客が創出できたりと、これまで一人で悩んでいたことを解決する手がかりとなるでしょう。

最先端のビジネス情報を入手できる

経営者は特定の業界に長く身を置いているため、他業界の情報が疎くなりがちです。温度変化に気づかないカエルは死んでしまうという「ゆでガエル理論」に代表される通り、会社を成長させるには外からの情報収集が欠かせません。

異業種交流会においては、経営者の参加目的が情報収集・交換であることが多く、活発なコミュニケーションが交わされることで知られています。経営者のコミュニティへの参加は、外部環境の変化を感じ取るには最適でしょう。

仕入れた情報の使い方は様々ですが、役員や社員、取引先などと共有することをおすすめします。コミュニケーションを重ねることでアイデアは広がり、新たな企画につながるためです。

異業種や年齢層が違う経営者との人脈が作れる

経営者が集うコミュニティでは、業種や年齢層が異なる人たちが参加します。そのため、普段の仕事上では出会えない経営者との繋がりを持てるのがメリットです。

また、そうした人たちとの会話の中で、思ってもみなかったビジネスの発想が浮かんできたり、ビジネスにおいて思わぬ共通点や親和性を発見し、タッグを組むきっかけになったりする可能性もあります。もしそうなった場合、経営者同士であれば意思決定がスムーズに進むので、スピーディーに共同事業を展開できるはずです。

悩み相談ができる

自社の社員には相談しにくいことも、経営者が相手であれば、すんなり相談できることも珍しくありません。コミュニティには経営者しかいないので、気の合う経営者が見つかれば、お互いに相談し合えるでしょう。また、「それなら○○さんのサービスが最適じゃない?」といった具合に、お互いの悩みをお互いの人脈を駆使して解決できることもあります。

見込み客の創出ができる

コミュニティでは多くの経営者が集まるため、その中から見込み客を見つけることも可能です。また、多くの人に自社のサービスや商品を知ってもらっておけば、自社のサービスを紹介してもらえる可能性もあります。コミュニティでは自分はもちろん、知り合いになった経営者の方が広告塔となってくれることもあるため、見込み客を創出しやすいでしょう。

提携や代理店の候補が見つけられる

多くの経営者は、取引先だけでなく、業務提携や資本業務提携、営業代理店などビジネスを拡大するパートナーも探しています。異業種交流会であれば、サービス拡張のヒントとなる人が見つかるかもしれません。代理店契約の候補となる経営者と出会うこともあります。

技術開発に長けた会社、営業力のある会社、取引先が多い会社など、経営する会社はそれぞれの強みがあります。お互いの強みを掛け合わせ、新たなサービスの創出や営業展開を行うパートナーを見つけることもできるでしょう。

コミュニティがきっかけで業務提携するということは珍しいことではありません。場合によっては、資本の移動が伴う提携関係に発展することもあります。

コミュニティへの参加は、経営者との横の繋がりができるばかりか、経営相談ができたり、見込み客が創出できたりと、これまで一人で悩んでいたことを解決する手がかりとなるでしょう。

経営者が集う、おすすめのコミュニティ5選

経営者が集う、おすすめのコミュニティ5選

経営者が集う、おすすめのコミュニティは以下の通りです。

  • チラCEO
  • festio
  • ダイヤモンド経営者倶楽部
  • 女性社長.net
  • 経営者の会

全経営者向けやベンチャー企業の経営者向け、女性経営者向けなど、それぞれに該当するコミュニティを紹介しているので、参考にしてみてください。

全経営者向け:チラCEO

弊社が提供するサービス、チラCEOは、コミュニティというよりも、経営者様同士のマッチングを目的としたサービスです。登録企業様は、事前審査を通過した優良企業様のみ。事業内容やゴール、経営課題など、事前にヒアリングした内容に基づき、各企業様に課題解決が可能なサービス・商品を展開している企業様とのマッチングを行います。

また、週3回のペースで自社サービスをプレゼンできる、さまざまなマッチングイベントを開催したり、今課題としてあるものを掲示板に投稿したりと、決裁者様同士での交流も図れるコミュニティとしてもご利用いただけます。4,000名の経営者様との人脈も作れるうえに、ニーズが合致すればスピーディーに商談に繋げることも可能。マッチング兼コミュニティの一挙両得のサービスです。ぜひ一度、詳細をご確認ください。

若手経営者向け:festivo

festivoは、会員数80,000人の内85%を35歳以下が占める、国内最大の若手起業家コミュニティです。若手企業家に足りないとされる「人脈」「資金」「経験」「知識」「人格」の5つの要素を形成するためのイベントやスクールなどを盛んに開催しています。

また“個“になりやすい企業家を繋ぎ、建設的に支え合うチームの形成を促進。それにより生まれるシナジーが日本経済の停滞を促し、活力を与えられるとして活動しています。

festivoの詳細はコチラ

ベンチャー経営者向け:ダイヤモンド経営者倶楽部

経済出版社であるダイヤモンド社が主催する、経営者コミュニティです。1993年に発足した同倶楽部では、日本の経済を支える上場大企業からベンチャー企業まで、幅広い業種・業態の企業経営者が集います。会員数は620社以上。定例会や新春賀詞交歓会など、年間を通してさまざまな交流イベントを開催しており、経営のヒントや刺激を得られます。

古参企業からベンチャー企業まで、数多くの企業経営者と交流を図ることで、ベンチャー企業に必要な、新しい発想を得やすい環境に身をおくことができます。

ダイヤモンド経営者倶楽部の詳細はコチラ

女性経営者向け:女性社長.net

女性社長.netには、20~40代の若手を中心に、全国各地で活躍する約2,800人の女性社長が所属。悩み相談やお互いにサポートできる体制を整え、女性社長同士の交流が図れる仕組みを構築しています。イベントやセミナーでの交流はもちろん、メールマガジンでの情報収集や活動を支援してくれる企業も探せます。

また会員になることで、メディアからのインタビューを受けるチャンスも生まれます。大手メディアへの紹介実績もあるため、ピックアップされれば、大きな広告費をかけずとも宣伝になるため、問い合わせの増加や事業拡大にも期待が持てるでしょう。

女性社長.netの詳細はコチラ

中小企業の経営者向け:経営者の会

経営者の会では、人財やその価値に重きをおいて、企業利益を向上させる経営手法、日本的経営を啓蒙して社会貢献をしよう、そして尊敬される経営を目指す、という志をもった経営者が集うコミュニティです。全国で24地区、500箇所で経営者が学び、交流を深めています。

勉強会は、中小企業の教科書とも言われる月刊「理念と経営」を使用するため、経営者の会に参加するには「理念と経営」の購読が必須です。経営理念が浸透しやすい方法やアイディアなどが掲載されているため、勉強会の参加はもちろん「経営と理念」を読むだけでも、経営に大きなヒントを与えてくれるでしょう。

経営者の会の詳細はコチラ

経営者におすすめのオンラインサロン3選

経営者におすすめのオンラインサロンは以下の通りです。

  • HIU(堀江貴文イノベーション大学校)
  • 本田健オンラインサロン
  • 勝間塾

いずれも、成功者から直接学びを得られるオンラインサロンですので、参考にしてみてください。

HIU(堀江貴文イノベーション大学校)

HIU(堀江貴文イノベーション大学校)は、ホリエモンこと堀江貴文さんが運営している会員制のオンラインサロンです。分科会グループがおよそ40あり、そのグループの中で、メンバー自身がやりたいことを形にしていきます。

「自らプロジェクトを起こしたり、むしろ運営する側として能動的に参加するくらいがいい」と堀江さんが話すように、HIUでは会員の主体性を重視しています。自主的に学び行動する積極的な姿勢を持つ方におすすめのオンラインサロンです。

HIU(堀江貴文イノベーション大学校)の詳細はコチラ

本田健オンラインサロン

本田健さんは、経営コンサルタント、投資家、育児セミリタイア生活を経て執筆活動をスタートしました。「ユダヤ人大富豪の教え -幸せな金持ちになる17の秘訣-」「20代にしておきたい17のこと」などの著書があります。

本田健オンラインサロンには、本田さんのファンや考え方に興味を持つ人など、さまざまな人びとが参加しています。月に1回のセミナーの開催や、おすすめの本の紹介などがあり、本田さんから直接学びを得られるのが魅力です。

本田健オンラインサロンの詳細はコチラ

https://hondaken.salon/

勝間塾

勝間塾は、経済評論家で中央大学ビジネススクール客員教授の勝間和代さんが主宰するオンラインサロンです。勝間さん自身が講師を務める月例会や毎月の課題を通じて、スキルアップ、起業、モチベーション維持をサポートします。月例会には専門家を招くこともあります。

オフ会や合宿も盛んに行われ、一緒に学びたい、成長したい仲間と出会いつながれるのが魅力です。なりたい自分を目指したい、成長意欲を持つ方に最適なオンラインサロンです。

勝間塾の詳細はコチラ

https://www.katsumaweb.com/index.php

オンラインサロンを探すのにおすすめのプラットフォーム3選

自社や自分に合ったオンラインサロンを探すなら、オンラインサロン運営のプラットフォームを活用するといいでしょう。経営者におすすめのプラットフォームは以下の通りです。

  • DMMオンライサロン
  • CAMPFIRE  Community
  • FANTS

DMMオンライサロン

DMMオンラインサロンは、DMMが運営する会員制のコミュニティサービスです。2016年2月にDMM Loungeとしてサービスを開始し、現在のDMMオンラインサロンへ名称を変更しています。

ICT総研の2021年の調べによると、オンラインサロンサービス事業者の利用者数シェアは、DMMオンラインサロンがトップで、15.6%を占めています。前述の堀江貴文イノベーション大学校も、DMMオンラインサロンで運営されています。

(参考:https://ictr.co.jp/report/20211013.html/

2021年8月末時点で1,000以上のサロンがあり、その分野はビジネスから趣味まで多岐に渡ります。多くのサロンがあるうえ、興味があるキーワードから検索できるため、自分に合ったサロンを見つけやすいです。

DMMオンライサロンの詳細はコチラ

https://lounge.dmm.com/

CAMPFIRE Community

CAMPFIRE Communityは、国内最大級のクラウドファンディング・CAMPFIREが運営するオンラインサロンのプラットフォームです。ライブや動画配信機能がないためテキストでの交流が中心です。

カテゴリーからコミュニティを探すことができ、ビジネス・起業のほか、まちづくり・地域活性化、書籍・雑誌出版などのカテゴリーなどもあります。ビジネス・起業のカテゴリーに、業界・業種に特化したサロン、これから起業を目指す方やスタートアップの事業者向けのサロンなど、数多くのオンラインサロンが存在します。

CAMPFIRE Communityの詳細はコチラ

https://community.camp-fire.jp/

FANTS

FANTSはオンラインサロンに特化したプラットフォームです。ロンブーの田村淳さんが主宰するオンラインサロンはFANTSを利用して運営しています。

FANTSで人気のオンラインサロンは、野球やゴルフ、けん玉など趣味に関するものが多いですが、工務店やサロン経営など業界・業種に特化したビジネスサロンやスキルアップを目指すサロンもあり、経営者向けのものも存在します。

FANTSが運営するオンラインサイトnavi https://onsalo-navi.jp/ を利用すれば、キーワード検索できます。

FANTSの詳細はコチラ

https://fants.jp/

まとめ

経営者が集まるコミュニティへの参加は、これまで孤軍奮闘してきた課題への解決策があっさり見つかったり、新たなビジネスを手掛けるきっかけが生まれたりと、経営者にとって良いことが多いでしょう。

当社オンリーストーリーでは決裁者限定マッチング支援サービス「チラCEO」を提供しています。現在は独自審査を通過した5,000社以上の企業の決裁者が利用中です。

決裁者同士でマッチングできるため、社内確認が少なく、スピーディーに商談を進められるのが魅力です。

「手軽に商談を行いたい」と考えている方は、ぜひ導入をご検討ください。


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