監修:平野 哲也(株式会社オンリーストーリー 代表取締役)
経営者の悩みは社員にも家族にも話しづらく、一人で抱え込んだままになりがちです。
同じ立場の人がどんなことで悩んでいるのかを知るだけでも、向き合い方は変わってきます。
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経営者の悩みあるある8選

経営者が抱えがちな悩みを厳選して8つ紹介します。
- プライベートの時間がない
- 経営者だからといってお金持ちとは限らない
- 常にプレッシャーを感じる
- お金に関する悩みが多い
- 自社の人材に関する悩みが多い
- 友人と話が合わなくなる
- 相談できる人が少ない
- 漠然とした将来への不安がある
プライベートの時間がない
やるべきことや解決すべき問題が多くあり、朝から晩まで仕事をしている経営者は少なくありません。
自宅に仕事を持ち帰れば、仕事とプライベートの境界線が曖昧になります。
また、経営者は経営者の知り合いが多く、交流する機会が多いでしょう。
人脈が増やせる点は魅力であるものの、プライベートの時間が減ってしまいます。
プライベートの時間がないことで十分な休息を取れなければ、心身ともに大きな負担がかかります。
体調不良や業務効率の低下を引き起こすため、可能な限り、リフレッシュできる時間を設けましょう。
いきなりプライベートの時間を多く設けることは簡単ではありませんが、没頭できる趣味などで積極的にストレスを発散することがおすすめです。
経営者だからといってお金持ちとは限らない
経営者だからといって、必ずお金持ちというわけではありません。
企業の売上がすべて手元に入るわけではなく、売上から社員の人件費を支払う必要があります。
企業を成長させるために、新しい事業へ投資することもあるでしょう。
また、売上が上がってもすぐに現金化されない場合が多い点も、経営者がお金持ちとは限らない理由のひとつです。
サービスの単価が高く、手形や電子記録債権など現金以外の方法で取引する場合、入金タイミングが売上が立ってから3か月以降であることも多くなっています。
そのため、売上は上がっているのに、なかなか入金されない事態が起こりえるのです。
常にプレッシャーを感じる
経営者にはプレッシャーがつきものです。
社員の生活を背負っており、その責任感から常にプレッシャーを感じている経営者は多いでしょう。
起こりうる問題に先回りして対処できるため、プレッシャーは必ずしも悪いものではありません。
しかし、常にプレッシャーを抱えていると、精神面に大きな負担がかかってしまいます。
発想の転換で物事をポジティブに捉えるなど、プレッシャーを緩和する策を講じましょう。
お金に関する悩みが多い
企業の存続において、資金繰りの管理が重要です。
資金管理がうまくおこなえておらず、資金がショートした場合、黒字でも倒産する可能性があります。
また、利益の最大化には経費の削減は欠かせません。
経費の中でも固定費は毎月発生するものであり、固定費を削減することで、売上が伸びなくても利益を増加させられます。
このように、経営者はさまざまなお金の課題に向き合わなければなりません。
一人で解決できない場合は、自治体の相談窓口や公認会計士などの専門家に相談しましょう。
自社の人材に関する悩みが多い
近年、労働人口減少の問題が深刻化しており、多くの経営者が人手不足に頭を悩ませています。
人材を募集しても優秀な人材が集まらなかったり、優秀な人材を育成できなかったりするのです。
また、労働条件や職場環境からなかなか人材が定着しないという問題もあります。
自社で人材を採用・育成する場合、採用した人材が一人前になるまで多くの時間がかかります。
即戦力として活躍できる人材でない場合、採用後に育成の手間が発生して、人手不足の状態はなかなか解消されません。
すぐに人手不足を解消したいのであれば、業務の外注がおすすめです。
プロに業務を依頼できるため、育成する手間はかかりません。
必要な時期のみの利用も可能で、繁忙期のみ利用すれば、新しい人材を採用するよりも人件費を抑えられます。
昔からの友人と話が合わない
経営者の多くが抱える悩みに、昔からの友人と話が合わないというものがあります。
友人が会社員の場合、上司の愚痴や昇進など会社員ならではの悩みを抱えています。
友人の悩みに共感できれば、話は盛り上がるでしょう。
しかし、経営者には上司もおらず、昇進もありません。
会社員として働いていたときであれば共感できた内容も、経営者という立場では共感できずに話が合わなくなってしまうのです。
相談できる人が少ない
相談できる人が少なく、孤独を感じている経営者は多くいます。
株式会社野村総合研究所がおこなった調査「中小企業・小規模事業者における経営課題への取組」によると、中小企業の経営者の3~5割が相談相手の少なさを感じています。
相談相手が少ない理由には、多忙であるゆえに相談相手を見つける時間がなかったり、課題を整理できていなかったりすることが挙げられるでしょう。
これから相談相手を探すのであれば、以下のような方法がおすすめです。
- 異業種交流会に参加する
- 経営者のコミュニティに参加する
- マッチングサービスを活用する
オンリーストーリーでは決裁者限定マッチングサービス「チラCEO」を提供しています。
月に一度定例ミーティングの開催、年間10,000件以上のマッチングに成功しているカスタマーサクセスからのご紹介など、貴社にマッチした企業を直接紹介させていただきます。
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漠然とした将来への不安がある
経営が安定していたとしても、100年後に企業が存続しているとは限りません。
自分の判断ミスによって、社員を路頭に迷わせる可能性もあります。
そのため、現時点で不安になる明確な原因があるわけではないのに、漠然とした将来への不安がつきまとっている経営者は多いでしょう。
経営者は責任を強く感じる立場であるため、将来への不安をなくすことは難しくなっています。
「不安に感じることは当然である」と受け入れたり、不安を言語化したりして、不安と向き合っていきましょう。
経営者に求められる役割

経営者には、以下のような役割があります。
- 事業の意思決定をおこなう
- 資金の配分を決定する
- 人材の配置を決定する
経営者は、事業の目的や方向性・対象顧客など事業の意思決定をおこなわなければなりません。
その他にも、企業の存続に欠かせない資金配分や人材配置も決定する必要があり、大きな責任を背負っています。
前章で紹介した悩みを抱えることは、至極当然なのです。
成功する優秀な経営者の特徴

成功する優秀な経営者の特徴には、以下のようなものがあります。
【成功する優秀な経営者の特徴】
- 迅速に経営判断をおこなえる
- 何事にも恐れずにチャレンジする
- 人付き合いがうまい
- 前向きに物事を捉えられる
- 常にアンテナを張っている
- 信念を持っている
- 勤勉である
経営者は意思決定をおこなうことが多く、適切なタイミングで正確に意思決定をおこなう判断力が必要です。
また、人付き合いを上手におこなう能力も重要となります。
社内コミュニケーションで社員のモチベーションを高められたり、人脈の拡大で新しいビジネスチャンスを創出できたりするからです。
経営者に向いていない人の特徴

経営者に向いていない人の特徴には、以下のようなものがあります。
【経営者に向いていない人の特徴】
- 他責思考である
- 優柔不断である
- 感情的である
- 柔軟な対応ができない
- 自分で考えられない
- 慎重過ぎる
企業を経営していると、さまざまなトラブルが発生することがあるでしょう。
そのたびに感情的になっていると、重要な場面で冷静に判断をくだせない可能性があります。
また、柔軟性がない場合は想定外のトラブルが発生した際に乗り越えることは難しいでしょう。
経営者がしんどいと感じるときの対処法

前述の通り、経営者はさまざまな悩みを抱えています。
どれだけ前向きな人でもしんどいと感じてしまうことがあるでしょう。
「自分が我慢すればよい」としんどい状況を放置すると、心身に不調をきたしたり、社員のモチベーションが下がったりします。
しんどいと感じる状況の放置にはデメリットしかないため、以下の方法で対処しましょう。
- 経営者の仲間に相談する
- プライベートの時間を確保する
- 生活習慣を見直す
- こまめに気分転換をおこなう
- 発想を転換する
ちなみに、以下の記事でくわしく対処法について説明しています。
疲れたと感じることの多い経営者の方はぜひ併せてご覧ください。
経営者が疲れたと感じた場合の対処法5つ|疲れを放置してはいけない理由も説明
まとめ
「経営者はお金持ちだろう」「経営者は時間を自由に使えるのだろう」と思われることが多いでしょう。
しかし、実際にはお金や時間などさまざまな悩みを抱えています。
経営者は事業の意思決定や資金の配分・人材の配置をおこなわなければならず、大きなプレッシャーがかかることでしんどいと感じている人が多いのが現状です。
しんどいと感じる状況を放置すると、心身に不調をきたしたり、社員のモチベーションが下がったりするため、解消するように取り組みましょう。
最後に、当社オンリーストーリーでは完全審査制のビジネスマッチングサービス「チラCEO」を提供しています。
独自審査を通過した企業の決裁者と手軽にマッチングすることが可能です。
「気軽にスピーディーに決裁者とのアポイントを獲得したい」と考えている方は、ぜひこの機会に登録してみてはいかがでしょうか。
よくある質問
Q. 経営者はどのような悩みを抱えやすいのですか?
A. プライベートの時間が取れないこと、資金繰りや経費といったお金の課題、人材の採用と定着、相談相手の少なさ、漠然とした将来への不安などが挙げられます。
立場上、社員にも家族にも話しにくい内容が多く、一人で抱え込みやすい点が特徴です。
Q. 経営者は本当にお金持ちなのですか?
A. 必ずしもそうとは限りません。
企業の売上がすべて手元に入るわけではなく、そこから社員の人件費を支払い、新しい事業への投資も必要になります。
さらに売上が上がってもすぐに現金化されない場合が多く、手元の資金に余裕がないというケースもあります。
Q. 人手不足を早く解消するにはどうすればよいですか?
A. 業務の外注を検討しましょう。
自社で採用すると一人前になるまで時間がかかりますが、外注であれば育成の手間がかかりません。
必要な時期だけ利用することもでき、繁忙期のみに絞れば新しい人材を採用するより人件費を抑えられます。
Q. 相談相手はどうやって見つければよいですか?
A. 異業種交流会への参加、経営者コミュニティへの参加、マッチングサービスの活用といった方法があります。
相談相手が少ない理由には、多忙で探す時間がないことや課題が整理できていないことが挙げられます。
まずは自分の課題を言葉にしてから探し始めると見つけやすくなります。
この記事の監修者

平野 哲也(ひらの てつや)
株式会社オンリーストーリー 代表取締役
BtoB営業と決裁者マッチングの領域に12年間携わり、決裁者同士をつなぐマッチングサービスを運営。
累計26億円の資金調達を実施し、「ベストベンチャー100」にも選出されている。
「つよいい会社をつくる」を掲げ、経営の中でのしくじりや営業の現場で得た知見を発信中。


