見込や客の育成や獲得に活用するMAツール。導入してみたいものの、どういったツールかくわしく知らないため躊躇している方もいるでしょう。
そこで、本記事ではMAツールでできることや導入のメリットを説明します。
また、おすすめのMAツールも紹介しているため、MAツールの導入を検討している方は参考にしてください。
MAツールのおすすめ5選
・SALES BASE
400万件もの企業データから専門のスタッフが自動で最適なターゲットリストを作成する点が魅力。
・SATORI
メールアドレスを取得していない見込み客を正確に把握できる点が特徴。匿名顧客でもフォームやコンテンツを使い分けられる。
・i:Sales
1人当たり月額1万円から利用できる。プロジェクトの設計からシステムの運用まで手厚くサポートを受けられる点が魅力。
・List Finder
上場企業で導入率No.1を誇っている。月額3万円台~といった低価格で利用できる点も魅力。
・b→dash
業界初のテクノロジー「Data Palette」を導入している。データ連携から抽出まで簡単な画面操作でおこなえる点が魅力。
MAツールとは
MA(マーケティングオートメーション)ツールとは、見込み客の獲得や育成などマーケティング施策を効率的におこなうためのツールです。新規開拓だけではなく、休眠顧客の掘り起こしや業務の効率化などさまざまな目的で導入されています。
MAツールが注目されるようになった理由は、インターネットが普及した背景に関係しています。
インターネットが普及したことで、顧客はサービスに関する情報を検索エンジンで調べるようになりました。それにより、顧客から営業担当者に連絡が入るときには、すでにサービスの比較検討が終了している段階となりました。
自社サービスを購入してもらうためには、顧客が情報を収集する段階から接触しておく必要があります。そして、比較検討前から定期的にコミュニケーションを取る方法として、MAツールに注目が集まっています。
MAツールでできること
MAツールでできることは、主に7つあります。
【MAツールでできること】
さまざまな手段で獲得した顧客情報を一元で管理する機能です。見込み客への対応漏れを防げます。
見込み客をセグメント化して、セグメントごとに効果的なメールを配信する機能です。見込み客が必要としている情報を配信できるため、購買意欲を高められます。
画面の指示に従うだけで、簡単にランディングページが作成できる機能です。コーディングの知識はいりません。
見込み客の行動に点数をつけて、購買意欲の高さを測る機能です。購買意欲の高い最適な状態でアプローチできるようになります。
SFAやCRMといった外部ツールと連携する機能です。1回データを入力すれば、連携しているすべてのツールに入力データが反映されます。
メール配信などマーケティング施策の結果をレポートとして出力する機能です。分析結果から改善点を見つけられるため、今後のマーケティング施策をより効果的なものにできます。
見込み客が特定のアクションをおこなった際に営業マンに通知する機能です。顧客が自社サービスに興味を持っているタイミングをリアルタイムで把握できるため、適切なタイミングでアプローチできます。
MAツールを導入するメリット
MAツールを導入するメリットは、主に3つあります。
【MAツールを導入するメリット】
- 見込み客ごとに適したアプローチができる
- 確度の低い見込み客を放置しない
- 人件費を削減できる
見込み客ごとに適したアプローチができる
MAツールを活用すると、見込み客ごとに適したアプローチが可能になります。セグメントメールの配信機能によって、フェーズごとに最適なアプローチができるからです。
一口に見込み客と言っても、購買意欲の高さは大きく異なります。自社サービスを認知しただけの見込み客や他社と比較検討を進めている見込み客などがいるからです。
見込み客に同じ内容のメールを一斉配信した場合、一部の見込み客にとって有益な情報であっても、他の見込み客にとっては不要な情報だったということが起こります。例えば、自社サービスの導入事例に関するメールは、比較検討を進めている見込み客にしか効果がありません。
しかし、セグメントメールの配信機能を活用すれば、見込み客ごとに必要とする情報を発信できます。見込み客を「これまでのアクション」や「地域」など複数の条件でセグメントして、セグメントごとに適した情報を発信できるため、購買意欲を効率的に高められます。
確度の低い見込み客を放置しない
MAツールを活用するメリットには、受注確度の低い見込み客を放置しないといったものがあります。
通常売り上げを上げようとすると、受注確度の高い見込み客からアプローチすることとなります。それにより、受注確度の低い見込み客が放置されてしまうのです。
どのような見込み客の獲得にも、基本的に費用が発生しています。受注確度の低い見込み客がイベント参加で獲得したものである場合、イベント参加費を一部無駄にしてしまっていると言えるでしょう。
しかし、MAツールを活用すれば、受注確度の低い見込み客に対して継続的にメールでコミュニケーションが取れます。放置せずにきちんとフォローすることで、購買意欲を高められ、見込み客獲得にかかった費用は無駄になりません。
人件費を削減できる
MAツールを活用すると、さまざまな業務を自動化できるため、人件費を削減できます。
MAツールを導入していない場合、見込み客の管理を人手でおこなわなければなりません。顧客の管理やメールの配信を手動で行う場合、多くの手間や時間が発生してしまい、残業が発生することもあるでしょう。
しかし、MAツールを導入すれば、顧客の管理やメールの配信などを自動化できます。手動でおこなう業務が減少して、多くの人手が不要になることから、人件費の削減につながります。
ちなみに、MAツールで自動化できる業務には、以下のようなものがあります。
【MAツールで自動化できる業務】
- お問い合わせフォームの作成
- 見込み客の管理
- メールの配信
- スコアリング
MAツールの選び方
MAツールの選び方は、主に3つあります。
【MAツールの選び方ト】
- 機能から選ぶ
- 操作性から選ぶ
- サポートの充実度から選ぶ
導入するMAツールによって得られる効果は異なるため、自社に適したMAツールを導入しましょう。
機能から選ぶ
MAツールを選ぶ際は、MAツールの導入目的を達成できる機能が搭載されているMAツールを選びましょう。
例えば、セミナーなどイベントを開催して見込み客を獲得することがメインである場合、イベントの告知ページを作成する機能が必要になります。また、イベント開催後に見込み客をフォローしたいと考えている場合、アンケート結果の分析を自動でおこなえるフォローアップ機能が必要です。
上記の機能は、MAツールによっては搭載していない場合があります。搭載されている機能によってMAツールの強みは異なるため、導入目的を達成できるMAツールか確認しましょう。
操作性から選ぶ
MAツールを導入した際、実際に利用するマーケティング担当者にとって使いやすいMAツールを選びましょう。使いづらいMAツールを導入した場合、なかなか社内に浸透しない場合があります。
MAツールの購入担当者にとって使いやすいものであっても、マーケティング担当者にとって使いやすいものとは限りません。購入担当者がツールの操作に長けており、多機能のMAツールを導入したとしても、マーケティング担当者が機能を使い切れない可能性があるのです。
MAツールの中には無料トライアルや無料デモが用意されているものがあります。本格的に導入する前に、一度マーケティング担当者に操作してもらい、使いやすいか確認しましょう。
サポートの充実度から選ぶ
MAツールは導入して終わりではありません。実際に運用してみると、使い方がわからないといったトラブルが発生する可能性があるため、サポート体制が充実しているMAツールを選ぶと安心です。
MAツールによって、サポートの充実度は異なります。「定期的なサポートは受けられるのか」「サポート窓口は設置されているのか」など確認しておくと、トラブルがあった場合に落ち着いて対応できます。
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おすすめのMAツールの比較表
以下で、おすすめのMAツール5つの情報を一覧にまとめました。
製品名 | 料金(税込) | サポート体制 | 無料トライアル |
SALES BASE | 要問い合わせ | 電話/メール/チャットツール/オンライン商談ツール | あり(無料デモ) |
SATORI | 初期費用:330,000円月額費用:162,800円 | お問い合わせフォーム | あり(無料デモ) |
i:Sales | 月額費用:10,000円伴走コンサル費用:250,000円~ | 要問い合わせ | あり(無料デモ) |
List Finder | 初期費用:100,000円月額費用:39,800円~ | 電話/お問い合わせフォーム | あり(無料トライアル) |
b→dash | 要問い合わせ | 要問い合わせ | あり(無料デモ) |
おすすめのMAツール5選
おすすめのMAツールを5つ紹介します。
【MAツールのおすすめ5選】
- SALES BASE
- SATORI
- I:Sales
- List Finder
- b→dash
SALES BASE
「SALES BASE(セールスベース)」は、セールスロボティクス株式会社が提供するMAツールです。
400万件もの企業データベースから、自動でターゲットリストを作成できる点が特徴です。初回相談時に専門のスタッフに企業抽出の条件を伝えると、遠隔でターゲットリストをリサーチして、すぐに営業できる見込み客を自動で追加・更新してくれます。
自社に興味がある見込み客のみを商談化して引き渡してくれるため、営業マンの無駄な訪問を削減可能です。受注率も向上して、業務効率も改善されます。
SATORI
「SATORI(サトリ)」は、SATORI株式会社が提供しているMAツールです。
見込み客の獲得に強い点が特徴で、メールアドレスを取得していない匿名の見込み客も正確に把握できます。匿名顧客であるにもかかわらず、フォームやコンテンツを使いわけることが可能です。
また、純国産MAツールであり、日本人にとって使いやすいインターフェースも魅力です。操作など運用時にわからないことが発生した場合は、日本人のスタッフが丁寧にサポートしてくれます。
i:Sales
「i:Sales(アイセールス)」は、アイセールス株式会社が提供しているMAツールです。
アカウントごとに利用料が発生する料金形態が特徴で、1人あたり月額1万円で利用できます。高額な初期費用はかからないため、導入のハードルが低くなっています。
また、有料オプションで徹底したサポートを受けられる点も魅力です。プロジェクトの設計からシステムの運用まで自社と伴走しながらサポートしてくれます。
List Finder
「List Finder(リストフィンダー)」は、株式会社Innovation & Co.が提供しているMAツールです。
国内で1,600アカウント以上の導入実績があり、上場企業では導入率No.1を誇っています。月額3万円台から利用できるため、導入しやすい点が特徴です。
また、導入初期に手厚いサポートを無料で受けられる点も魅力です。導入後も運用が正しくおこなわれているか定期的に確認してもらえるため、MAツールを始めて導入する企業でも安心でしょう。
b→dash
「b→dash(ビーダッシュ)」は、株式会社データXが提供しているMAツールです。
業界初のテクノロジー「Data Palette」を導入している点が特徴で、SQLなどプログラミングの知識がない人でも画面操作を直感的におこなえます。
また、データ連携から抽出まですべて画面操作のみで完結できる点も魅力です。形式が揃っていないデータの取り込みや異なるテーブルの紐付けも面倒な手間をかけずに簡単におこなえます。
まとめ
MAツールを導入すると、見込み客の獲得や育成を効率的におこなえます。MAツールによって搭載されている機能や強みが異なるため、MAツールの導入目的を達成できるものを選びましょう。
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