セールスリンク株式会社
長岡祐樹
POSTED | 2018.01.26 Fri |
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TAGS | 従業員数:6~10人 業種:研修・コンサル 創立:7〜8年 決裁者の年齢:40代 商材:BtoB |
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すべての人がより働きやすい社会を創る
やがてなくなる命で何が出来るかTopics
セールスリンク株式会社 社長 長岡 祐樹氏のONLY STORY
アスクルでの成功体験と兄の死、両親の介護をきっかけに
セールスリンク株式会社は現在、福利厚生アウトソーシングサービス「前払いできるくん」と国内送金代行サービス「Bankur」の2つを事業の柱にして、企業の人材確保の課題解決と送金コスト削減を目的とした会社です。
まずは、私がオフィス用品通販のアスクルのエージェント会社に入社し、セールスリンクを創業するまでのお話をしたいと思います。
私は大学時代、明確な目標を持たず無駄に時間を過ごしていました。ただ、周りが就活や資格試験などを成功させていく中で、「このまま大学生活を送っていたら何も身につかない」という思いを抱くようになったのです。そこで、在学中にアスクルのエージェント会社で営業職に就きました。当時は前職の会社は今ほど大きな会社ではなく、営業も私以外はいないような状況でした。色々と失敗や苦労の連続でしたが、今思えば事業の立ち上げから携わることができたことは幸運だったと思います。
入社当時は、契約を獲れるかどうかよりも、とにかく1日100社必ず訪問すると自分と約束をし、ただひたすら飛び込み営業をして、9割以上は既に契約済みか断られるという日々でした。毎日それだけ無駄足を踏むと誰でもモチベーションが下がりますよね。。でも、私は「断られることが仕事」「継続こそ力だ」「95件無駄足踏めば5件契約できる」とポジティブに自分に言い聞かせてひたすら続けました。2年間で50,000社に訪問したことになります。この時の経験が私を成長させ、やり続けたことが自信となり、今の私の営業の原点になりました。
入社して2年後の24歳の時、中堅・大企業向けの一括購買システム「ソロエルアリーナ」の立ち上げに際して、いち早くジョインした私は、その後、多くの仲間たちに支えられたお陰で、退職するまでに大手企業全国7,000社を開拓、売上170億円という数字を達成することができました。全国1,400社が集うアスクルエージェントアワードという表彰式で6年連続No.1を受賞することができました。マーケットを新たに創造し、新しい未来を切り開いていく楽しさでとても毎日が充実していましたね。
しかし、ある時転機が訪れます。それは3つ上の兄の死です。家族といういちばん大切で身近な人の死に直面し、この先の20年間を考えたときに「やがてなくなる命、やらない後悔を残す人生にだけは絶対にしたくない。」そう考えるようになりました。また環境的にも、今まで兄が看ていた両親の介護が私に押しかかってきました。もちろん、アスクルでの仕事はやりがいに溢れたものでしたが、一方で、120%でアスクルの仕事に取り組むことが出来なくなってしまったことによる大切な仲間たちへの想いから、止む無く退職することを決断しました。
退職後は、自治体による支援、近所の方々などの協力により、両親の介護が安定したきたことにより、2017年に創業したのがセールスリンクです。
人手不足が深刻化する中、求人応募率3倍、定着率10%以上アップを実現!
セールスリンク株式会社は現在、福利厚生アウトソーシングサービス「前払いできるくん」と国内送金代行サービス「Bankur」の2つを事業の柱にして、企業の人材確保の課題解決と送金コスト削減を目的とした会社です。
まずは、私がオフィス用品通販のアスクルのエージェント会社に入社し、セールスリンクを創業するまでのお話をしたいと思います。
私は大学時代、明確な目標を持たず無駄に時間を過ごしていました。ただ、周りが就活や資格試験などを成功させていく中で、「このまま大学生活を送っていたら何も身につかない」という思いを抱くようになったのです。そこで、在学中にアスクルのエージェント会社で営業職に就きました。当時は前職の会社は今ほど大きな会社ではなく、営業も私以外はいないような状況でした。色々と失敗や苦労の連続でしたが、今思えば事業の立ち上げから携わることができたことは幸運だったと思います。
入社当時は、契約を獲れるかどうかよりも、とにかく1日100社必ず訪問すると自分と約束をし、ただひたすら飛び込み営業をして、9割以上は既に契約済みか断られるという日々でした。毎日それだけ無駄足を踏むと誰でもモチベーションが下がりますよね。。でも、私は「断られることが仕事」「継続こそ力だ」「95件無駄足踏めば5件契約できる」とポジティブに自分に言い聞かせてひたすら続けました。2年間で50,000社に訪問したことになります。この時の経験が私を成長させ、やり続けたことが自信となり、今の私の営業の原点になりました。
入社して2年後の24歳の時、中堅・大企業向けの一括購買システム「ソロエルアリーナ」の立ち上げに際して、いち早くジョインした私は、その後、多くの仲間たちに支えられたお陰で、退職するまでに大手企業全国7,000社を開拓、売上170億円という数字を達成することができました。全国1,400社が集うアスクルエージェントアワードという表彰式で6年連続No.1を受賞することができました。マーケットを新たに創造し、新しい未来を切り開いていく楽しさでとても毎日が充実していましたね。
しかし、ある時転機が訪れます。それは3つ上の兄の死です。家族といういちばん大切で身近な人の死に直面し、この先の20年間を考えたときに「やがてなくなる命、やらない後悔を残す人生にだけは絶対にしたくない。」そう考えるようになりました。また環境的にも、今まで兄が看ていた両親の介護が私に押しかかってきました。もちろん、アスクルでの仕事はやりがいに溢れたものでしたが、一方で、120%でアスクルの仕事に取り組むことが出来なくなってしまったことによる大切な仲間たちへの想いから、止む無く退職することを決断しました。
退職後は、自治体による支援、近所の方々などの協力により、両親の介護が安定したきたことにより、2017年に創業したのがセールスリンクです。
すべての人がより働きやすい社会を創る
多様な働き方や価値観の変化により、個人へのパワーシフトが加速している昨今、給与の受け取り方にもオルタナティブをつくることで、より働きやすい社会を実現できると思っています。このサービスの規模がより拡大し、アルバイトの皆様のデファクトスタンダードになれば、システム利用料もよりユーザーフレンドリーになり、さらに利用しやすい仕組みになっていくと思います。
現在は、Fintech関連のサービスを展開していますが「会社にとって重要なことは利益ではなく社会に対するインパクト」という考え方が根幹にあるので、次に来るであろう世の中の流れをキャッチアップし、社会に対して大きなインパクトを与えられるような新しいプロダクトをこの1年でローンチしていく予定です。
この先20年、なぜ独立したかを考えると、既に出来上がっているサービスを広げていくのも楽しいけれど、やはり、同じ志を持った仲間たちと新たなサービスを自分たちの手で生み出し、今ここにない未来を自分たちで創ることで未来を切り開いていきたいと思います。