株式会社エデンレッドジャパン
マリック ルマーヌ
POSTED | 2018.11.08 Thu |
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TAGS | 従業員数:31〜50人 業種:金融 創立:15年以上 決裁者の年齢:50代 商材:BtoC |
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食事補助で従業員の満足度と生産性の向上に寄与
食育も兼ねた食事補助が企業の福利厚生を改善Topics
今回は、福利厚生として食事補助の導入を進める、株式会社エデンレッドジャパンの代表取締役CEO、マリック ルマーヌ氏にお話を伺いました。
皆さんは、現在食事にどのくらいの意識を傾けているでしょうか。ルマーヌ氏は、勤務時間のうち昼食をとる時間は、他のどの時間よりも大切だと言います。
従業員の健康や満足度、生産性の向上を考える企業様にぜひ読んでいただきたい内容です!
株式会社エデンレッドジャパン 代表取締役CEO マリック ルマーヌ氏のONLYSTORY
【経歴】
20年を越す在日経験のなかで、ヨーロッパ企業の日本での事業展開を牽引し、事業成長に向けた取り組み、マーケティング戦略などにおける豊富な経験と実績を持つ。
エデンレッドジャパンの代表取締役就任前は、高級食材輸入販売を手掛けるフレンチF&Bジャパン株式会社(クラシックファインフードグループ)の代表取締役、その前はハイジュエリーブランドのヴァンクリーフ&アーペルジャパンおよびカレラ・イ・カレラの最高経営責任者(CEO)を歴任。また、カルティエなど様々な企業の日本市場におけるビジネス戦略の開発・展開、組織の最適化やメディア戦略によるブランドイメージの向上などに携わった。
大切な昼休みの食事補助のソリューションを提供
-ルマーヌ氏-
「株式会社エデンレッドジャパンは食で日本企業の従業員の皆さんの健康を改善することを事業の目的としています。健康だけでなく、従業員の満足度も含めて、昼休みをより豊かな時間にするお手伝いをしています。
エデンレッドはフランスで誕生し、現在45ヵ国でサービスを展開しています。
私たちの主力のサービスは、『チケットレストラン タッチ』という電子食事カードです。これは全国58,000店以上の店舗で飲食のみに利用できる電子マネーで、従業員の利用率は99%を誇ります。非課税で運用できるところも企業様が導入しやすいポイントなのではないでしょうか。
国によって昼休みの時間は異なると思いますが、仮に1時間だとして、この時間を大切に使うことは、働く上で非常に重要であると私は考えます。
例えば10分で済ませてしまうような食事は、本当の食事とは言えないと思います。貴重な1時間を使うのですから、食事を取る前に何を食べるか、どのような店で、どのようなメニューを選ぶのかを考えなければなりません。
まず、昼休みに外に出るというのはリフレッシュするという意味でとても重要です。外を歩く、もしくは自転車で移動する。それから、レストランで栄養バランスを考えながらメニューを選んで美味しい食事を取り、また体を動かしてオフィスに戻る。そして、午後の業務に集中するというのが優れたサイクルと言えるでしょう。
一番良くないのは、オフィスに残って自分のデスクの前で、パソコンの画面を開いたまま食事をすることです。デスク周りにはたくさんの雑菌が繁殖していて不衛生ですし、仕事から離れてリフレッシュするチャンスも失ってしまいます。」
-ルマーヌ氏-
「エデンレッドジャパンでは、大切な昼休みの食事補助のソリューションを提供していますが、ただ食べるものに注目するのではなく、『食育』という観点から、会社での昼休みをより有意義に過ごすためのサポートを行っています。
日本の景気が低迷してから、ビジネスパーソンはランチの金額を抑え、節約するようになりました。食事の金額を抑えるというのは、実は良くないんですね。本来は三大栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂肪)およびビタミンとミネラルを毎食バランスよく摂取するのが理想なのはご存知のとおりです。安価な単品などで一食を済ませると、お財布にはやさしいですが、栄養バランスの面ではグレードが下がり、健康的な食事とは言えません。
食事にかけるお金は節約してはならないというメッセージを伝えることで、従業員の健康管理もできるうえ、もうひとつ良い効果が生まれます。ランチにかけるお金が増えることによって、レストラン業界が活性化するのです。
従業員一人ひとりの体の調子を整え、満足度を上げながら、景気にも貢献できるという点が、エデンレッドジャパンの事業の大きな強みです。」
日本のレストランのレベルは世界随一だからこそ、食事の大切さを知ってほしい
-ルマーヌ氏-
「私自身、昔から食べることがとても好きで、エデンレッドジャパンに入る前も、日本の食材の輸出入にかかわる仕事に携わっていました。
日本に限らず、フランスでもイタリアでもそうですが、それぞれの国には素晴らしい食材があり、それを使って、数々のレストランが良い料理を作ります。
特に日本は食材の質、そして料理のクオリティが非常に高い。どのレストランに行っても安全に食事ができる国というのは、世界の中でも日本だけだと思います。だからこそ、食事の大切さを、私は何年も前から訴えています。
毎日ミシュランの三つ星レストランに行く必要はありません。とにかく、食べることがいかに重要な行為か、何を口に入れると体に良い影響があるのかということを知っていただきたいと思います。
エデンレッドジャパンを通して、日本社会で働く皆さんの手助けをしたいというのが私の目標で、その想いを実現するために、代表取締役に就任して今に至ります。」
福利厚生を改善することで働き方改革を進め、レストラン業界の景気も向上させる
-ルマーヌ氏-
「今後の目標は、まずエデンレッドのソリューションをしっかりと日本に浸透させることです。企業によってさまざまな理由があるとは思いますが、日本では従業員の食事補助というのがまだ一般的ではありません。
日本国内では最近、働き方改革など法律の改正があり、福利厚生は今後ますます重要な課題となっていくことでしょう。
調査によると、食事補助の導入は高い期待を集めており、福利厚生の中に加えてほしいと考える従業員は少なくありません。
特に、社員食堂のない企業において、食事補助をどのように行っていくかというのは大きな課題です。
例えばフランスでは、一日の食事代として企業が5ユーロ(約657円)まで補助しています。これはフランスで50~60年前から始まった福利厚生で、フランス国内ではしっかり定着しています。
フランスなど先進国同様、日本も物価が安くはないため、企業側は、従業員に対して、食事の金銭的補助を行うようになれば良いと思います。
また、レストラン業界は、日本にとって非常に大きな業界です。高級レストランも多く、それほど高級でないレストランについても、数で言えば世界で最も多い国のひとつと言えます。
レストラン業界は日本の経済にとても大きな影響を与える存在であり、日本の重要な文化です。エデンレッドジャパンは、その業界を守っていくためにも、日本の食事補助に対して今後も働きかけていきます。
社員食堂を自前で用意するのは大変ですよね。街のお店を社員食堂のように利用できるチケットレストラン タッチの導入をぜひご検討ください。」