株式会社エイチ・オー・ピー
北村 和明
POSTED | 2019.01.09 Wed |
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TAGS | 従業員数:31〜50人 業種:IT・情報通信業 創立:15年以上 決裁者の年齢:その他 商材:BtoB |
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ICT事業・公衆衛生商品提供を通してIT現場を支援
公衆衛生商品の流通網を広げる為、代理店募集中!Topics
今回のインタビューは、ICT事業や公衆衛生商品「セグリコ」を取り扱うサリード事業部を展開している株式会社エイチ・オー・ピー代表取締役の北村和明様に、展開する事業内容や起業の経緯、今後の展望をお聞きしました。
サリード事業部では販売・提携パートナーを募集しておりますので、ご興味のある経営者様は必見の内容です。
株式会社エイチ・オー・ピー 代表取締役 北村 和明氏のONLYSTORY
エンジニアにコンサルティングの能力・モラルを
―まずは、株式会社エイチ・オー・ピー様が扱っている商品・サービスについて、お聞かせください。
北村氏:弊社では、システムの提案やソフトウェアの開発、基盤構築や開発保守などを行うICT事業と、公衆衛生商品「セグリコ」を取り扱うサリード事業部を展開しています。
まずはICT事業について触れさせていただくと、弊社ではSESや派遣のようにどこかに特化するというのではなく、システムの作成や提供においてもお客様に合せたスタイルで提供しています。
―業界のなかで、御社が選ばれる理由というのはどこにあるとお考えですか?
北村氏:第四次産業革命が始まっているという中で、NGE(ネクストジェネレーションエンジニア)をキーワードにお客様に対してよりベストな提案とソリューションができる人材育成に注力している点に弊社の特徴があると思っています。
これからはAIの発展に伴い、人の活躍の場が減る反面、人に求められる能力も高くなりますので、特にコンサルティング力に長けたエンジニアやシステム全体を提案構築出来るエンジニアの育成に力を入れています。
―人材育成に注力しているというのは、北村様ご自身が人材育成に携わってこられたということも関係しているのでしょうか。
北村氏:そうですね。エンジニアといえども、社会人としてのモラルやマナー、社内の総務的な業務が出来ないとプロジェクトを進めることが出来ないと考えています。
特に、私たちの業務は周囲の人間や外部のパートナーとともに作り上げていくので、コミュニケーション能力やマネジメント能力は必要不可欠。そのための研修の一環として、会社の
中の総務人事の業務はエンジニアにも任せるようにしています。
そうしたスキルを上げていくことが、本当の意味で“お客様ファースト”につながります。
エンジニアリング現場の健康管理に除菌消臭スプレー「セグリコ」
―次に、また改めて伺います。サリード事業部ではどのような事業を行っていますか?
北村氏:このようなICT業界というのは、現場のスタッフが風邪やインフルエンザにかかってしまうとシステムセンターがクローズしてしまうこともありますよね。そうした被害を少しでも減らすために、サリード事業部としてはICT事業におけるお客様に対しても積極的に除菌消臭スプレー「セグリコ」を提供しています。
この「セグリコ」は、インフルエンザやノロなどのウイルスを不活性化させるという特長があります。臭いの元となるタンパク質を分解するので、オフィスでの利用はもちろん、乳幼児やペットがいるお客様も利用できます。
身体にも安心・安全ですので、手が荒れるというようなこともありませんし、有効期限も2年以上と長持ち。ペルーでは医薬部外品として登録されているようなものになります。
―実際にお使いのお客様からはどのような声が多いのでしょうか?
北村氏:衛生面での機能が評価され、飲食店や宿泊施設、健康保険組合の施設でも採用をされました。乳幼児やペットのいるお客様からは、部屋の臭いが消えたという声を頂いています。
一方、医療・介護関係では、オゾンを使って除菌していたお客様から、安心・安全して使えるという部分が評価され、「セグリコ」にブランドスイッチを検討して頂いたりもしています。
経営的観点を持ったエンジニアを育て、ホールディングス化へ
―最後に、今後の展望について伺います。
北村氏:社員には経営的な観点を持ってもらうことが大切だと思っているので、単に会社を大きくするのではなく、事業部化や分社化を積極的に進めて、社員それぞれが経営的なところを経験できる場を提供していきたいと考えています。
分社化の1個の動きとして、サリード事業部の中の「セグリコ」を国内は基より、ペルー国内に販売展開するっていう流れを今から着手しています。弊社の管理部門の分社も考えています。
そして、将来的には、ホールディングスを立ち上げて、その傘下に会社を置いていくという形で考えていますね。
―その実現のために掲げている短期的な目標はありますか?
北村氏:ICT部門に関しては、AI、IOT、ビッグデータというような常に最新の情報や知識を取り入れつつ、お客様に提案してソリューションできるような次世代のエンジニアの育成に注力しています。
サリード事業部では、まずは「セグリコ」の流通網を広げていきたいので、分社化し、薬品メーカーとの提携やOEM提供などを考えています。
代理店としてご協力頂けるパートナーも探していますので、もし興味を持ってもらえる企業様がいましたら、ご一報頂けると嬉しいですね。
―今後、情報化社会の中でどちらもさらに求められる事業に成長していく絵が浮かびますね。
北村氏:この現代社会の中で、という意味では明日のご飯が安心して食べれる会社にしたいと思っています。
当たり前のことと言われてしまうかもしれませんが、実は全くそんなことは無くて、社員全員が仕事も家庭も充実できるような基盤を作ることが大切だと思っています。同時に、社会に対しても、一企業として還元できることは積極的にしていきたいと考えています。
例えば、以前ペルーで大きな震災があった時には、「セグリコ」をすぐ現地に送りましたよ。災害時は衛生上の問題が出てきますからね。
今後も、弊社の特性を活かした形で社会貢献をしてきたいと思っています。