株式会社 Marriage Link

伊藤 綾乃

すべてのカップルに対してベストな結婚式を提供

所持金ゼロから、金額面のハードルを最大限下げる
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今回のインタビューは、ウエディングプロデュース事業をメインに据える株式会社 Marriage Linkの伊藤氏にお話を伺います。同社は相場の23%のコストダウンで、すべてのカップルが満足できる挙式をプランニングします。その裏にある「結婚式」に対する熱い想い、将来のビジョンについて語っていただきます。

株式会社 Marriage Link 代表取締役 伊藤 綾乃氏のONLYSTORY


【経歴】

京都府出身、京都工芸繊維大学大学院 応用生物学専攻 修了。高校時代はアーチェリー部に所属し近畿大会出場、京都府の国体強化メンバーに選ばれる。大学時代はオーケストラに入団しバイオリン奏者となる。新卒で食品会社に入社し、主に冷凍食品の商品開発に携わる。転機がありウエディングプランナーに転向。都内のウエディングプロデュース会社や埼玉のゲストハウスウエディングで経験を積んだのち、現在の婚礼業界の問題を解決すべく独立・起業を果たす。現在は1組でも多くの新郎新婦さまに「所持金ゼロからベストウエディングを届ける」ために力を尽くしている。

所持金ゼロから叶う、ベストな結婚式


–株式会社 Marriage Linkの事業内容を教えてください。

伊藤氏:弊社は3つの事業を柱にしております。ひとつはウエディングプロデュースです。次に司会事務所事業。最後はウエディングプランナー養成スクールの運営です。

その中でもメイン事業であるウエディングプロデュース事業はBtoB、BtoCの両方を請け負っており、BtoCについては、新郎新婦さまにどのような結婚式を挙げたいのかヒアリングをして予算内に収まる最適な会場や内容を紹介・提案し、ウエディング当日までしっかりとサポートしています。

BtoBに関しては、トップシーズンを中心にプランナーが足りていない会場に対して人材を派遣するという業務を行っています。

–弊社のコンセプトである「所持金ゼロから」の結婚式についてお話いただけますか。

伊藤氏:「所持金ゼロから」のコンセプトの通り、結婚式にあまりお金をかけられない方に対して、お披露目の場を作るサポートをしています。

たとえば他社と同じコンセプトで、私たちがプランニングした場合、相場より23%、約88万円安くなります。私たちは特定の会場と契約していないので、会場のルールに縛られずにお客様のご要望に100%沿った提案をすることができます。また会場に対しては、おふたりの希望をもとにプランナーがしっかりと交渉しますので費用をグッと抑えることができます。お客様からは「浮いた費用で新婚旅行に行くことができます!」など、喜びの声をいただきますね。

お支払いもカードでの分割や、ご祝儀払いもできるようにし、金額面でのハードルは最大限下げられるようにしています。

–他社と差別をはかっている点はどのようなところでしょうか。

伊藤氏:「とことん新郎新婦さまファースト」である点ですね。ヒアリングを行い、そこから会場や予算をまっさらな状態から共に考えていく。会場の候補は日本全国です。お客様の希望にいちばん合う間違いのない会場を、プランナーと相談しながらアドバイスをもとに選んでいただくことができます。そして当日まで心をこめて担当させていただきます。

多くの結婚式がテンプレート化していると思うのですが、何をしたいかはそのお客様によって必ず異なります。そんな中、オリジナルなウェディングを、しかも所持金「ゼロ」から作ることができるのというのは、他社との大きな差別化のポイントです。 

少人数のお客様にも満足いく結婚式を


–事業を起こすに至ったきっかけがあれば教えてください。

伊藤氏:起業しようという気持ちはずっと持っていました。この業界を選んだのは、私がもともとウエディングプランナーの仕事をしていて、一番知識と経験があったからです。

会社員として職場に勤務していた時から、婚礼業界の悪しき慣習による閉塞感を変えられるようなことをしたいと思っていたことも独立の理由のひとつかもしれません。勤務していた職場では当時、売上確保のために少人数のお客様には、予定を式場の都合に合わせていただいたり、仏滅の日に式を勧めるようなこともありました。それらをとても疑問に感じ、また悲しく思ってもいました。

人数が多い人も少ない人も、結婚式を挙げるということは同じで、人生の大きな節目の日になるはずです。それが直接のきっかけというわけではないのですが、私がサービスを作るときは、少人数のお客様もどなたでも理想が叶うウエディングを実現しようと考えていました。
–起業してから嬉しかったことはありますか。

伊藤氏:ほとんど毎日、片時も欠かさず結婚式のことを考えるようになったことは、嬉しいことですね。私たちを必要としてくださるお客様が多くいらっしゃるということ、お客様のために何ができるのか、何が求められているのかを日々考え続けていることも、私にとって非常に幸せなことです。

結婚式を通じて社会貢献をしていきたい


–今後の展望をお聞かせください。

伊藤氏:今後も、もっとたくさんの人に弊社のウエディングを届けられるように体制を整えたいですね。そのためにも、信頼できるスタッフをさらに増やし、私たちが貢献できることの幅や質を広げ、高めていきたいと考えています。

また、LGBTや海外の方のウエディングについても改善点がたくさんあると思います。結婚式を通して、少子化対策につながる社会貢献もしていきたいと考えています。すべてのカップルに対してベストなウエディングを追求し、その先の未来を創造していく。それらはまだ世の中にないものですが、必ず実現できるように挑戦していきたいですね。
–これからどのような会社を目指したいですか。

伊藤氏:ブライダル業界で働いている方は女性が多いので、女性が働きやすい会社にしたいです。女性の新しい働き方を追求し、リーディングカンパニーとして世の中に提案していければ良いなと考えています。挙式は土日がメインなので、平日は在宅ワークでも十分に働くことができます。家事や子育てをしながら、女性がずっと輝きながら働ける場を作っていきたいです。

–最後に読者に向けてメッセージをお願いいたします。

伊藤氏:結婚式は、必ずしも挙げなければならないものではありません。それでも私が結婚式を諦めてほしくないと思うのは、結婚式がその方の人生に彩りを与えてくれると思うからです。人生のうちに、大切な人たちが一堂に会する場というのは何度もあるものではありません。人生の節目を最高に彩り、そのあとの時間も充実させていただきたい。だからこそ、私はその温かくて大切な空間を作り上げるお手伝いをし続けたいと思い、この仕事に取り組んでいます。

費用や時間などを考え、そういった機会を諦めざるを得ない。そんな方々を、私たちのサービスで笑顔にしていきたいと思っています。興味を持っていただけたら、お気軽にご連絡ください。

執筆=スケルトンワークス
校正=笠原

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