NI EXCHANGE LLC

滝川 准士

仮想通貨取引所を中心とした金融包括サービス

ブロックチェーンで世の中が便利になる、それが楽しい
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今回のインタビューは、仮想通貨取引所の運営を中心に金融の包括サービスを提供するNI EXCHANGE LLCの滝川氏にお話を伺います。銀行と業務提携をしているからこそ提供できる同社のサービスやブロックチェーンの可能性、今後の展望について語っていただきました。

NI EXCHANGE LLC CMO 滝川 准士氏のONLY STORY

モンゴルを拠点とした金融の包括サービス


–まずはNI EXCHANGE LLCが手がけている事業について、お聞かせください。

滝川氏:弊社は海外法人でモンゴルを拠点に、銀行と業務提携をした仮想通貨取引所の運営をメインに金融を包括したサービスを展開しています。銀行のほかにも証券会社や消費者金融、鉱山事業と業務提携をしています。

–業界のなかでは、どのような差別化をはかっていますか。

滝川氏:銀行と業務提携をしている仮想通貨取引所が少ない中で、しっかり業務提携をしている点です。

また仮想通貨を「現金化できる」というイメージを持っている人はあまりいないのですが、銀行と提携を組むことによって、現金化のイメージがしやすい立ち位置であること、その上実際に現金化できることが強みになっています。

その上銀行ではビザカードの発行もできるので、例えばビットコインをモンゴルに作った自分の銀行口座に入金して、ドルをベースとしてビザカードを発行すれば、世界中でショッピングができます。そのほかにも、ビザカードの取り扱いがあるATMであればどの国でも決まった範囲内の現金を取り出せるようになります。

–現在の事業で、ここが面白いと思われているポイントを教えて下さい。

滝川氏:新旧異なるシステムの仲介をすることで世の中を便利にするお手伝いができることです。と言うのも、銀行は約50年間変わらないシステムを使って決済をしていますが、仮想通貨はブロックチェーンという新しい技術で決済をしているんですね。

ブロックチェーンに関して言えば、この技術を使った銀行は24時間対応できますし、既存の銀行より手数料が安く済みます。例えば月末の支払いで使うような銀行振込の場合、既存の銀行では1送金あたり600~700円の送金手数料が掛かりますが、ブロックチェーンであれば1円も掛かりません。

ですから、一気にブロックチェーンが導入されることはないにしても、5年先、10年先を見れば、ブロックチェーンを使った銀行というのがある程度の割合を占めていくのではないかと考えています。
ブロックチェーンが浸透していくことで、一般の人々の経費が減少していく。世の中が便利な方向へ変化していく。そこに関われている面白さはとても感じていますね。

ビットコインに時代を変える可能性を感じた


–今の事業を興した経緯について教えてください。

滝川氏:私は21歳の時に起業し、当初は電気工事業や空調設備業、中古車販売とそれに付随する様々な業務など幅広い事業を展開していました。その後20代後半からはIT事業に参入していき、オンラインゲーム事業やゲームサイトの設立運営などをしましたね。

その後年収10億を超えるところまでは順調に推移していたのですが、30代の前半になると予期せぬ取引先の破綻や投資の失敗などがあり、築き上げてきたものが全てなくなるという経験をしました。

そこでもう一度再起を掛けてなにかやろうと思った時、目についたのが金融業でした。当時、日本では金融ビッグバンが起きた頃で、金融緩和をされて10年程度しか経っていない時代でした。そこで金融の勉強をはじめ、その中で出会った仮想通貨に可能性を感じたんです。

ビットコインが登場してから3年目ぐらいの、300~400円ぐらいの頃に投資していた人たちが、今は資産を何百倍にも何千倍にもして海外に移住している。それを見た時に、これはドローンやAIと並んで、時代を変えていく大きな要素になると確信しました。そこから現在の事業をはじめるに至ります。

仮想通貨取引をするならAISと言われたい


–今後の展望について教えてください。

滝川氏:お客様との関係性としては、やはり頼られる存在でありたいですね。「仮想通貨取引をするならAIS」と言われるまでに成長したいです。そのためにも対応できる範囲を広げていきたいと思います。具体的には現在保有している銀行やビザカードなど様々なアクセスポイントを通して株式市場や不動産投資などへ展開していきたいと考えています。

–世の中にどのような影響を与える会社になっていきたいと考えていますか。

滝川氏:決済を行うにあたっての、仮想通貨の可能性を打ち出していきたいですね。改ざんされず、信用できるという部分がブロックチェーンのメリットですから、そこは決済システムとの相性が良いはずだと考えています。透明性のある取引を世の中に増やしていくサポートをしていきたいですね。

–最後に読者へメッセージをお願いします。

滝川氏:弊社自身は仮想通貨取引所しかり、銀行業しかり、証券会社しかり、取引する場を提供する箱のビジネスを展開していますが、そのほかにも例えば全国に支店のある企業様だったら、システムをブロックチェーン化することで経費削減や生産性の向上に結びつけることもできます。

古いシステムから新しいシステムに変えようという際には、お声掛けいただければ、様々な効率化に繋がるご提案ができると思います。お気軽にご連絡ください。




執筆=スケルトンワークス
校正=笠原

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