株式会社ITガード
前田 悟
POSTED | 2020.04.21 Tue |
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TAGS | 従業員数:6~10人 業種:IT・情報通信業 創立:7〜8年 決裁者の年齢:その他 商材:BtoB |
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新セキュリティ『AppGuard』でPC完全防御
500万円補償は「100%守る」という自信からTopics
今回のインタビューは、どんなウイルスからも完全に防御できるセキュリティソフト製品『AppGuard(アップガード)』を販売する株式会社ITガードの前田氏にお話を伺います。
マルウェアの検知・駆除を行う従来のセキュリティソフトとは一線を画す「システムの正しい動作と機能を守る」AppGuardの機能とは。製品の特徴やITガード経由で導入するメリットなども教えていただきました。
株式会社ITガード 社長 前田 悟氏のONLY STORY
【経歴】
1993年、早稲田大学 商学部卒業。野村證券㈱入社。 退社後、飲食店経営。
2012年、運送会社に入社。大阪事業部長として、大阪事業部の営業体制の抜本的な見直しを行い、黒字化を達成。その後、事業本部長として、事業本部全体の収益改善に貢献する。
2017年6月1日、当社代表取締役に就任。
唯一無二のセキュリティ製品AppGuard
–まずは、株式会社ITガードの事業内容をお聞かせください。
前田氏:弊社は、いわゆるエンドポイントと呼ばれるような通信ネットワークに接続された機器・端末などのセキュリティソフト『AppGuard(アップガード)』の販売代理業を展開している会社です。
–ありがとうございます。続いて、AppGuardの詳細を教えてください。
前田氏:はい。一般的なセキュリティソフトは「検知型」と呼ばれ、PCに侵入した不正プログラムを発見し、駆除することに重点を置いていました。
しかし、1日に約31万個の新種のマルウェア(悪意のあるソフトウェアやコードの総称)が生成されると言われる中で、検知型の製品ではそれらに対応することが難しく、侵入を許す場合も多々あるのが現状です。
そこで開発されたのが、データやファイルそのものに高精度のセキュリティをかけることで、例えマルウェアの侵入を許したとしても、不正な動作が起きないようにしたのが新概念のセキュリティソフト・AppGuardなんです。
–システムの安全性に優れたセキュリティソフトということですね。
セキュリティ製品を販売している他社と比べて、御社の強みや差別化できるポイントはありますか。
前田氏:大きく3つあります。
1つ目は、弊社経由でAppGuardを導入した企業に対し、賠償責任・事故対応特別費用合わせて、1ライセンスあたり500万円の「サイバー保険」が自動付帯されている点です。
AppGuardを取扱う一次代理店は、弊社を含めて4社ありますが、他3社にはサイバー保険は付いておりません。その点、弊社経由の販売パートナーや2次代理店、3次代理店のみサイバー保険が付帯していますので、そこは他社と比べて有利な点だと思います。
2つ目は、AppGuardのメーカーに在籍していたメンバーが現在、弊社の技術開発を担当しているため、知見を活かしたフルサポートができる点です。
3つ目は、弊社が小規模だからこそ、個人のお客様からビックユーザーまで迅速かつ柔軟に対応できる点です。
–なぜ御社では「サイバー保険」の自動付帯が可能になったのでしょうか。
前田氏:2017年以降の販売実績が他の代理店と一線を画していたからですね。そのデータを基に保険を作っていただきました。
一般製品で保険が自動付帯されているものはありますが、エンドポイントセキュリティの領域で保険が自動付帯されている製品は、弊社経由のAppGuardしかありません。
保険が適用できるということは、言い換えれば「ウイルスから100%守る」根拠の裏付けにもなっていると思いますね。
製品に自信があるからこそ苦労だとは思わない
–事業を立ち上げた経緯について教えてください。
前田氏:大学卒業して大手証券会社に入社し、半年で退職後、25歳から19年間飲食店を経営していました。その後、運送会社に入社し現場責任者として4年間務めましたが、ヘッドハンティングをされたため、ITガードの代表取締役に就任しました。
サラリーマンとしての経験や19年間イチから経営者としてやってきた飲食業の経験、さらに4年間現場責任者としての経験すべてを吸収し、日々勉強をしながら今日に至ります。小さい会社ながらも代表取締役として、サラリーマンのときとは違う責任を感じています。
–事業を立ち上げてから、とくに大変だったことはありますか。
前田氏:大変かどうかは、自分次第だと思うんです。会社経営という点ではもちろん困難もありますが、自社で扱っている製品に自信があるからこそ、苦労と思わずにこれまでやってこられたのだと思います。
1人でも多くの人によさを伝えていきたい
–今後の目標を教えてください。
前田氏:AppGuardの10万ライセンスの導入です。
去年までは直接販売をしてきましたので、自分たちでやれる範囲は限られていました。しかし今は、弊社の傘下で業務提携をしている販売パートナーや代理店など約30社おりますので、そういった協業の企業にサポートしていただきながら、今年度中に目標を達成したいと思います。
–長期的な目標を教えてください。
前田氏:1人でも多くの方や多くの企業にAppGuardのよさを分かっていただけるよう、使い勝手を含めきちんと価値を伝えていくことです。
そしてゆくゆくは日本に留まらず全世界での販売も視野に入れていますので、まずは日本国内のAppGuardの導入シェアを広げていきたいと思います。
–ありがとうございます。では最後に、読者へのメッセージをお願いします。
前田氏:AppGuardの「100%ウイルスから守るセキュリティ製品ってどんなものだろう」と興味を持っていただいた方や、ビジネスパートナーとなってくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひお声がけください。
執筆=山田
校正=笠原