株式会社セブンデックス
堀田 信治
POSTED | 2020.07.27 Mon |
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TAGS | 従業員数:11〜30人 業種:IT・情報通信業 創立:5〜6年 決裁者の年齢:30代 商材:BtoB |
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事業成長にコミットするUXUIデザインファーム
デザインからグロースハックまで一気通貫支援Topics
今回のインタビューは、UXUIデザイン、ブランディング、グロースハックを一気通貫でサポートしている株式会社セブンデックスの堀田氏と中村氏のお2人にお話を伺います。展開する事業内容はもちろん、サービス立ち上げの経緯やこれからのビジョンについて語っていただきます。
株式会社セブンデックス 代表取締役 堀田 信治氏と中村 伸啓氏のONLY STORY
【経歴】
堀田信治
1991年 大阪生まれ。学生時代ロンドンで様々なクリエイティブに触れ、帰国後マイナビに入社。300社以上の採用支援を行い、全社表彰を受賞。その後、GoodpatchではUX/UIデザインの切り口から様々な企業の事業開発を支援。2018年にSEVEN DEX Inc.を設立。代表取締役に就任。
中村伸啓
1992年 大阪生まれ。ベンチャーで業務経験を積み、大学卒業後に広告営業としてマイナビに入社。24歳で同社事業部最年少でマネージャーを務める。その後メディア開発、アプリの企画開発を経験し2018年にSEVEN DEX Inc.を設立。代表取締役に就任。2019年グッドデザイン賞受賞。HCD-Net認定 人間中心設計スペシャリスト
伴走型でビジネスを成長させるデザインファーム
––まずは、株式会社セブンデックスの事業内容をお聞かせください。
堀田氏:セブンデックスは、事業成長にコミットするUXUIデザインファームとして、ブランディング、UXUIデザイン、グロースハックまで一気通貫で支援している会社です。
––ありがとうございます。初めにブランディング、UXUIデザイン、グロースハックをどのように支援しているのかについて簡単に教えていただけますか。
中村氏:まず、経営者や事業責任者の方が、事業をどうしていきたいのか漠然としたイメージがあると思うのですが、それを言語化したり可視化していきます。明確に定まっていない場合、共に創り上げていくこともしています。
次に、定量分析やユーザー調査を行い、必要な情報を集め、形にしていくフェーズがあります。
プロジェクトがマーケットインかプロダクトアウトによって、取るべきプロセスが変わるため、決まった型がある訳ではなく適切なプロセスをカスタマイズしてご提供していますね。
そしてリリース後も、当初の仮設を検証したり、ユーザーの反応を分析し、新たな仮設を立てることにより、改善サイクルを回していき、事業成長にコミットした支援を行っています。
––御社サービスを利用されているお客様はどういった方たちでしょうか。
堀田氏:「事業成長を加速化させていきたい」「いろいろな施策をしているけれど検証もしっかりとしていきたい」「ユーザー体験を見直したい」といった課題を持たれている企業様です。企業規模としては、スタートアップ企業から大手企業まで幅広く支援を行っています。
––同業他社と比べて強みや差別化できるポイントはありますか。
堀田氏:一般的に制作会社やアプリ開発会社では、モノを納品したら終わりになりますが、僕たちはモノをつくるだけでなく、その後の支援も大事だと考えています。そのため、決して表面的な検証ではなく、サービス全体を通したユーザー体験を意識して改善をしているんですね。
つまり先ほども申した通り、UXUIデザインからグロースハック、ブランディングまで一気通貫し、事業を成長させることが僕たちの強みになります。
––お客様からのお喜びの声や成功事例があれば教えてください。
中村氏:例えば、とあるスタートアップでは、エンジニアやビジネスサイドの方はいらっしゃったのですが、クリエイティブに強い人たちがいなかったんですね。なので「こういう価値やサービスを提供したい」という構想があってもそれをカタチにすることができていませんでした。
そこで、クライアントが提供したいサービスとユーザーの求める体験をどう馴染ませていけば良いサービスになるかを考え作り上げていったところ、「やりたいことをカタチにしてもらえた」と喜んでいただくことができました。
堀田氏:そのほかにも、これまでユーザー体験に注力されていなかった大手アパレル会社さんの支援をさせていただいたところ、およそ2年間で億単位も売上がアップしたという事例もあります。
「一番高い景色を一緒に見たい」
––共同創業されていらっしゃいますが、その経緯について教えていただけますか。
堀田氏:中村とは新卒で入社した大手人材広告会社の内定時代に出会いました。その会社では1年に1回表彰制度があって、そのとき2人で一緒に「金賞を取ろう」と言っていたんです。そして念願通り2年目に2人とも新人賞金賞に選ばれたんですね。数千人の前で壇上で表彰された際に、「またこういう景色を一緒に見よう」という話をしたのを覚えています。
そこから時が過ぎて、お互いに起業したいという想いがありつつ、各々の場所で経験を積んでいたんですが、中村から「会社を一緒にやらないか」と話をもらって、「やろう」と即答しました。
中村氏:起業すると決めて「誰となら一番高い景色を一緒に見ることができるか」と考えました。その時、堀田以外考えられなかったんです。
―その後、現在のUX/UIデザインに行き着いたということですね。
堀田氏:そうですね。その理由としては、UXデザインのニーズが市場でも高く、加えてこれまでの自分たちの知見を活かすことができると考えたからです。
また多くの会社では、サービスの起案者(主に経営層)、デザインチーム、改善チームが縦割りになっていることが多く、当初の想いがユーザーに届く時には薄まってしまうことも少なくありません。そこを横断的に我々が入ることで価値を発揮できるのではないかと考え、事業を立ち上げました。
日本で一番クリエイティブな会社になる
––今後の目標を教えてください。
堀田氏:短期的には自社サービスのリリースが目標です。そして将来的には事業家集団として新たな事業をどんどん生み出していきたいと思います。メンバーが「やってみたい」というコトがあれば、「やってみなよ」と言える環境を整備するのが僕たちの役割だと考えています。
––社会的にどういった影響を与えていきたいとお考えですか。
中村氏:日本で一番クリエイティブな会社にしたいと考えています。世の中の課題を解決したり、今できないことを実現できるような集団として、セブンデックスが1つのクリエイティブなプラットフォームになっていけたらと思いますね。
––ありがとうございます。では最後に、メッセージをお願いします。
堀田氏:セブンデックスは、デザインでビジネスを成長させることを目的としたデザインファームです。UXUIデザインでお困りの経営者の方は、ぜひお声ががけください。
執筆=山田
校正=笠原