TRUNK株式会社
西元 涼
POSTED | 2015.12.14 Mon |
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TAGS | 従業員数:6~10人 業種:人材(採用・派遣) 創立:9〜10年 決裁者の年齢:その他 商材:BtoB |
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学生に向け無料でビジネストレーニングを提供!!
能力の可視化で、努力する「学生」と「企業」を結びつけるマッチングサービスTopics
TRUNK株式会社 社長 西元 涼氏のONLY STORY
トーマツイノベーション株式会社に新卒で入社。
入社2年目にして、新人MVPと全社MVPを同時獲得等優秀な成績を収める。同社にて、採用を担当する中で、学生の能力を可視化するサービスがないということに気づき、起業を決意する。
2015年7月1日にTRUNK株式会社を設立し、CEOに就任。
採用する中で感じた2つの問題が起業のきっかけに
もともと父親が中小企業の経営者だったので以前から中小企業の役に立つ仕事がしたいという思いがあったので、卒業後は、新卒でトーマツイノベーション株式会社に入社しました。
中小企業の役に立ちたいという思いが強く、そのために知識を身に付けたり、実践経験を積みたいという思いで働く中で新人MVPや全社MVPを獲得することもできました。
現場のマネージャーとして働きながら人事の仕事もしていたのですが、採用側が期待している「現場でのパフォーマンス」に直結するスキルや知識、これまでの実績が明確に記載せれているサービスがありませんでした。
また、学生と話す中で、早いうちから実務経験を積みたいという学生の声が多くありました。理由としては「実際に体験したこともないのに、就職活動で会社と職種を選ぶことはできないのではないか?」と言っておりました。
企業側にも学生側にも問題はあると思いますが、学生の言っていることはおっしゃる通りだと感じました。
調べてみると世界ではドイツのデュアルシステムなど、キャリア教育のシステムがありました。そういったシステムを日本でやることで、日本の課題解決につながるのではないかと思ったのが起業のきっかけですね。
自社の現場に合う人材の指標を明確に!!
弊社では学生に対し無料でトレーニングを提供しており、そこから、トレーニングを通して、スキルを身に付けた学生と企業のマッチングサービスを提供しています。
研修はコンサルティングセールス・マーケター・エンジニア・デザイナーの4つの職種ごとに分けて行っていて、それぞれの職種の基礎能力を鍛えるトレーニングを提供しています。
これまでは学歴や、面接やグループワークでのコミュニケーションスキル等が重点的に見られてきたと思います。しかし、数回の面接やワークで対象学生の実際のスキルや知識等がわかるでしょうか。Trunkでは「現場配属後のパフォーマンス指標」がわかります。
Trunkでは実際にどのように採用に結びつけているかと言いますと、各職種ごとに一定の合格基準があり、その基準を満たすことで「Trunker」に認定されます。その「Trunker」が企業の求める職種や人材像に合わせて紹介され、企業から「Trunker」にチケット制という今までにない方法でオファーを出すような仕組みです。
学歴等で評価されるのではなく、その人のスキルや成果物、学習のログを見て自社に合っているかどうかということを見極めて採用する事ができるというのが弊社の強みとなっています。
自己実現インフラ企業になる!!
短期的には、大学生にとっての「自己実現インフラ企業」を目指しています。自己実現は学生によって様々だと思いますし、同じ学生でも時の流れによっても変わってくると思います。
これはあくまでも弊社の考えですが、ほとんどの学生が自己実現をするためには「入社後の現場での成果」が必要だと思っており、そのためのスキル・知識・マインドが必要だと思っています。しかし、そのための教育にはお金がかかるものが多く、学生が支払いきれないことも多いと思います。
そこで、弊社は質の高い基礎・専門教育を学生限定で無料にて提供することにしました。
Trunkにて無料でスキル・知識・マインドをつけ、学生一人ひとりの自己実現につなげてもらえると幸いです。
編集=勝野・山崎