株式会社エレメント
岡本 鉄平
POSTED | 2014.07.05 Sat |
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TAGS | 従業員数:11〜30人 業種:広告・マーケティング・制作 創立:15年以上 決裁者の年齢:40代 商材:BtoB |
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ミュージシャンから経営者‼?自身の決断で人生を変えた社長‼
変化できる強さと優しさを持った広告プロモーション会社Topics
株式会社エレメント 社長 岡本 鉄平氏のONLY STORY
ミュージシャンから経営者へ
「大学受験の際に自由に生きたいという理由からフリーターになったという岡本社長。「当時はミュージシャンを目指していましたが、21歳のときに音楽を作り続けることにモチベーションが続くか疑問に感じるようになりました。そして音楽は趣味のひとつとして割り切り、プロモーション会社の業界への入社を決意したんです。そこで元気な社風を作る社長と出会ったことがきっかけで、自分自身もその社長と同じ年齢のときには起業したいと考えて、起業しました」そんなエレメントの現在の仕事は、店頭でのセールスプロモーションをはじめ、販促課題解決を支援するコミュニケーションプランニングやイベントを効果的に企業販促に活用するイベントプロモーション業務を行っている。
プロモーションで人に喜んでもらう
一番大きい理由は肌に合っていたことと話す岡本社長。「音楽をやっていたときの経験も活きて、どんなことをすればお客様が喜んでくれるのかがわかりました。その中でも特に、お客様のニーズに合わせて、自分達の行動が変化することに面白さを感じました」そんな想いから創られた株式会社エレメントは今年で創業10年を迎える。
お客様に徹底的に向き合う
そんなエレメントには、こだわりが2つある。1つ目は、顧客第一主義な点である。「当社ではサービスメニューを1つに決めていません。小規模のプロモーション会社というと、ある特定の業務にしか対応しない会社が大半です。しかし、エレメントはお客様が抱えている課題に柔軟に対応できる会社を目指しているので、お客様が抱えている販促課題に的確に対応できるプランを提供し続けています」このように語る岡本社長は、お客様のニーズを何よりも大事にしている。エレメントが誇る、もう1つのこだわりは「人の教育」である。現場スタッフは自社で雇用しよう。ということを掲げている。これは岡本社長ご自身の経験から考えだした方針だそうだ。これら2つがエレメントの持つお客様のことを考えてベストな提案が出来る強さと優しさの源である。
グローバル化を目指して
「業務自体はこれまでと変わらず、お客様の悩みに答えるためのサービスメニューを提案し続けられるようにしたいと思っています。その中で、誰もが満足できるようなプロモーション会社になっていきたいと考えています。具体的には以下の2点を中心に考えています。1つ目は日本という枠組みにとらわれることなくグローバル事業を展開するために案内板に日本語だけでなく、英語や中国語といった他の言語対応に取り組むということです。また、2つ目としては、健常者だけでなく、障がい者にも健常者と同じ満足度を感じてもらえるイベントプロモーションを手がけることを考えています。障がい者専用のメソッドを考えて、日本ではじめての障がい者にも健常者と同じ満足度を感じてもらえるイベントを創り上げることのできるようなプロモーション会社を目指します」新たなことに挑戦し続ける意気込みを、岡本社長はこのように熱く語ってくれた。
会社での働き方
エレメントでは今後残業をなくしていくそうだ。遅刻に対しても元々寛容であり、お昼からの出社も問題はない。「人生は自己責任であることを早く実感して欲しい。お金を稼ぐということはその分の価値を人に提供しなければならないということを認識して欲しい。そういった点で賞与は業績と直接リンクさせて、頑張った分だけお金が稼げるような制度にしています」一見すると少しユルい制度を行う岡本社長は、このように若者に対する思いを語ってくれた。
従業員の声
中嶌さん
私の業務内容は商業施設のインフォメーション運営管理や、クレジットカードカウンターの運営管理を行っています。具体的な業務内容として商業施設のインフォメーションのスタッフの教育やクレジットカードの受付、即日発行の教育と運営を行っています。社員目線で会社を見ると、何でも屋のような印象を受けますね。お客様のニーズに合わせた幅広いお手伝いをしていると実感できます。社内は、ほとんどが20代で若い会社です。
また、エレメントには社員がお互いに仕事やプライベートで行き詰ったときに話を聞きあうという習慣があります。私自身、やりがいを感じるのは自分が教育したスタッフが成長した時です。必要であれば社員に対して研修を行うところも会社のいい部分だと思います。
編集後記
お客様のニーズに合わせて自分たちを変えていくということにとても感心しました。自分たちのリソースからできることを考えるのではなく、相手に合わせて変えることでよりよいサービスを提供する姿勢は見習わなければならない企業がたくさんあるのではないかと思います。