株式会社ジオブレイン
南部 隆宏
POSTED | 2018.10.23 Tue |
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TAGS | 従業員数:51〜100人 業種:広告・マーケティング・制作 創立:15年以上 決裁者の年齢:50代 商材:BtoB |
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広告代理業の柱はオリジナリティ溢れる企画力
激動する東南アジアで広告代理業を切り拓く!Topics
今回は、広告代理業を日本と海外で事業展開している、株式会社ジオブレインの代表取締役社長・南部氏にお話を伺いました。まずは、数多くの企業が広告代理業を行なっている中で、どういった点が当社の強みなのか、詳しくお聞きしましょう。
株式会社ジオブレイン 代表取締役社長 南部 隆宏氏のONLYSTORY
企画力が強みの広告代理業
ー南部氏ー
「弊社は国内と国外で業界は同じですが、違う事業を行なっています。日本ではセールスプロモーション、海外では主に広告代理業を行ってます。
メインクライアントは大手食品メーカーや大手バイクメーカーで、商材のCMを作ったり、新作の発表会、イベント企画などに取り組んでいます。
その他にも、店舗に置くパンフレットを作ったり、企業によっては看板や内装を手がけたり、エリアを作ったりと幅広く事業を展開しています。ウェブコンサルティングでは、コンサルティングを行った上で実際に制作するところまで行なっています。
最近多くなっているのは、工場見学ラインの見学施設をつくる仕事ですね。床、壁、天井、映像、音響などの空間デザインもしています。
私が大切にしているのは、企画、コンサルティング、制作を全部引き受けるという点です。そのため、広告代理業といってもコンサルティングの部分の比重が大きくなっています。
例えば、会社が困っていることをヒアリングして提案し、プロダクトの設計から運用マニュアルまですべて手がけます。大手広告代理店ではもちろんやっていることですが、イベントだけでなく物流系までやっている企業は意外に多くありません。この点が業界内で比較した時の弊社の強みになります。
弊社は広告代理業を行なっているものの、自分たちのことをいわゆる広告代理店だとは思っていません。私たちには変化することこそが大切だという考え方があり、時代に合わせてアプローチを変化させていくからです。
例えば、弊社ではテレビや新聞、雑誌などを中心とする広告代理業から、デジタルへの移行を進めています。そこからまた、これからの時代に対応したサービスを提供したいと考えています。」
イチからすべてを立て直して生まれたジオブレイン
ー南部氏ー
「私は2浪して大学に入り、2回留年して卒業したので、卒業したときには26歳になっていました。就職活動における新卒の条件は25歳までなので、この年齢になると就職先もなかなか見つかりませんでした。それなら自分で会社をやろうと思ったのが起業のきっかけです。
2000年に卒業して地元の金沢で起業したのですが、事業を立ち上げる知識やノウハウがあったわけではないので、当然失敗してしまいました。そして、ひとりで東京に出てきてから1年くらいは、大変に貧しい生活も経験しました。
そのような状況を経て、イチからやり直してできたのがこの株式会社ジオブレインです。ジオは大地、ブレインは脳を意味しています。しっかり大地に根を張って地道に仕事に取り組みながらも、脳をフル回転させてお客様に付加価値を提供しよう、という想いを込めています。」
社員の「やりたい」を叶える会社
ー南部氏ー
「今後2、3年は東南アジア経済をうまくキャッチしていきたいと思っています。東南アジアの市場を見始めてから8年くらいになるのですが、まだまだ花開かない状態が続いています。
そのような状況でもなぜ続けているのかというと、東南アジアの現状が、刺激に満ちていて面白いからなんです。デジタルと呼ばれるような分野が今後どのように伸びていくか興味がありますし、そのときに広告代理業の立ち位置がどうなるかも、ずいぶん変わってくるだろうと考えています。
東南アジアは、経済発展が速すぎて、10年後の事業計画なんてとても立てられないんです。法律ひとつとっても変わる可能性が大いにあります。だから、東南アジアでの事業展開については直近の2、3年の目標までしか考えていないです。
事業展開に伴って、従業員も増やしていきたいと考えています。株式会社ジオブレインはやりたいことをやれるような環境なので、ちゃんと『これがやりたい、次はこれがやりたい』と主張できる人を採用しています。海外に行きたい人であれば、ちゃんと海外に行けるようにします。
人生において仕事には多くの時間を費やすものです。その仕事が楽しくないと、人生は豊かにならないですよね。なので、本人がやりたい仕事をできる限り任せられるようにしています。
もちろん、楽しいことばかりというわけにはいかないでしょう。努力も必要だし、辛いこともあるし、人の意見も聞かなければなりません。そのあたりのバランスを取る必要はありますが、どこの会社に行っても仕事は極力楽しめるものを選んだ方がいいと思います。
そして、みなさんの選択肢の一つに弊社があったら嬉しいですね。」