Marketing-Robotics
田中亮大
POSTED | 2017.01.17 Tue |
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TAGS | 従業員数:6~10人 業種:人材(採用・派遣) 創立:7〜8年 決裁者の年齢:40代 商材:BtoB |
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子育て中でも働きたい。あなたの思い叶えます。
「インサイドセールス×リモートワーク」に賭ける思いTopics
タクセル株式会社 社長 田中 亮大氏のONLY STORY
インサイドセールスに感じた可能性
私がインサイドセールスを行うようになったのは、2011年からお世話になった福岡のベンチャー企業での営業経験がきっかけでした。
そこは多くの社長様のインタビュー動画を製作しweb配信している企業で、営業活動や取材のために、社員がまさに飛び回っていました。
私は営業の責任担当役員として全国展開を指揮することになったのですが、福岡から全国に営業をかけるためには、営業の効率化が必要だと感じたのです。
インサイドセールスというのは、見込み客に対して電話やDM、メールなどを活用してニーズを深掘りし、継続的にフォローをしながら関係性を強化。
商談のきっかけづくりまで行う営業方法です。
最終的に、フールドセールス(直接クライアントの元へ出向く営業)へと繋ぐことで、営業の生産性や効率性を飛躍的に高めることができます。
その会社でも、取材までは電話やメールを駆使して継続的にコンタクトを取り、インタビューの時にだけお客様の元へ出向くという営業スタイルにしました。
これは実に効率的で、2年間で5000社以上の新規法人開拓に成功しました。
当時は、「インサイドセールス」という言葉があることすら知らずにやっていたのですが、可能性の大きさを身を以て実感しましたね。
その後、役員を務める会社で開発・販売を行った「インサイドセールス専用のウェブ会議システム」もリリース1年で350社に導入されました。
こうした成功体験やオンライン商談へのニーズをもとに、インサイドセールスの大きな可能性を受け継ぐ企業として設立したのが、株式会社タクセルなのです。
リモートワーク×インサイドセールス
タクセルでは、テレワークやリモートワーク、在宅ワークを推進すべく、インサイドセールス専門のクラウドソーシング-takusale-と、託児所併設オフィス-moca—を運営しています。
営業活動は、企業にとって根幹となる部分。
子どもは、親にとって命にも代えがたい存在。
そうした大切なものを安心して託していただき、企業や働き手の利益を生み出せる会社になりたいという思いを社名に込めました。
妻の出産を機に強く感じたことですが、「子育てしながら働きたい」と願う女性は非常に多く、リモートワークはそれを叶える理想のワークスタイルです。
しかし、現実的には、エンジニア、デザイナー以外に安定した収入を得られる仕事はまず見つかりません。
私は、その社会的現状を変えるのが、「インサイドセールス」であると考えています。
子育て中であっても自宅にいながら働くことができ、企業の売り上げにきちんと貢献することで、安定した稼ぎも得られる。
これは働き手にとって最大の魅力です。
企業様にとっても、成果が上がるのであれば働き方は問題ではないのです。
実際に、「インサイドセールス専用のウェブ会議システム」を導入してくださった企業様から代行を望む声もたくさんいただいております。
タクセルの使命は、こうした企業様のニーズと働きたい人を結び、双方が成長できるようにマネジメントしていくこと。
国レベルでも働き方の革新や生産性向上、女性の社会進出を掲げる今、課題解決できる立ち位置にきたと感じますね。
日本最大の専門企業を目指して
3年後の目標は、リモートワーカーのマネジメントという分野における、日本最大の企業になることです。
そのために、初年度2億、2年目10億、3年目30億の売り上げ達成を目指します。
タクセルに登録して働く「タクセラー」についても、2年以内には登録2万人、稼働2千人を達成したいと考えています。
社員全員がリモートワーカーというのは、どの企業にもない働き方ですから、タクセルの業績が上がることで、「真似したい」という企業が増えていけば、最終的に日本社会に対する最大の支援につながっていくはずです。
インサイドセールスで実績を上げてきた私自身の知識や経験を持って、働き手や仕組みのレベルをどんどん高めながら、誰もが成果を上げられるビジネスモデルへと成長させたいですね。