井川　敦裕

もともと私は、広告デザイン会社の営業マン。

保険会社をクライアントに、商品パンフレットを制作していました。

しかし、そのパンフレットを使う募集人（いわゆる営業です）からは、「使いにくい」「わかりにくい」という声が多かったのです。

保険会社そのものが商品を販売するわけではありませんから、現場がどのようにお客様に商品を販売しているか、どのようなツールを求めているかという「現場の実情」が反映されていなかったんです。

そのため、お客様にとって分かりやすく、代理店にとって使いやすいツールをデザインするためには、現場の声を汲み取って、保険会社にフィードバックする必要がありました。そこで、全国の代理店をかけ回り、現場の声や代理店独自のブランディングの支援をしていました。

その中で出会ったのが、現在の保険代理店「ライズコンサルティング」だったのです。

保険会社と現場の間の橋渡し役になるべく、私も自ら広告の営業と並行してライズコンサルティングを手伝うようになったのです。

しかし、自分でお客様に保険商品を販売したことで、これは兼業でできるようなものではないと本気で考えるようになりました。

お客様にとって保険は一生のおつきあいなのに、フォローする私が中途半端な状態ではいけないと思いましたね。

また、古くからお付き合いいただいている大切なお客様を私がきちんと引き継いでいきたいという思いもありました。

そこで本格的にライズコンサルティングに転職し、28歳で社長に就任したのです。

車を買った、家を建てた、子どもが生まれた、ガンになった、年金生活になった、葬式を出すことになった…。

人生には様々なライフシーンがあり、その都度必要とする保険も違ってきます。

弊社は損保・生保共に10社ずつ取り扱っている保険のプロフェッショナルであり、創業40数年を誇る老舗として積み重ねてきた豊富な実績がありますから、お客様の不安に思うリスクを回避するためのコンサルティングを過去の経験からアドバイスできる体制があります。

また、押し付けるような提案は一切しません。

なぜなら、保険というのはリスク回避のためにあるもので、強要や空気に流されて加入するものではないからです。

自分自身や大切な家族などに万一のことがあったらどうしたらいいのかという、リスク回避の視点で気づいて頂くことからはじめ、その上でライフプランやニーズに合わせて最適なものを選び、オーダーメイドの解決策を常にお客様目線でご提案させていただいております。

保険は、ライフスタイルや会社の成長度合いで見直していくもの。

一生のお付き合いとなるからこそ、私たちも真剣に向き合う必要があるのです。

もう一つ、「貨物海上保険」という特殊な商品のノウハウがあるのも強みです。

これは一般的な代理店ではまず取り扱えない商品であり、保険会社の専門部署との繋がりがあるからこそ取り扱うことができています。

海底調査を行う企業様や、ダイバーを従業員に抱えている企業様、漁船などのリスク回避としてご相談いただくことが多く、新しいお客様とのご縁もご紹介で生まれています。

どの商品に入るかだけではなく、どんなパートナーと巡り会えるか。

これが保険にとって一番大切なことだと私たちは考えています。

何がリスクでその回避策は何があるのか。

専門用語だらけの情報をわかりやすく翻訳して、お客様に常に寄り添いながら、大切なことをきちんと伝えられる生涯のパートナーであり続けたいのです。

「ライズに関わる人すべてを幸せに」という理念にあるように、お客様には「相談して良かった」と思っていただける存在でありたいですし、保険会社様からも頼りに感じてもらえる存在であり続けたいと思っています。

また、ライズというのは「リスクコンサルティング」の造語ですので、生活全般のリスクをコンサルティングできる会社に成長していきたいですね。

保険というのは、病気や事故、災害といった万一の事態に大きな力を発揮するものですが、

万一の事態は起きないに越したことはありませんから。

例えば、ライフプランに最も適したクレジットカードはどれか、年金はどうするべきか、税金はどうかなど、人生に関する総合的な不安を払拭できる会社となり、お客様との永続的な関係性を築き上げていきたいのです。

IT技術を含めてめまぐるしく変化する現代において環境変化に素早く対応し、様々なサービスを取り入れる。

それはまだ32歳の私だからこそできることだと思います。

お客様の満足度を高め、地域にも信頼していただける企業を目指して、これからもどんどん挑み続けたいですね。