株式会社エフエージェイ

美藤 均

通信料金0円!離れて暮らす親を自動で見守ります

高齢者見守りセンサー「元気です」で社会貢献を目指す
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株式会社エフエージェイ 社長 美藤 均氏のONLY STORY

やっぱりモノづくりが好きだ


もともとモノづくりが好きな少年でした。
模型飛行機から始まって、ラジコン、ラジオ、ステレオなどを制作し、テレビの修理なども自分でやっていましたね。
大学は電気工学部に進学し、コンピューターに熱中しました。

大学卒業後は、ソフトウェアの会社に入社して、東横線、京王線などの列車の集中管理システムの開発や、アメリカやフロリダ、サンフランシスコなどにある世界的テーマパークの絶叫系アトラクションのプロジェクトリーダー、全国の火葬場の管理システム開発などを担当しました。
プロジェクトリーダーを務めていた頃は本当にハードで、外注の管理、ハード屋さんとの交渉、ソフト屋さんとの仕様打ち合わせと、平日土日関係なく毎日遅くまで働きました。
食生活は乱れ、タバコの本数も増え、クモ膜下出血で倒れてしまったほどです。

30年ほど勤めて退職してからは、友人がいた大手企業でIP電話の開発などを行い現場の技術者から組織をマネジメントする立場になりました。
すると、次第に自分の立場と気持ちのズレが生じるようになったんです。
管理職ですから、社員のためにも売り上げや経営のことなどを考えなくてはなりません。
しかし、私はやはりモノづくりが好きで、モノづくりをしたかった。
自分がやりたいことを実現するために会社を退職し、2002年に立ち上げたのが株式会社エフエージェイでした。

「元気です」メールが届く安心


エフエージェイでは、自社開発IoT製品の販売を主軸として、高齢者の見守りセンサー「元気です」の開発・インターネット販売を行なっています。
元々は、離れて暮らす母の緊急時を察知するために開発したものなのですが、高齢者の役に立つような製品を作りたいという思いから、一般ユーザーへの販売を始めました。

「元気です」の特徴は、高度な人感センサーによって人の動きを感知し、睡眠時間や夜のトイレ回数、外出などを自動でデーターベース化し、離れて暮らす家族や管理者へメールが自動送信されることです。
高齢者の体調の変化を察知するためには、平常時の生活サイクルを把握することが必要です。
特に睡眠時間には変化が顕著に出ますから、就寝時間と起床時間を把握できるメールは非常に有効です。
毎日メールが届くことによって、ちゃんと動いているという印にもなります。
一方、緊急用のボタンを押した場合や⒓時間動きがなかった場合は緊急事態と判断し、即座に緊急メールが送信されます。

最近はマンションでの孤独死が増えていますから、管理会社からの引き合いが多いですね。
安全のためとはいえ、入居者の室内に監視カメラをつけるわけにはいきませんし、安全確認のボタンなどを導入しても、高齢者は押し忘れることなんてしょっちゅうです。
セキュリティ会社と契約しても、万一の時は家族や119番へ連絡するのが普通でしょう。
「元気です」の場合は、全ての処理が自動で行われますし、高齢者自身がボタンを押したりする必要もないので、互いに煩わしさがありません。
ドコモ携帯機能を内蔵しているためインターネット環境や電話回線も不要。
取り付けるセンサーも1台だけで全てがこと足ります。
さらにインターネットで直販することで安価を実現していますから、安く、手軽に、確実な安心を得ることができるのです。

次世代につないで末長く社会貢献できる会社へ


今後は、「元気です」に監視カメラのような機能を装備して、自分の見たいところが瞬時に見つけられるようにしたいと考えています。
現在特許申請中で、4月には取得予定です。
理想としては、企画したものを今よりも価格を下げて多くの人に届けたいと思っています。

「元気です」を導入いただいたお客様からの声をサイトにも掲載していますが、「今の機械が壊れた時も、また購入したい」と言ってくださるお客様も多く、末長く会社を続けていかなくてはならないと強く感じているところです。
日本には、今後高齢者の数がますます増えていきます。
ニーズも高まっていきますから、いずれこの会社を息子に継いでもらって、長く社会貢献できる会社に成長してくれたらと願っています。

株式会社エフエージェイの住所や電話番号、採用・求人等が載っているホームページはこちらから↓

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