Momentum株式会社

高頭 博志

インターネット広告に特化!ムダを“ゼロ”に!

“適切な広告”や“広告詐欺”、許しません!
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Momentum株式会社 社長 高頭 博志氏のONLY STORY


【経歴】

2013年に慶應義塾大学文学部を卒業。学生時代に日本初のクラウドファンディングサービス、READYFOR?を中心メンバーとして立ち上げる。その後グリー株式会社新規事業部門入社。主に教育関連新規事業の立ち上げや、グリープラットフォーム内の広告媒体設計業務に携わる。2014年9月にM0mentum株式会社(http://www.m0mentum.co.jp/index.html)を創業。不適切な広告出稿を妨げるツール「Black Swan」(http://www.m0mentum.co.jp/service/blackswan.html)や、アドフラウド(広告詐欺)対策ができるサービス「Black Heron」(http://www.m0mentum.co.jp/service/blackheron.html)を提供している

学生時代に感じた、インターネットで新しい価値が生まれる可能性


学生時代、「READYFOR?」というクラウドファンディングサイトの立ち上げに携わりました。
クラウドファンディングというのは、インターネット上で新しいプロダクトに対して、複数の小額の投資を集めるというサービスなのですが、クラウドファンディングを通して、インターネット上でとてつもなく大きくて新しい価値が生まそうな気がしました。

「自分も、これまでにできなかった価値を提供したい。インターネットに関わる仕事がしたい!」

そう思ったのが、この業界に入ったきっかけです。
そしてグリー株式会社に入社、新規事業の立ち上げに携わりました。
インターネットを使って新しい価値をつくるということに、ビジネスとして携われる日々が、とても楽しかったのを覚えています。

同僚などは、他社でも活躍しているような優秀な方が多かったので、そういう方と一緒に働けたことは、今に生きていると思います。
私がグリー社在籍した約1年半は、まさに変革期。

私が優秀だと思っていた方が退職していく時期があって、グリーのプラットフォームをマネタイズさせる業務に就いていた時期がありました。その業務に携わる中で、自分で課題解決できそうだと思ったことがあり「そんなサービスを自分でつくってみたい!」と考えるようになり、起業を決意。

2014年に、中学・高校の同級生と、それぞれに異なったスキルを合わせて、共同創業という形で始め、その後加わったエンジニアの3人で創業しました。
当時の2人は、今はそれぞれ別のことをやっていますが、2人なしでは今のM0mentumは無いと思います。

独自のサービスでインターネット広告が抱える問題を解決!


M0mentumでは、「ブラックスワン」と「ブラックヘロン」というサービスを主に展開しています。
「ブラックスワン」とは、広告をブランドが望まないカテゴリーを特定して出さないようにするソリューションサービスです。

インターネットの広告は、旧来のメディアでいうと、新聞のこのスペースに広告を掲出するというような形だと思われやすいのですが、実はそうではありません。
インターネットのメディアは無数にありますが、無数にある広告枠の中から、この広告を見たオーディエンスは車に興味を持っているユーザーだということをキャッチして、このユーザーに対してはこの車を届けたいというような感じで、リアルタイムに決まっていきます。

そうした中で、無数にある広告枠の中から、広告主であるブランドが、自分たちのブランド名を傷つけないように広告を出すということが難しくなってきています。
マス媒体などは、例えば、新聞の自動車事故の記事すぐ隣に車の広告が出る、というようなことは人の目によって避けてきたのですが、インターネットの広告の掲載枠は無数にあるので、人の目で管理できないレベルになっています。

そうした部分を「ブラックスワン」では管理できます。
M0mentumでは、コンテキストを機械学習を使って解析し、ブランドの望まないカテゴリーには広告を出さないというようなことを運営できるサービスです。
「ブラックヘロン」は、アドフラウドという問題に対応したサービスです。
アドフラウドというのは、不正収益を目的としたメディアが作り出した架空の広告のことで、「ブラックヘロン」を活用することで、そうした架空の広告を避けていくサービスです。

「ブラックスワン」のマーケットシェアは高く、さらに「ブラックヘロン」は競合もいないので、独自性の強いサービスとなっています。

エンジニアの仲間を増やして、世界に挑んでいく!


今後は、エンジニアの仲間を増やして世界に挑んでいきたいと考えています。
短期的には、まずはクライアントの数を現状の倍位に増やしたいです。
そうすることでシェアが約7割になるので、まずはそのラインを目指したいですね。
また、アドフラウドという不正の広告は、まだまだ見えづらい問題ですので、アドフラウドを周知させることも大切だと思っています。しっかりと啓蒙活動をして、業界内の認知を100%にしたいですね。

こうした目標をスピーディーに達成していくために、エンジニアを積極的に採用していきたいと思っています。
長期的な展望としては、アドフラウドを撲滅したいです。
違法な事業者が犯罪を犯して、さらに組織犯罪化しているので、被害もかなり大きくなっています。

これを資金として、サイバー犯罪を行う事業者がさらに現れるという悪循環に陥ってしまうので、アドフラウドを無くすことができる技術を開発し、少しでも早く業界から犯罪を無くしたいです。
それができるのは、私たちだけだと思っています。

海外にも競合企業がいるので、海外の企業にも勝てる日本発の企業として戦えるようにしたいですね。
国内のマーケットシェアだけではなく、海外のマーケットも広げていきたいという想いは強く持っています。

今いる仲間と、そしてこれから入ってくるであろう仲間と。
M0mentumとしての目標やビジョンに向かって挑戦していきたいです。

☆取材・記事作成・構成=小山、佐久間、佐久間

M0mentum株式会社の住所や電話番号、採用・求人等が載っているホームページはこちらから↓

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