銀座しもじ

下地智

おもてなしにこだわる会席料理で商談成功のお手伝いを

おいしい和食とくつろぎの空間が「人をつなげる」
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2017年春、東京・銀座8丁目に、四季折々の個室会席料理店としてオープンした、おいしい食事とくつろいだ空間を提供する「銀座しもじ」。今回は銀座しもじの下地氏に、提供する料理やおもてなしへのこだわりについてお聞きしました。

銀座しもじ 店長 下地 智氏のONLY STORY

料理はもちろん、しつらえ、器、おもてなしにこだわり


–まず、銀座しもじはどういうお店でしょうか。詳しく教えてください。


下地氏:はい。お客様に会席料理を提供してる飲食店になります。私たちのお店に来るお客様は経営者や役員の方がほとんどなんですね。そういったお客様に美味しい料理を召し上がっていただくことで、商談のお手伝いをしています。


会席料理は先付から吸い物、お造りというような流れがあるメニューで、例えば冬でしたら最初に温かいものを、それからお造り、椀物と召し上がっていただきます。食べていただく料理にも強弱をつけ、なおかつ次の料理をお出しするタイミングにも気を配っています。


また、料理はもちろんのこと、しつらえや器、おもてなしなどの面には相当のこだわりを持っています。


例えば器に関して言えば、以前お世話になっていた料亭から譲り受けた輪島塗をはじめ、四季折々にこだわったものを取り揃えています。そのほかにも、丁寧な料理説明をさせていただくなど、お客様に喜んでいただけるおもてなしを常に考えていますね。


–商談ということは個室が多いということでしょうか。


下地氏:そうですね、当店には4人、6人、8人用個室が計3部屋あり、パーテーションを外し10人用の部屋もご用意ができます。全て1日1組のお客様しかお受けしないので、お越しいただいたら最後までゆっくり過ごしてもらえます。


個室以外にはカウンター席もご用意しており、そこには家族や夫婦のお客様がよくいらっしゃいますね。カウンターですと、お客様と近くでコミュニケーションがとれますので、お酒が好きな方にはお酒の話をさせていただくなど、会話まで楽しんでいただける空間にしています。


–実際にご来店していただいたお客様からはどのような反応をいただきますか。


下地氏:まず帰り際に「おいしかった」というお声をいただきます。そしてその後、リピターとしてまたお店にきていただくお客様が多いですね。そう安い料金ではないので、いつもいつもというわけにはいきませんが、それでも定期的に来店してもらえ、リピート率は7割ほどになっています。


–下地様が一番大切にしている想いやこだわりはありますか。


下地氏:当たり前のことになりますが、お客様によりおいしく召し上がってもらうためのサービスやしつらえ、そして料理に手間を惜しまないことですね。言い方を変えると、このこだわりを持って提供している私たちのサービスには自信を持っているんです。


当店の営業は夕方6時なのですが、朝8時からその時間まで十分な時間をかけて、ひとつひとつの全てを手作りで仕込みをしています。


買ってきた既製品を使用することも可能ですが、それでは真の意味でおもてなしをすることは難しいと思うんですね。なので、全部が手作りというこだわりをこれからも貫いていきたいと考えています。

お客様の「美味しい」の一言のために


–お店を開いたきっかけをお聞かせください。


下地氏: 子供のころ、母親の食事作りを手伝うことが楽しくて、高校卒業後は料理の道に進もうと決心し、いつかお店を持ちたいとも思うようになっていました。


その後いくつかの料理店で修行を積み、前の職場である築地の老舗料亭には10年間勤めました。そこでは料理の奥深さや器、しつらえ、伝統を身につけ、料理長を任されるまでになりました。


しかし、築地の地盤が緩み、その上お店自体も老朽化し、料亭は閉めることになってしまいました。そこでどうするか迷っていたところ、たくさんの協力もあり、昔からの夢である自分のお店を持つことができたんです。


–お店を経営している中で感じる、嬉しいことや辛いことは何でしょうか。


下地氏:朝早くから手間暇かけて仕込みをしているので、それがお客様にきちんと伝わり、そして「美味しい」と言ってもらえたとき、特にこだわりのある出汁の味を喜んでもらえたときは、やはり感動してしまいます。帰りがけに、その場で次の予約をもらえることもあるのですが、そういったときはやはり嬉しいですね。


予約の取れない人気店を目指して


–今後の短期的、長期的展望をお聞かせください。


下地氏:短期的目標は、1か月、2か月先の予約が取れないような人気店にすることです。それにミシュランの星も取りたいと思っています。


その後の長期目標は、もう1店舗新たにお店を開くことです。そのためにも、スタッフも増やし、きちんと育てていきたいと考えています。


また、そうやって手塩にかけて育てたスタッフが独立することになれば、当店のこだわりである「全部手作り」のお店がどんどん増えていくことになる。それは便利さや速さを求めて失われつつある食文化に新しい風をもたらすと考えています。


–ありがとうございます。最後に読者へメッセージをお願いいたします。


下地氏:「銀座しもじ」は大切なお客様の会社同士をつなげるため、おいしい食事とくつろいだ空間を提供し、接待と商談成功のお手伝いをしたいと考えています。ご興味を持っていただけたら、ぜひご連絡ください。


執筆=増田

校正=笠原


銀座しもじの住所や電話番号、採用・求人等が載っているホームページはこちらから↓

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