合同会社ワンカラー

一色雄生

クリエイティブおせっかい

人の人生に影響を与える体験や価値を生み出す
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今回は、「クリエイティブおせっかい」という仕事をしている合同会社ワンカラーの一色氏にお話を伺いました。

「人の人生に影響を与える作品を届けたい」という想いで事業や広告、電子書籍などをプロデュースする同社。中学校の時のいじめをきっかけに人の人生に影響ある職業を選び教員、独立、起業するという経歴の一色氏に、事業の詳細や今後挑戦していきたいことを伺います。

合同会社ワンカラー 社長 一色 雄生氏のONLYSTORY

【経歴】

1988年、東京都国立市出身、2011年大学卒業後保健体育の教員として採用され特別支援学級で勤務。大学在学中、ライバルに差をつけるために保健の分野でもプロを目指して救急救命士の資格を取得。病院でも研修をしたことでショック対応、アレルギー対応にも見聞がある教員へ。1校目で特別支援学級の開設に関わらせたことをきっかけに5年間で3校の特別支援学級の開設に関わる。教員4年目には、ソフトバンクと東大先端研の研究員としてICT機器を使った教育のバリアフリーの実践に関わる。

しかし、特別支援教育をやりたいわけではなかったので、公務員を辞めて私立の単位制の高校で保健体育の教員へ。今まで経験したことがないことを経験しようと思い、30種類100箇所での仕事を経験。いろんな事業や経験を通して感じたことは子供の見本となるような大人に影響を与えられるような仕事をしたいと思い起業を決意。

自分の人生で何をやりたかったのかを問い直し、人に影響を与える仕事が就きたいと思いにたどり着く。営業や接客ではなくて、より多くの人に感動と影響を与えることができる出版の業界を選ぶ。出版会社の編集長やすでに本を出されている社長に拾ってもらい、1年ほどビジネスのことを学び直し出版の世界に飛び込み、2019年1月23日に会社を立てる。挑戦と反省の繰り返しで少しずつ事業を安定させつつ現在に至る。  

低予算で多くの人に届けられる電子書籍


–合同会社ワンカラーの事業内容を教えてください。

一色氏:弊社は影響力を持ちたい経営者の方や起業家の方、ブランディングしたい方をターゲットにした電子書籍のプロデュースや事業相談や広告のリブランディング、リデザインを行っている会社です。これまでの経験を活かし、BtoCに限らず新しいネット媒体での個人や企業のブランド作りを提案しています。

–電子書籍のプロデュースをされているとのことですが、電子書籍にはどのような利点があるのでしょうか。

一色氏:電子書籍の最大の特徴は、電子媒体であるため日本中あるいは世界中のどこにいても商品を売り出すことができ、より多くの人に手軽に読んでもらえることです。その上、著者の想いを電子書籍に載せることでその人の人柄や考えががわかります。会社のURLや自分のやっているブログなども掲載できるので、集客・PRにもつながります。

また低いコストで販売できるところも大きな利点ですね。一般的に紙媒体で書籍を出版しようとすると安くても100万円、電子書籍でも50万円ほどかかるのですが、弊社ではおおむね30万円でプロデュースをしています。

–なぜ、そこまで安く提供できるのでしょうか。

一色氏:この破格を実現できるのは、それぞれのプロフェッショナルと業務提携をしているからです。そして、ただ価格が安いだけでなく、本気で一つ一つの依頼に取り組ませていただいることはお伝えしたいですね。

–事業を運営する中で、一色様が大切にされていることを教えてください。

一色氏:本を買ってもらって終わらせるのではなく、買って読んでもらった人の人生に影響を与えるような作品を作ることを意識しています。

現在、出版業界では、本を出して、著者をトークライブなどのイベントに呼び、そこから会社のコンサルやプロダクツを売って収益を得るという流れができているんですね。しかし小説でもビジネス書でも、本来その作品そのものを通じて読者を感動させてきたはず。だからこそ、私は作品そのものに力を入れること、作品自体の影響力を重視しています。

「人に影響を与えることがしたい」という想い


–起業のきっかけについて教えてください。

一色氏:実は、私は中学校のときにいじめられていたんですね。ただ私は負けず嫌いなので、やられたらやり返し、またやられたらまたやり返す。いじめがずっと続いていった時に、私の支えになったのが部活や部活の顧問の存在でした。そのような経験から「人生に影響を与えられるような場所を作りたい」「人生に影響を与えられるような人になりたい」という想いを持つようになったんです。

その後は、まずは自分も教員を経験しました。自分の得意だった体育で教員になったのですが、大学在学中に取得した救急救命士の資格の影響からか身体に障がいのある特別支援教育の道に進んでいきました。
5年間で3校の特別支援学級の開設に関わり、4年目にはソフトバンクと東大先端研究所の研究員として教育のバリアフリー化にも関わりました。

いろんなことを学びながら教育について考えていく中で、子供に影響を与える大人に影響を与えられるような人になりたいと思い、独立を決意。

教育以外の仕事を30種類以上経験して、たどり着いたのは本でした。本であれば著者という影響力を持つことができるようになり、かつ人の人生に影響を与えられるような仕事ができると思い、まずは自分で書籍を書くことを決断。

しかし、調べてみると紙の書籍だと安くても100万くらいすることが分かりました。これでは実現不可能だと思い、次に目をつけたのが電子書籍だったのですが、とはいえ書き方がわからない。そこで、ノウハウを学ぼうとひたすら人に会いに行くことを始めました。

その中で出会った出版関係の社長や編集長に拾っていただいたき、そこで出版のこと、一般ビジネスのことを勉強し、一年後に独立しました。

挑戦をためらっている人を応援したい


–今後の短期的な事業展開の目標を教えてください。

一色氏:現在は合同会社ワンカラーという形で事業を展開していますが、この3年ほどで株式会社化させたいと思っています。会社をスケールアップさせることが当面の目標ですね。

–その後の長期的な目標は何かありますか。

一色氏:長期的にはシルク・ドゥ・ソレイユと協力し、パフォーマーを育成するスクールを運営したいと思っています。その前段階として、2021年にはパフォーマーを集めて「大人数で一度にバク転する」ギネス記録にチャレンジする企画を進行しています。

–ありがとうございます。最後に、読者の方へメッセージをお願いします。

一色氏: 私はたくさん失敗してきたので、新しいことへの挑戦にためらいのない「雑草魂」を持っています。不安で踏みとどまっていることがあれば、電子書籍に限らず、新しいことへ挑戦するお手伝いをさせていただきたいと思いますので、お気軽にご連絡ください。

執筆=スケルトンワークス
校正=笠原

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