株式会社inglow

小里雄平

ネット広告配信から成約までを一気通貫でサポート

WebプロモーションとMA併用で集客、売上向上へ
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今回のインタビューは、インターネット広告とMA運用を中心として事業を展開する株式会社inglowの小里氏にお話を伺います。ネット時代に最適な広告戦略のノウハウや創業時から大切にされていることについて語っていただきました。

株式会社inglow 代表取締役CEO 小里 雄平氏のONLY STORY


【経歴】

1984年岐阜県生まれ。 Webデザイナーを経て2008年東証一部上場の広告会社にて営業職として入社。 入社2年目にして全社トップセールスに選ばれ、2013年新規支社の開設と同時に支社長に就任。官民問わず様々なキャンペーンプロモーションの戦略立案・実行を行い、事業領域の拡大・顧客ロイヤルティの向上に貢献。またマネジメント分野では100名の営業部門を統括し、業務改善を目的とした社内システムの導入や、研修実行、制度設計、新商品開発などを推進。2018年株式会社inglowを設立し代表取締役社長に就任。

ネット広告とMA併用で一気通貫の課題解決


–株式会社inglowのサービス内容からお伺いします。

小里氏:弊社は、toC向けビジネスを展開するさまざまな業種の企業に対し、集客や売上アップの手段を提供する「デジタルマーケティング支援」を展開しています。

具体的にはWebプロモーションを行うインターネット広告事業とマーケティング業務を自動化するマーケティングオートメーション(MA)運用事業の2つをメインの事業としています。

本来、広告会社というのは広告を露出するところまでが業務です。また、MAのツールベンダーもSaaS型ビジネスのためお客さまと伴走することはありません。しかし、お客さまの課題を解決するには集客から成約に至るまでのすべてが一気通貫でなければならないと弊社は考えています。

そのため、インターネット広告を起点に、Webサイトを通じてエンドユーザーを成約にまで導く一気通貫の仕組みを作るのが弊社の事業になります。

–御社サービスの強みはどういうところにありますか。

小里氏:デジタルメディア専業の弊社に対し、他の広告代理店はネット広告以外にもあらゆる媒体を使う優位性を持ちますが、それはすべての広告に対応できるブレーンを持っているためです。実際にネット広告を実施する際には広告配信は外部にアウトソースし、MAを運用する場合でも同様です。

それに対して弊社は、ネット広告配信もMA運用もすべて内製のため、コスト抑制と対応スピードの早さが強みになっていると思いますね。そもそもMAの伴走まで全て内製化している広告会社は国内にほぼ皆無なので、そこが弊社の大きな特徴であり、コアコンピタンスです。

–事業を経営する中で大切にしていることや喜びなどをお聞かせください。

小里氏:私は社内・社外を問わず、事業を通じて人を幸せにすることを願っています。弊社の事業がお客様の売上向上につながれば、企業にとっての幸せであるばかりでなく、必要とする情報が届いたという意味でユーザーにとっての幸せにもなると思います。

一番の喜びは、お客さまと話し合い、施策を提案して、目標を上回る成果を挙げたときですね。当初は目標値に及ばなくても、常にPDCAを回してフォローしていくうちに目標越えとなる場合は多く、実際に弊社が携わってから売上が3倍になり、それを2年間キープできているシステム会社様の事例もあります。

インターネット広告にしかできない課題解決


–起業に至る経緯をお尋ねします。

小里氏:私は約10年間東証一部の総合広告代理店に在籍し、新聞やテレビ、イベントなどのリアル広告を中心に、企業や行政の啓発、プロモーションに携わっていました。しかし、リアル広告では広告を打った後の効果は神のみぞ知るといった具合で、そのことが私にインターネット広告での起業を決断させたんです。

なぜなら「100%当たる広告」というものは存在せず、いかにPDCA回し、勝ちパターンを早く見つけるかという事が施策実行において重要であり、そこにおいてインターネット広告は、配信後の効果を見て最も早く対策を講じることができるメディアであると言えるからです。たとえば1000人に配信したうちの500人に効果があれば、その500人と属性が近い次の1000人に配信先を振り替えることで、課題解決と費用対効果改善に確実に寄与します。

また、2015年頃からMAの導入が国内でも増え始めたのですが、MAと広告の併用でお客さまの課題を一気通貫で解決する会社が世の中になかったことも、起業の後押しになりましたね。

–起業してから印象深い出来事はありましたか。

小里氏:創業時、前職でお世話になったお客さまへ挨拶に伺い、インターネット広告やMAでお手伝いさせてもらおうという目論見を持っていましたが、残念ながらそう上手く話は運びませんでした。

そんな中、昔の顔なじみでお邪魔をした某テーマパーク様から起業初のお仕事を頂き、更にはお金のないスタートアップに対して支払いサイトの便宜まで図っていただいたという印象的な出来事がありました。

決して大きな金額ではありませんが、一生足を向けては寝られない大事なクライアント様です。それ以来、人を大切にしなければ明日はないと思うようになりました。

自動化ツールはあくまで人の補完として


–今後の短期的な目標をお伺いします。

小里氏:創業から1年半が経ちましたが、2期が終わるまでに現在の7人から16人体制にしたいと思っています。また、創業直後はどうしても個人のパフォーマンスに頼らざるを得ませんでしたが、今後は組織の仕組みや体系化が課題です。

5年以内で言えば、売上20億円、営業利益3億円を目指しており、それが達成したタイミングで上場を目指しております。

–売上20億が目標だとすると、お客さま企業はどのくらいの規模になるんでしょうか。

小里氏:当社のサービスは決して安くはないランニングコストとなりますので、中規模以上の企業が多くお取引いただいております。現在は金融機関や保険共済、住宅メーカー様などの地場産業、あるいは全国展開されているナショナル企業様を中心に取引していただいており、toC向け企業様が多くなります。

–では、次に長期的な展望をお聞かせください。

小里氏:2035年には売上規模1兆円の会社になり、日本経済に貢献して日本経済を動かす存在でありたいと思っています。

MAやWeb広告に限らず自動化ツールが増えてきており、今後もさらにこの流れは加速するだろうと考えています。しかし、自動化ツールはあくまで人がより活躍するための補完であって、社会と人の価値の最大化に資するものでなくてはなりません。

今、そのビジョンに向け自社でのクラウドサービスを開発中です。人がやるべきことと機械やツールができることを切り分け、人が力を注ぐべきところにより力を注げる環境を作り上げたいと思っています。

–最後に、読者へのメッセージをお願いします。

小里氏:弊社は名古屋にありますが、オンラインを主たる主戦場とする当社はは地域を問いませんので、売上や集客にお困りの経営者さまはぜひご一報いただければと思います。

また、弊社は起業間もない小さな会社ですが、だからこそ成長の機会が多くあります。弊社の事業ビジョンに興味を持つ学生さんには、ぜひとも連絡をしてもらいたいと願っています。

執筆=増田
校正=米山

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会社名      :株式会社inglow
会社URL     :https://inglow.jp/
スマリス特設サイト:https://smalis.jp
採用情報     :https://www.wantedly.com/companies/inglow

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