合同会社スタジオ・ヒーローズ
日置 祥爲
POSTED | 2020.06.04 Thu |
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TAGS | 従業員数:11〜30人 業種:広告・マーケティング・制作 創立:7〜8年 決裁者の年齢:30代 商材:BtoB |
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デザインの力でお客様の頼れる「ヒーロー」に!
業界コスパNo.1を目指すデザイン制作会社Topics
今回のインタビューは、グラフィックデザインの制作や教育研修事業を手がける合同会社スタジオ・ヒーローズの日置氏にお話を伺いました。
分かりやすさにこだわったデザイン、一歩踏み込んだ提案内容で顧客から高い評価を得ている同社の事業内容や今後の展望について語っていただきます。
合同会社スタジオ・ヒーローズ 代表 日置 祥爲氏のONLYSTORY
【経歴】
日置 祥爲(ひおき しょうすけ)
1992年、愛知県名古屋市生まれ。2015年、一橋大学商学部卒業。
芸術肌の家庭に生まれ、幼少期から様々な「デザイン」に興味を持つ。大学では経営戦略・組織・イノベーションなどのテーマを学びながら、それらの知識とデザイン制作の経験を組み合わせ、企業経営分野に特化したグラフィックデザイン事業を開始。約4年間の間に地方活性・街づくり、ファッション・カルチャー、教育・人材育成の各分野に特化したサービスを拡大。
大学卒業後はひょんなことから大手人材サービス企業へ入社し、2年間のサラリーマン生活。地域プロモーション、インバウンド誘致、経営企画などの業務経験を重ねる。
その後、お客さまの「お困りごと」に寄り添ったサービスを展開したいという想いから、スタジオ・ヒーローズを設立。現在は主にグラフィックデザイン事業、教育研修事業を通して、企業のブランディングや人材育成を中心に支援している。
強みは「分かりやすさ」と「おせっかい 」
––まず、スタジオ・ヒーローズの事業内容について教えてください。
日置氏:当社の事業は大きく2つあります。
1つ目が制作サービスで、主に提案書やプレゼン資料などのビジネス資料のデザイン、インフォグラフィック動画・チラシ・パンフレット・ホームページなどのグラフィックデザインを手がけています。
昨今は、テレワークの急速な普及により、お客さまとビデオ通話をしながらビジネス資料を見せ、オンライン面談や営業活動を行う企業が増えています。そのような状況で「資料を作る時間がない」「クオリティの高いものを作りたいがノウハウがない」というお悩みを抱える企業からのご依頼も増加傾向にあります。
これまで累計200社以上の営業資料やプレゼン資料、決算説明会資料などのデザイン制作・監修を担当してきた実績をもとに、見やすく、伝わりやすいデザインを提供しています。
2つ目が教育研修事業です。新入社員の方から若手社員、中堅社員、管理職や経営層の方など、対象に応じて幅広い研修プログラムを実施していますが、特に「情報を整理して伝える力」や「デザイン思考」に特化した研修を行っています。デザイナーに限らず、情報整理力はあらゆるビジネスマンに必要不可欠なスキルとして世間的な認知も広がっているように感じます。
––他社のサービスと比べた時の強みを教えてください。
日置氏:強みは「分かりやすさ」と「おせっかい」ですね。
「分かりやすさ」についてお話しすると、私たちは誰にでもニュアンスや要点が直感的に伝わるデザインを重視しているんです。そのため、まず資料を作る際には、クライアントの企業文化や社内で使用されている言葉のニュアンスをしっかり理解してから、作業に取りかかります。
そのうえで、資料や動画を見るのはどのような人かを徹底的に考え、相手の視線を誘導するデザインや、一瞬見ただけで資料の要点が伝わるようなデザインを作っていきます。
当社はデザインの中でも、特に「図解の分かりやすさ」への定評をいただいています。例えば決算説明会のIR資料のような、数字が羅列されている資料はそのままだと分かりづらいので、真に伝えたい要点が瞬時にイメージできるような図解やイラストを作成し提供しています。
「おせっかい」については、細かな言葉づかいはもちろん、図解や説明にしても「この表現で、伝えたいことが本当に伝わりますか」と突っ込んだ提案をしています。
お客さまから「ここまで突っ込んでくれるのはヒーローズくらいだから助かるよ」とお褒めの言葉をいただけると嬉しくなります。
私たちは単にデザインを作る会社ではなく、デザインを通した課題解決を行う会社ですので、作ったその先のことを考えた提案を心がけています。
––事業全体を運営されるにあたって、大事にされていることはありますか。
日置氏:品質は高く、かつ価格は最適なものという意味合いで「業界でのコスパNO.1」を意識しています。
お客様の意向をできるだけスピーディにしっかりと反映していくことで、「コストパフォーマンスで選ぶんだったら、スタジオ・ヒーローズだよね」と言っていただける会社を目指しています。
デザインを身近に、クライアントの近くに
––日置さまがデザイン業界に興味を持った背景を教えてください。
日置氏:私の両親ともにデザイン関係の職業に就いていたことが大きいですね。
2人ともずっと家にいたので、何か描いたり作ったりする姿をいつも身近で見ていて、そのような働き方が当たり前だと思って育ったので、デザイン業界以外で働くイメージが持てなかったというのが正しいかも知れません。
––自分で起業をしようという思いは元々ずっと持っていたのでしょうか。
日置氏:起業をしようと強く思い始めたのは大学生の頃です。小さい頃の経験から自然とデザイン業界への興味が湧く一方で、デザインのスキルだけでは将来性が広がらないと分かっていたので、大学では経営組織論、金融分野や、イノベーションに関する勉強をしていました。
自分の培ってきたデザインの経験・知識と、新しく専門で学び始めた分野を組み合わせて、在学中に現在と似たようなグラフィックデザインをメインとした事業を立ち上げたのが始まりです。
––もう一度起業しようと思ったきっかけは何だったのでしょうか。
日置氏:2年務めた大手人材会社での経験ですね。と言うのも、大企業だとどうしてもクライアントとの距離が遠い現状があり、一人ひとりに寄り添っていくサービスを提供したり、お客さまと一緒に喜びを共有することは、どうしても難しいなと感じていました。
「お客さまの一番のパートナーとして、伴走していけるような存在になりたいな」という気持ちから、また新たに会社を立ち上げました。
加えて、AIやロボットの普及から、今後は相対的に「人間だからこそできる仕事」、つまりクリエイティブで、人間の感情や感性を動かせるような職種の需要がより高まることは疑いようがありません。
しかし多くの人にとって、デザインはどこか縁遠く、苦手意識を持ってしまいがちなものでもあります。だからこそ、デザインをもっと身近に感じ、自身の考えや想いをカタチにすること、そしてカタチにできる人材を育てていくことの重要性を強く感じてきました。
「困っている誰かを助けられるヒーローでありたい」「未来のヒーローを育てていきたい」そんな想いから立ち上げたのが、スタジオ・ヒーローズです。
クライアントにとってのヒーローを目指す
––今後の展望を教えてください。
日置氏:今後のビジョンは、お客さまにとって「かゆいところに手が届く」身近なヒーローであり続けることです。スタジオ・ヒーローズという会社名にも込めているように、困っている誰かに「こんな手段があるよ」と手を差し伸べてあげられるような、頼れるヒーローのような会社でありたいと思っています。
そして社会の中でそういった手助けの輪を広げるためにも、未来のヒーローをどんどん育てていきたいですね。
また、僕はワークデザインとかライフデザイン、キャリアデザインの分野も自分の生き方や経験を整理して分かりやすくまとめるところが、グラフィックデザインとすごく似ていると思っているんですね。なので、今後はそのような分野の課題も総合的に解決できるような、頼れるパートナーを目指していきたいと考えています。
––日置さまにとってデザインは必ずしも「グラフィック」だけの分野ではないということですね。
日置氏:そうです。デザインに関わる全ての課題や社会的な問題を解決できるような新しい事業を幅広く展開していきたいと考えています。特に、若者世代たちのキャリアデザイン、ライフデザインなどは、今もっとも注目しているところですね。
––ありがとうございます。最後に記事を見ている方々へのメッセージをお願いします。
日置氏:スタジオ・ヒーローズは、高品質&最適価格な「業界コスパNo.1」を目指しています。大手広告代理店のような業務範囲の幅はありませんが、お客さまのご意向をスピーディに反映できることが強みです。
提案書やプレゼン資料だけでなく、紙媒体、Web媒体、インフォグラフィック動画や、ロゴ、イラストに至るまで「作りたいものはあるけど、どうしたらいいか分からない」という方がいらっしゃれば、ぜひお気軽にお声がけください。望む未来へとお連れできるよう、120%サポートさせていただきます。
執筆=前田
校正=笠原