株式会社メディアプラス

新倉欣也

日本アニメ・ゲームが成長!カリスマ社長は任せて!

お客様が楽しむデザインを、私たちも楽しみながら!
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株式会社メディアプラス 執行役員社長 新倉 欣也氏のONLY STORY

先代社長のカリスマ性に魅せられて

私は現在、株式会社メディアプラスで執行役員兼社長をしています。新卒で入社し、現在は社長という立場で働いていますが、そもそも入社した理由のほとんどを占めるのが、先代の社長のカリスマ性に魅せられたことです。

当時デザイン系の専門学校に在籍していた私は、企業実習でこのメディアプラスと出会い、2週間ほど実習をさせてもらう機会があり、その後アルバイトをさせてもらう中で、色々な業務に携わらせて頂き、『任せてもらえる』会社だなあと感じたんです。


その時、先代の社長と初めてお会いしたのですが、本当にあらゆることに長けている、カリスマ性のある人でした。デザインに関しても尊敬する部分が非常に多く、アルバイトで席に座っていた時に、後ろから肩を両手で掴まれ、『うちに来るか?』と聞かれ、この人について行きたいと思って、二つ返事で、正式に入社することを決めたのです。

先代の社長とはたくさんの思い出があります。日々の業務での思い出は、もちろんたくさんありますが、毎日のように夕飯を奢ってもらったり、スーツや時計などをもらったり、先代のご自宅で奥様に手料理をご馳走になった事。妻との結婚式で先代社長に仲人をお願いした事もありました。まるで第2の父のように接していただきました。

二人で、徹夜で作業をした後に、おでんを食べながら語りあったのは、今でも忘れられませんね。


先代社長はいつも突然にいろんな事を、私に投げかけては、すぐに決断されていました。会社の移転を決断した時も早かったですが、メディアプラスという会社名に変更した時も、決めてから動いたので、社名変更の連絡もクライアントに届いていなくて、電話口で社員が新しい社名を言ったら、間違えましたと切られたくらいです。

他にもPOPの海外研修の視察があるから行ってこいと言われて、調べたら終わっていたのでそれを伝えたら、一人でもいいから勉強してこいと、ニューヨークとラスベガスのショップ見学に一週間行かせて頂いた事もありました。


まずは「決めて」それを「楽しむ」感じです。その先代社長のもとで、本当に「楽しんで」仕事をさせてもらい、出会ってから他界されるまで、たくさんの事を学びました。最後のお見舞いで交わした握手の強さはとても力強いもので、心の中で『任せてください』と強く思いました。


その後、後を継いだ2代目ご子息の現会長(当時社長)から、今の社長という役目を仰せつかり、今に至ります。最初にこの会社に入社した時から今に至るまで、一人でやってみたいと考えた事はありますが、転職をしようとした事はありません。

何故なら、こんなに自分に「任せて」いただいて、自分を活かしてもらえる会社がないからです。一人でやるよりも、もっと任せてもらえるからです。
それが、今ある立場にも言えると思います。

お客様が商品を手にするか否かは、私たちにかかっている。

株式会社メディアプラスの主な事業は、セールスプロモーションデザイン、主に店頭プロモーションのデザインがメインです。簡単に言うと、メーカー様が生産した商品を消費者に知ってもらい、店頭で商品購入につなげる販売促進活動に必要なツールなどのデザインの作成が主な業務になります。

常に世間を賑わせる仕掛けを絶やすことなく企画している飲料・食品メーカー様や家電メーカー様・化粧品メーカー様を初めとする多種多様な大手企業などの商品に関わります。


最近では、日本の文化でもある人気アニメやアキバ系アニメ、スマホゲームコンテンツを利用した案件がさらに増えて成長しており、若手社員たちは毎日楽しみながらデザインし、出来上がった作品を見ては、毎日モチベーションが上がっております。

皆さんも一度は見たことがあるであろう、景品(ベタ付け景品)が付いている商品、景品が当たるキャンペーン(クローズドキャンペーン)を実施している商品や、新発売された商品を販売促進させるツールのデザインを制作し、商品を手に取る最後のアプローチをしているのが、私たちの仕事です。

ですから、お客様にとって分かりやすく、見栄えがよく、かつ楽しんで頂けるようなデザインにこだわっています。それぞれの商品の魅力を、クライアント様の希望に添いながら引き出していく。これこそが私たちが大事にしている点です。

基本的には、セールスプロモーション広告の中でも、店頭プロモーションのデザインがメインなのですが、このセールスプロモーション広告は、とても幅広い広告の分野で、マスコミ4媒体(テレビ・ラジオ・新聞・雑誌)以外の媒体を活用する広告の事です。

家庭や職場に働きかけるDM広告や屋外・交通広告などから、消費者が商品を手に入れるスーパーや・コンビニ・百貨店・小売店などに掲出されるPOP広告など、それらを利用して表現していく為、ほぼ消費者の方が毎日の暮らしの中で目にする広告です。


なので、そのデザインの幅はとてつもなく広く、毎日の暮らしの中で触れたもの全てにアンテナを張っておかなければなりません。ですから、ほとんどの紙媒体を利用したデザインに関する案件でしたら幅広く扱っています。なんでもデザイン屋さんのような立ち位置ですね。

そのためクライアント様に何かお困りごとがあれば、それに対してご提案をして一緒に解決の糸口を探すお手伝いもさせていただいています。ご覧いただいている方で、お困りの方がいらっしゃいましたら、ご相談ください。


そんなメディアプラスの一番の強みはレスポンスの速さと正確です。というのも、普通の制作会社でしたら、デザイナーとクライアントさんの間に営業担当がいるという図式ですよね。しかしこれでは工数がかかってしまいますし、伝言ゲームのように情報が途中で歪んでしまう可能性があります。

それに対してメディアプラスは、営業という役職を作らず、デザイナーが自らクライアント様と連絡を取るので、レスポンスに時間がかかりませんし、不正確な情報による誤解もないんです。またデザイナーと直接やりとりができるので、その場で案件の依頼を可能かどうかが判断できる事も特徴です。

このようにデザイナーが自分自身で自由に裁量を持ちながら仕事ができるため、社員一人ひとりの成長は他社以上だと思っています。自分が力をつけて、より大きな案件を担う。私がそうだったように、これからも社員が会社から『任せてもらえる』。会社がクライアント様から『任せてもらえる』ような企業でありたいと思っております。

お客様に楽しんで頂ける世界観を作ることで貢献していく

これからの目標としては、まずは社員を増やしていきたいと思っています。
そうは言っても何百人も採用していこうという訳ではありません。私が直接関わり、様子を見ることができるくらいの人数がいいですね。


あまりにも急激に会社が成長してしまうと、この会社の魅力の一つでもある「楽しんで仕事」をするという社風というのも消えてしまいます。決して「楽しんで」と言っても「楽」をするという事ではありません。辛い事があっても、厳しい状況に落ちても「楽しく」できればと思っています。


仕事は一生続けなければなりませんし、お金を稼がなければ食べていけません。ただお金の為に、人や会社を愚弄しながら儲けるような会社にはしたくありません。人間性を大事にした会社作りを目指していきたいと思います。
私は、この先代の社長から教えて頂いた事を今後も存続させていきたいのです。

事業の内容的に、クライアント様のスケジュールが厳しい業務も多いので、期限や締め切りに苦しむ時期もあります。そこは頑張って乗り切ってもらいますが、社員には、なるべく効率よく一人一人の時間を確保してもらい、充実した仕事と生活を送っていただきたいと思っています。そして、コツコツと売り上げを増やしていきつつ、社員に長くいてもらえる会社にしていこうというのが、メディアプラスの目指す未来です。

メディアプラスは、メーカー様のデザインなどを手がけるセールスプロモーションの会社です。ですから、直接的に目に見える形で社会に貢献というのは少し難しいかもしれません。しかし、デザインによって商品の良さを引き出し、お客様に喜んでいただけるような世界観を作り出す。

それはメディアプラスにしかできないことだと思っていますし、これによってメーカー様・お店の利益に繋がり、ひいては社会全体に貢献していくことができると確信しています。


メディアプラスも来年で創立40周年を迎えます。これだけ続いている信頼と実績のあるデザイン事務所も他にはないと思います。最近はWebメディアを利用した広告の展開を重点的に進める会社様が多いと思われますが、まだまだ現場(売場)での購買の動機付けが必要ですし、これから先も変わらないと思います。


人間の購入心理と向き合いながらデザインしていく、このセールスプロモーションデザインという仕事を天職だと思いますし、毎日たくさんの商品と向き合える事は喜びでもあります。このセールスプロモーションデザインという分野で、若手社員たちが活き活きと活躍できる場をこれからも作っていきたいと思います。

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