株式会社SEAP
那須川 誠
POSTED | 2018.04.19 Thu |
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TAGS | 従業員数:5人以下 業種:研修・コンサル 創立:7〜8年 決裁者の年齢:30代 商材:BtoC |
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アスリートの第二の人生を充実させるプラットホームに
起業、フルコミ、資産運用。輝ける環境はたくさんあるTopics
株式会社SEAP 社長 那須川 誠氏のONLY STORY
スポーツは人と人を繋ぐ力になると気づいた大学生時代
幼少時は父の仕事の関係上、海外と触れる機会が多くありました。
小学校では中国の北京、日本に帰国後はインターナショナルスクールと、色々な人と関わる中で子供ながらに多種多様な価値観に触れます。
大学はアメリカへ留学。
そこで、人間関係を深めることに役立ったのが「サッカー」というスポーツです。
言葉が互いに通じなかったとしても、共にプレイをする中でコミュニケーションが成立することから、改めてスポーツの素晴らしさを実感しました。
その体験からもっとスポーツに対しての理解を深めたいと思い、大学では経営学とスポーツビジネスを専攻します。
入り口としては、人と人を繋ぐスポーツのことをもっと知りたい、という純粋な気持ちでしたが、学んでいく中でアメフトやメジャーリーグで巨額なマネーが動く、そのダイナミックなビジネスのあり方に感銘を受けます。
この時「いつか人と人を繋ぐ架け橋としてスポーツを使ったビジネスをしたい。そしてするからには成功したい」とワクワクし、その頃を境に起業することを考えるようになります。
そして、その後日本に帰国し、ディズニーのライセンスを扱う会社でスポーツマーケティングに精通している方の下で働いたり、プロサッカーチームでスポンサー営業や、地域密着のスポーツイベントを数多く開催するなどスポーツに関わることを色々していました。
自身が開催したイベントに参加した人が喜んでくれることが嬉しかったです。
ただそのようなプラスのことだけではなくて、選手と距離感の近いところで働いているうちにサッカーに限らずアスリートのセカンドキャリアが整備されていないという現状に気づきます。
そうしてそれらを目の当たりにし、この状況を何とかしたいという想いを抱くようになり、起業したいという気持ちが明確なものになりました。
ただ自身の視野を広げるためにもっと経験を積みたいと思い、一般企業として色々なスポーツチームを支援しているスポーツクラブに転職。
そこでスポーツをメインに様々な事業を運営する立場に就きます。インストラクター、イベント企画、キッズのスイミングスクールコーチ、フットサル運営など経験しました。
その後、一旦スポーツ業界から離れて、店舗コンサルをしている覆面調査会社に転職。 子会社の和菓子屋に出向して、卸営業担当としてメーカーにも従事しました。
ただ、そのような企業で働いている中で感じたのはやはり自身で一から事業を立ち上げて、やりたいことをやりたいという気持ちでした。
そして意を決し、2017年5月に株式会社SEAPを設立し、代表取締役に就任。
自身のこれまでの想いを実現すべくアスリートのセカンドキャリアを中心に邁進しています。
引退しても稼ぐことが出来るアスリートになるためのお手伝い
私たちはアスリートが現役を引退した後でも、自分らしく輝いて生きていけることが出来るようなセカンドキャリア形成のお手伝いをしています。
アスリートは引退後に自己肯定感が下がる人が多いという現実がある中で、私はその後の未来にもっと希望を持ってもらいたいんです。
そのために具体的に「起業」と「成果報酬型の営業」の2つをメインに提案しています。
またこの2つを踏まえた上で、アスリートの方達のお金に対するリテラシーをあげたいという思いから資産運用のサポートもさせていただいています。
起業支援としては情報提供を含めて起業への道筋を全般的にサポート、営業支援としては、営業マン育成アカデミーで培った知識を活かして、営業力をつけたいという目標を持つアスリートに営業の仕方を教えています。
当社はセカンドキャリアに関する情報を提供出来るプラットホームとして、最適なものをご紹介できるように努力しています。
勿論どの道を選択したとしても、プラットフォームとしてアスリートに情報を提供し、支えていきたいという想いは変わりません。
まずは、アスリートにこうした受け皿となる会社が世の中にあることを知ってもらいたいですね。
子供達の未来を、スポーツの力で素敵なものに彩りたい
当社には、「こどもたちにスポーツを通して明るい未来を創出する」という目標があります。
そのためにもアスリートには子供時代から、未来を踏まえた資産運営のリテラシーや起業マインドを高めて欲しいんです。
それにはまず親御さんたちを啓蒙していく必要があります。
具体的に現在は親御さんに直接アプローチするべく、お子さん達に楽しんでもらえるイベントを開催しています。
例えば親子向けのファミリーフェティバルではファイナンシャルプランナーの方や、ママ起業家にも参加してもらい、同時に並行して教育セミナーを開催しています。
親御さんにも教育、お金のリテラシーを高めていただくイベントになっているのです。
今後もサッカー教室や野球教室など、こうしたイベントを組み合わせることで知識を広めるお手伝いをしていけたらいいなと思います。
また「一般社団法人こども未来創造」という社団法人を立ち上げて、そうした活動の支援も行っています。
同法人ではシングルマザーの支援にも注力しています。
子供の貧困は親の貧困が原因だとも言われている現状を皆さんはご存知でしょうか?
その中の多くを占めるシングルマザーの就業支援も行っています。 第一歩として、働き方や働きやすい環境を作るためにも、保育園事業の立ち上げを計画しています。
3年以内の目標としてはアスリート100人とシングルマザー100人、彼らに理想のライフスタイルを手に入れることや、未来を輝かせることが出来るようになることが目標です。
さらに長期的なビジョンでいうと10年後にはスポーツ施設やカフェ、フットサル場、サッカーチームなどを1つの総合施設として経営していきたいですね。
未来を担う子供たちにスポーツを通して明るい未来を提供するところが、当社の一貫としたテーマ。
そのためにも子供たちがスポーツを楽しむことができる環境の創出を実現していきたいです。