ボーダーフリー株式会社
秀村 祐二
POSTED | 2018.09.30 Sun |
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TAGS | 従業員数:5人以下 業種:研修・コンサル 創立:7〜8年 決裁者の年齢:40代 商材:BtoB |
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フルオーダーメイドのレッスンでやりたいことを実現
3ヶ月で夢を叶える英語学習サービスを提供Topics
今回は、マンツーマンの英会話コーチングサービス『EBN(English Brush-up Navigator)』を提供するボーダーフリー株式会社の代表取締役・秀村氏にお話を伺いました。まずは、英会話コーチングについて、詳しくお聞きしましょう。
ボーダーフリー株式会社 社長 秀村 祐二氏のONLY STORY
英語というツールを使って本当にやりたいことを目標に据える
―今ボーダーフリー株式会社で取り組んでいる事業はどのようなものでしょうか?
秀村:当社では、オンラインでのマンツーマン英会話コーチングを行っています。
―利用者は、どのような方が多いのでしょうか。
秀村:現時点では社会人の方が多いですね。学生の方もいます。BtoB、BtoCいずれにも対応しています。
―ボーダーフリー株式会社の強みはどのようなものですか?
秀村:従来の英会話教室とはまったく異なる、前代未聞のサービスを提供しているというところですね。利用者の方が達成したい目標に向けて、それぞれフルオーダーメイドでカリキュラムを作ります。
従来の英語力診断は、文法力や単語力に準拠したものが多く、英会話の総合コミュニケーション力や、ビジネスにおける英語という観点の切り口が欠けてしまっている印象がありました。
例えば、スピーチでユーモアを交えた話ができるのかなどのコミュニケーション的な要素も重視します。また、継続的に勉強ができる環境なのかなど、ボトルネックになっている部分を洗い出して、総合的に解決できるようなカリキュラムを組みます。
―カリキュラムの他には、どのような特徴がありますか?
秀村:テキストも一から作っていますね。利用者の方が本当に必要としている会話文や文法を取り入れられるように、利用者の方にまず日本語を作ってもらってから、バイリンガルのテキスト制作担当の者と講師が一緒にその人だけのテキストを作ります。
さらに、そこに音声もつけてお渡ししています。
―音声以外の特別な付属品などはありますか?
秀村:その人のレベルに合わせた学習法の提示ですかね。本屋に行けば勉強法を書いた本はたくさんありますが、正しいタイミングで正しい方法を使うことが重要です。それを教えることができるというのは、とても大きなメリットだと思います。
あとは実際に英語を話すシチュエーションを作るという課題も出しています。
―話すシチュエーションというと、海外に行ったときなどですか?
秀村:まず受講を始める前にカウンセリングを行って、その人が英語を使って何がしたいかを伺うんです。海外旅行をしたときに役立つからと言う人もいますし、日本にきた外国の方とコミュニケーションを取ってみたい、まったく知らない国からきた人と関わって新しい発見をしたいなど、人によって目標はさまざまです。
最初は漠然と「英語を勉強してみたい」という人もいるのですが、一人一人にしっかりと向き合ってその人の奥に眠る目標を見つけ出し、そのシチュエーションに向けて勉強を続けていきます。
―目標達成までには、どれくらいの時間がかかりますか?
秀村:1ヶ月半で目標を達成する方が非常に多いですね。ボーダーフリー株式会社のサービスは、3ヶ月から半年の間で12回のコーチングを行うのですが、その半分の期間で終わらせる方が多いです。
―その短期間で目標を達成できる秘訣は何ですか?
秀村:やはり本当にやりたいことに取り組んでいるからだと思います。特にポイントなのは、潜在的に「やりたいと思っていること」と、顕在化した「やらなければならないこと」と一致させるという点です。それができれば、人間は大きな力を発揮できるので、目標の設定は力を入れて行っています。
―これまでBtoC向けのサービスのお話を伺いましたが、BtoBはどのように展開していらっしゃいますか?
秀村:BtoBは目標や夢よりも、本当にどうにかしなければならないという緊迫感を持った人が多いんですね。例えば、今までまったく英語に触れてこなかったけれど、3ヶ月後にアメリカに駐在になってしまったという人もいます。
BtoBでは、よりビジネスに特化した英語を教えると同時に、私自身が駐在員だった経験を活かして、現地での働き方や文化の違いなども押さえたカリキュラムを組んでいます。
英語ができたら、本当に世界への扉が開く。
―このサービスをはじめようと思ったきっかけは何だったんですか?
秀村:私はずっと独学で英語を学んでいたんですけど、教えてほしいと言われることが非常に多かったんです。
―独学ってすごいですね。その情熱はどこから湧いてきたものなのでしょう。
秀村:語学によって私自身の世界が大きく変わったという点が、勉強を続ける原動力になりました。英語を勉強して、20歳のときにバックパッカーとして40ヵ国くらいを巡ったんです。
その当時、私は教育社会学を学んでいたので、いろいろな国の学校を視察しました。その学校の先生や生徒と話す際、やはり必要なのは英語で、言葉が通じるからこそのコミュニケーションであるという実感を得ました。
―その経験が、日本の人たちに英語というツールで夢を叶えてほしいという想いに繋がったんですね。
秀村:そうです。英語を使うことによって開ける世界があるということを知ってほしいと思いました。そして、その人自身の背景や思いを知った上で、夢を叶えるお手伝いをしたいと考えて、このサービスを開始しました。
多様性のある生き方を支援する企業でありたい
―今後、ボーダーフリー株式会社をどのような会社にしていきたいですか?
秀村:ボーダーフリー株式会社が取り組んでいるサービスは、絶対に英語ができるようになるひとつのメソッドなんです。だからこの方法をより多くの人が利用できる方法をこれから考えていきたいと思います。
もうひとつは、講師がノマドワーカーとして安定した生活を送れるようなビジネスモデルを作っていきたいと考えています。
―より多様性のある生き方を提案したいと。
秀村:ネットが繋がっている限り、当社の講師として働くことができます。好きなことを仕事にして、時間や場所に縛られない生き方を選択したい人を応援できるような企業になることが、ボーダーフリー株式会社のひとつのミッションであると思っています。
―最後に、読者の方に向けて伝えたいことはありますか。
秀村:当社のテーマは『「好き」を、とがらせろ。』なんです。好きなことを情熱を持ってやることが、社会への貢献にも繋がります。好きなことに一生懸命取り組めば、必ず道は開けます。今、就職活動や転職活動をしている人には、好きなことを恐れずにやり続けてほしいと思います。
今、海外に興味があって、自分のやりたいことを持っている人は是非連絡をください!