株式会社コンサラート

覚張和寿

コンサルだけではなく実務部分まで伴走するサポート

民間コンサルと中小企業診断士の良いとこどり
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今回のインタビューは、IT、製造、小売業など各業種に精通した専門家や経営、機能(営業、製造、組織等)別の専門家など、それぞれ異なる専門分野を持った20人以上の経営コンサルタントを擁する、株式会社コンサラートの覚張氏にお話を伺います。事業に対する想いや起業後のチャレンジ、今後の目標などについて語っていただきました。

株式会社コンサラート 代表取締役 覚張 和寿氏のONLY STORY


【経歴】

1963年生まれ。神奈川県横浜市出身。大学卒業後、大手医薬品メーカーにて、ドラッグストア向けの営業を20年担当。 ドラッグストアをリードする大手企業を担当し「カテゴリーマネジメント」などに参画、「ソリューション営業」が主な業務。 また、企業対企業取り組みのなかで、「マーケティング戦略」、「販売戦略」等などを学ぶ。2008年に中小企業診断士資格を取得後、2010年に㈱コンサラート代表取締役に就任。現在、経営コンサルタントとして地域金融機関や中小企業支援機関等との連携による地域活性などに貢献している。            

中小企業に伴走するコンサルティング

–まずは株式会社コンサラートが手がけている事業について、お聞かせください。
覚張氏:弊社はコンサルティング事業、コミュニケーションプロデュース事業、セミナー・研修事業の3本柱を事業としており、その中でも特に力を入れているのがコンサルティング事業になります。コンサルティングと言っても中小企業診断士として提案を丸投げするのではなく、実行部分までクライアントと伴走しサポートするのが弊社のサービスにです。
–伴走しながらとお話いただきましたが、具体的にはどのようにサポートしていただけるのでしょうか。
覚張氏:言葉で表すとシンプルなのですが、クライアントの課題をヒアリングし、その課題を解決のためのアプローチを共に行います。

課題に関して言えば、「売上を上げたい」というニーズは必ずあるのですが、一言で売上といっても、営業をするのか、Web制作をするのかなど様々なアプローチ方法がありますので、クライアントにとって最適な内容を考えご提案させていただきます。
また「こういうことで悩んでいる」とご依頼いただいても、よくよく話を聞いてみると、根本的な問題が別のところに見つかるというケースも少なくはありません。だからこそ、まずきちんと“課題”を捉え、それを踏まえた上で、クライアントと話し合ってお互い納得できるような方法を実行していくことが重要だと考えています。

結果としてそれらが私たちのサービスの特徴である、「短期間での効果的なアプローチ」に繋がっていると考えていますね。
–一方でITツール導入による業務効率化サポートをしているとも伺ったのですが、詳しくお話いただけますか。
覚張氏:はい。現在、中小企業の「人材に関する問題解決」と「利益UPのためのIT導入支援」を目的とした「”人”と”IT”による相乗効果で企業の業績を向上させる支援」に取り組んでいます。

売上を増やすためには、優秀な人材に直接、売上に関わる業務に当たってもらうのが一番なのですが、人材不足のためそれが難しいと感じられる企業が多くいらっしゃるんですね。

だからこそ、ITツールが必要なのです。ITを導入することで「やるべき仕事」に注力し、売上が向上する体制を作ることができる。そのためのサポートを行なっています。

–ありがとうございます。コンサルティング会社は多くあると思うのですが、その業界のなかでは、どのような差別化をはかっていますか。
覚張氏:コンサルティング会社と中小企業診断協会の両方の特徴を兼ね備えている点ですね。というのも民間のコンサルティング会社と中小企業診断士が集まる中小企業診断協会にはそれぞれ異なる強みがあるんです。

組織としてスピーディかつシステマティックに動ける点が民間コンサルの良さ。国家資格を持った士業として、行政や金融機関からの信頼があり、通常の民間企業では入れないところにも入り込んでいける点が中小企業診断士の良さ。そしてその両方の良いとこ取りができるというのが私たちの強みです。

業界の常識に囚われないチャレンジ

–印象に残っている案件について教えてください。
覚張氏:実は経営コンサルの主な支援対象というのは、二次産業(製造業、建設業など)や、三次産業(サービス業、小売業など)で、一次産業(農林、水産など)関係者がクライアントになることは少ないのです。ですが弊社は2013年に一次産業者が自ら加工・販売を行う、六次産業化の支援を農林水産省の事業委託として開始したんです。
当時、社外からは「あの会社は何をしているのだろう」という目で見られましたし、社内からも「本当にできるの?」という雰囲気も少なからずありましたが、新しいことを始めるワクワク感や、チャレンジ精神が勝って、飛び込んでいったんです。

それに食べ物は人にとって最も身近なものの一つですし、そんな業界に携わりながら何かできるとなったら、これは面白いと思ったんです。
そして実際に入ってみると、一次産業者の多くは事業計画を作ることに慣れておらず、私たち中小企業診断士や、経営コンサルが力になれる部分が多くありました。それから7年経ちましたが、その事業は今も継続しています。

今振り返ってみると、やってみればやれるものだ、と株式会社コンサラートの力を実感できた経験になりました。今後も自分の中のワクワクを大事にしながら新しいことに挑戦し続けていきたいですね。

価値ある人材や良い発想を増やしていきたい

–今後の展望について教えてください。
覚張氏:数値的な目標、例えば1億を2億に上げていくだとか、そういったことはあまり考えていません。コンサラートというプラットフォームの中で、価値ある人材や、良い発想がもっと増えていけば良いなというのが、今後の目標ですね。

また、現在は東京と神奈川で事業を展開していますが、これを各エリアに横展開していきたいと考えています。メンバーの中には、沖縄出身の人もいれば北海道出身の人もいて、将来的には地元を活性化させたいという熱い想いを持っているメンバーが何人もいるんですね。

彼らがやがて地元に戻った時、これまで蓄積してきたスキルやノウハウを駆使して地域に貢献していけば、会社の社会的意義にも繋がると思います。

–最後に読者へのメッセージをお願いします。
覚張氏:株式会社コンサラートではクライアントと伴走する中で信頼関係や安心感を築きながら、具体的な課題まで落とし込み、課題解決のサポートをさせていただきます。

コミュニケーションを取りながら現状を変えたいと考える経営者様とは良い関わりが持てると思います。ぜひお声掛けください。
執筆=スケルトンワークス
校正=笠原

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