株式会社アタックス
西浦 道明
POSTED | 2015.10.01 Thu |
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TAGS | 従業員数:31〜50人 業種:研修・コンサル 創立:15年以上 決裁者の年齢:その他 商材:BtoB |
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中小企業のために生きることが、わたしの使命
悩める社長が相談できる最良のパートナーTopics
株式会社アタックス 社長 西浦 道明氏のONLY STORY
企業が抱える問題を解決する専門家を提供
経営の仕組みづくりから経営人財の育成、営業力の強化、社内管理体制の整備から、銀行との関係強化、企業再生から上場支援、M&Aサポート、そして海外進出まで、中小企業に関わる幅広い支援を行っている株式会社アタックス。
「社長の最良の相談相手」をモットーとする同社の事業内容について、西浦道明社長にお伺いした。
「私たちのお客様は主に中小企業や中堅企業です。一方で、日本の若者が就職する際、大手企業などの有名な企業に入りたがる傾向があるため、多くの中小企業や中堅企業は構造的に人材不足の問題を抱えています。その大企業と中小企業の人材のギャップを埋めるのが私たちの仕事なんです」
具体的にはどのような支援を行なっているのだろうか。
「企業に人財が不足すると、バランスよく成長することができず、様々な面で歪みが出てきて問題化します。私たちはそんな悩みを抱える企業が必要とする専門家を、あたかも、医者が投薬するようにして提供しています。そして経営に関する広範な悩みを社長からじっくりと聴き、ワンストップで解決して、喜んでいただくのが弊社の強みなんです」
経営の三大要素であるヒト・モノ・カネの問題に対し、人材が不足しやすい中小企業では人やお金の問題に対応できない企業が多いという。
そういった中小企業の幅広い悩みに対応できる人財を抱えていることが、当社の大きな強みなのだ。
先輩の一言で気づいた自分の使命
中小企業の抱える問題の解決策を提案する同社を起業するきっかけは何だったんだろうか。
「学生時代に公認会計士の試験に失敗したのですが、どこにも就職せずに卒業しました。4月に、自分で塾を開いたんですが、運良くその年に公認会計士の試験に合格しました。そこで、翌年、塾を弟に譲り、監査法人に勤め、その後、大学の先輩の会社で修業をしたのち、妻の父親の会社の経理担当役員も務めました。そうした経験から、中小企業の事をよく理解できるようになっていたんです」
どのような想いで会社を設立したのだろうか。
「監査法人の仕事が自分に合わず、自分で自分の理想の仕事を始めるしかないという思いで、親しかった公認会計士の丸山氏と、コンサルティング会社を共同創業しました」
5年ほどもがき苦しみながら自分の理想を追求していく内に、さる先輩から「よう、中小企業の専門家」とかけられた言葉が心に刺さり、「中小企業のために生きる」という自分の使命に目覚めました。
ずっと中小企業で働いてきた自分だからこそ、中小企業の社長の気持ちが痛いほど分かる。そのことに気付き「中小企業のために生きる」という想いを抱くきっかけになりました。
全身全霊で取り組めば、進むべき道は自ずと見えてくる
株式会社アタックスの今後の展開についてお聞きした。
「アタックスグループは資本と経営が一体になっているんですが、次の優秀な世代に株式を渡し、自分の家族に相続はしないという形を取っています」
株式はすべて、グループを担う力のある複数の人物に受け渡し、次の時代へと会社をつなぎたいという西浦社長。
最後に若者へ向けてメッセージをいただいた。
「若者は、いつの時代も情報不足だと思います。だから先輩の話をよく聞き、そして信念を持って主体的に行動してもらいたいと思います。良い人生の選択をするには、価値ある人生経験をより多く積んでいる先輩のアドバイスは、かなり役立つのです」
また、「今やっていることに、全身全霊を込めて取り組むことが大切だ」という西浦社長。
「最初から自分に合った道なんてものは無いと思います。ご縁があって、今、自分が携わっている仕事に全力で取り組むことで、自分に合った道というものが見えてくるのだと思います」
起業から、全身全霊で中小企業の支援を行ってきた西浦社長。その中で「中小企業のために生きる」という自分の道を見つけた、西浦社長からのメッセージである。