株式会社OCHORIスタジオ
山下理世
POSTED | 2018.01.05 Fri |
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TAGS | 従業員数:5人以下 業種:IT・情報通信業 創立:7〜8年 決裁者の年齢:40代 商材:BtoB |
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種子島への地元愛が生んだデザイン会社の道!
ユーモアと熱誠!真摯にデザインと向き合う職人集団。Topics
株式会社OCHORIスタジオ 社長 山下 理世氏のONLY STORY
地元である種子島をブラッシュアップしたいという気持ちが、起業への機動力。
恵比寿でデザイン事務所を構えております、山下(おちょり)と申します。
僭越ながら、わたくしが起業に至ったまでの経緯を語らせていただきます。
幼少期からとにかくアニメやゲーム、絵を描くこと、物を作ることが大好きな子供でした。
少しでも絵が描ける仕事に近づきたいという一心で、イラストレーターを募集していた東京の広告出版系の会社に就職。
ロゴ、ポスター・表紙作成などの紙媒体のデザイナーとしての経験を積みます。
その後、念願のアニメ製作会社に就職し、たまたま出向という形でゲーム会社に務めたのですが、
このとき配属されたのが、Web制作の現場でした。BinDをふわっとしか触ったことのない、Webの知識など微塵も持ち合わせていない私に、Dreamweaverを渡され「3日あればできるから~」と。
周りの諸先輩にご指導ご迷惑をかけながら、Webを学ばせて頂きました。一からしっかり学ぶきっかけをもらえたと、今では大変感謝しております。
その後、Webディレクター、Webを通じてのコンサルティング、企業マーケティング、Adobeの講師などをフリーランスとして平行しながら経て、長年活動してきたある日、地元である種子島のあるホームページが目に入りました。
「観光人口、商業効果少ないの地元を、Webという媒体を通じてプロデュースできないだろうか?」
そこで私は、ホームページのリニューアルをとある団体様にご提案させていただきました。
結果として、リニューアルをさせていただくことは叶わなかったのですが、この経験こそが、私が起業を志す大きなきっかけとなりました。
個人事業主に依頼をすることは、信頼がなければ難しい。
フリーランスの限界を感じたのです。
ならば、個人事業主ではなく、会社を立ち上げることで信頼を勝ち取ることができるのではないか。
私自身の思いを実現するために、起業が必要不可欠だと考えました。
フリーランスではできなかったこと。
法人であればできること。
迅速果断…わたくしはNSXばりの速さで起業することを決意します。
地元愛が大きなモチベーションになり、今の株式会社OCHORIスタジオがあると思っています。
ユーモア+品質。楽しめ。そして職人であれ!
弊社では、グラフィックデザイン制作を軸に、アニメ・ゲーム、動画製作、ウェブ制作、インフォグラフィック、撮影業務等、幅広く活動しています。
お取引様は上場企業様が多く、現在では様々な現場で手仕事を高く評価していただけるまでになりました。
数多くのデザインを扱う会社様が競合する中で、我々のストロングポイントはなんぞや、と。
もちろん、私たちはプロ集団ですのでクライアント様にご提供するものは最高のものでなくてはいけません。
「山下さんのところならワクワクする面白いものを作ってくれそうな気がする」
これは弊社の制作物をご覧いただき、ご依頼いただいたクライアント様から実際に頂戴した、
嬉しい怒涛の涙を流すほどに嬉しいお言葉なのですが、正に弊社のコンセプトと理念を表現しているのです。
私たち自身が楽しんで仕事ができること。
日々是を実感する毎日です。
なんだか当たり前のことを言っておりますが、これはめちゃめちゃ重要ですよ!
それは私たちが作り上げる仕事の質、お客様にご提供するものにも大きく影響します。
そして「とりあえず今風のもの作りました」だけでは絶対終わらせたくないですね。
お客様の事業によって弊社がお力添えさせていただく着地点とするところはどこか。
集客なのか、売り上げなのか、イメージアップなのか。
マーケティング戦略を定めます。
商業クリエイターでいることは確か、ですがメンバーには根本で完成したツボを割っちゃうようなヒゲの生えた芸術家のおっさん(鎌田徳蔵 (仮)・52歳)も心の隅にをちょこっと住まわせていてほしい。
個々のモチベーションがFULLゲージでないと良いものが生まれる訳ないじゃないですか。
そして個々のアイデアがしゅるしゅる…と光となりて集結し、結果としてキラリ、とひり出された成果物がお客様の満足度につながること。
何よりの喜びです。
自分たちも楽しみ、お客様と共に作り上げたものに対して、一緒に喜びを分かち合いたいという気持ちを大切にしているのが我々だと思っています。
私たちの職業はいわゆる「クリエイター」と呼ばれることが多いのですが、実は少し照れてしまいます。
ただの言葉のニュアンスではあるかもしれませんが、泥臭くとも「職人」として、真剣に仕事と向き合い続けたいと思っています。
正中線はぶれることなかれ。幅広い事業展開、そして伝説へ・・・
イラストや物を作ることが好きということがきっかけとなり立ち上がった弊社ではありますが、
会社の代表としての立場になった今、フリーランス時代では考えて来なかったこと、思考の幅がとても広がりました。
これからの業界、デザインだけで何年持つのかと。
現在はドローン撮影やVR事業など枝を分けていっております。
根本は変わらずとも好奇心は増えていくもので、今はそれがとても楽しいのです。これからどんなおもちゃ見つけてやろうかと。
誠有難いこととして、メンバーが「ここで仕事できてよかった」と言ってくれているので、これからも彼らが求めている仕事や、一番遊べる仕事を提供できるような環境を保っていきます。
そして私自身、どんな立場であろうと、基本的に手と指を使い、何かを捏ね上げている人でありたいです。
手で描くことも好きですし、デジタルも使いますし。
どっちがいいとかいいじゃないですか。いいとこ取りでいいじゃない〜!
そんなライフワークを一生続けるためにも、これからもひたむきにズンドコ進み続けます。
密かな目標として、我が地元である種子島に貢献したいと思っています。
「鉄砲か宇宙か芋かおちょりか」と言うくらいになりたいですね。
とりあえず種子島は良いところ、ということです。おじゃりもうせ!