Beyond X株式会社

梅谷 雄紀

創業4年でIPO達成。これまでの経験を元に提供する知見が強み

経営に参画し共に事業を育てるスタートアップスタジオ
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今回のインタビューはBeyond X株式会社代表取締役CCOの梅谷雄紀氏に、スタートアップスタジオの事業内容、創業後を短期間でIPOに導いた経験が今にどう生かされているのか、会社設立の意義は何かなどをお聞きしました。

Beyond X株式会社 代表取締役CCO 梅谷 雄紀氏のONLY STORY


【経歴】

2007年新卒でインテリジェンス(現 パーソルキャリア)入社。
その後不動産投資会社に入社し、不動産投資兼人事責任者として投資業務と採用/組織風土形成に従事。その後、人材紹介業ならびに採用コンサルティング業として起業した後、and factory株式会社の創業役員としてジョインし、子会社代表取締役としてHR事業立ち上げ、and factory株式会社のHR Unit管掌執行役員として採用・労務・採用広報などを統括。2019年12月、Beyond Xを創業。

企業価値向上を目指しプレイヤーとして支援


––Beyond X株式会社の事業内容からお伺いします。

梅谷氏:弊社はスタートアップスタジオという業態で事業展開しています。ミッションを「事業を創り出し、今想像できる未来を超える」としていて、常に新たな事業創出に挑戦し、スタートアップならではのスピードと革新性で、非連続的な成長を目指しています。


––具体的にはどういう方法で事業を創るのでしょうか。

梅谷氏:事業ドメインや一緒に組む起業家や経営者の目指しているものや状況に応じて変化するのでさまざまですね。M&Aをして弊社のグループ参加に入ってもらうこともあれば、事業基盤のある事業会社やアイデアやビジョンを持っている起業家との共同創業もありますし、出資を行うこともあります。いずれにせよ、柔軟にドメインや事業計画を検討し、自分たちの強みを活かしながら事業を成長させていきます。

––聞いていてVC(ベンチャーキャピタル)に近い業態のように思いました。

梅谷氏:弊社の事業の1つに、VCと同じ働きを持つ出資があるので、確かに近い業態とも言えるますね。しかし本質的には異なります。

VCとの最大の違いは、プレイヤーとして一緒に事業を立ち上げる点です。VCはお金や人脈、ナレッジを「投資」してくれるところになので、それらをもらって活用していく現場にVCのメンバーはいません。一方弊社の場合は、基本的に私たちも経営陣のひとりとして参画していくのでそこが違いですね。

––御社の持つ強みはどのようなところでしょうか。

梅谷氏:私とCEOの水谷の経歴・経験、そこから提供できるノウハウです。

少し話が遡るのですが、私と水谷は2014年にスマホアプリの会社を立ち上げ、わずか創業4年で東証マザーズへIPO、その一年半後に東証一部鞍替えを達成しました。

想いを抱いて起業し、ベンチャー経営のマイルストーンとも言えるIPOに早々と到達した実績と経験値を持っていることにより、本の中の理論ではなく、実体験に裏打ちされたセオリーやノウハウを提供できることは何よりの強みだと思いますね。

成功してもさらなる欲が出るのが経営者


––続いて、御社立ち上げの経緯をお聞きします。

梅谷氏:前職で役員として勤めていた会社は、創業4年でIPOを達成し上場後1年半で東証一部に鞍替えしたり、「働きがいのある企業ランキング(通称GPTW)」の小規模部門で2位になったりと一見すると輝かしい結果を残すことができました。

ただ、これらのような成果を残す過程で多くの課題を感じたことも事実ですし、結果も大事ですが成長し続けることの重要さと難しさを感じました。そこでこれまでの経験と未来への新たな想いを元に、自分たちがいなくなっても何十年と続く会社や事業を作るべく自分たちの思想を残すチャレンジをするために、再度起業を決意しました。

––会社を離れたのにはどのような想いがあったのでしょうか。

梅谷氏:経営を続けていると、当然成功や失敗があり、成功でも「もっとチャレンジすればさらに良い結果が得られたんじゃないか」と欲が出てきます。そうなると「成功の上で安閑と過ごすより、再度チャレンジしてまた違う世界を見たい」と思うようになるんです。

そのほかに、私自身はどんなフェーズでもバリューを出せると自負していますが、10を100にブラッシュアップするよりも0から1を生み育てるほうが好きですし、知らない世界を積極的に見に行きたいという性格的なことも大いに関係していますね。

––水谷様と一緒に起業した経緯を教えてください。

梅谷氏:水谷とは大学時代の先輩後輩の仲です。当時は学生起業の黎明期で、同じ学生団体に所属していました。お互い社会人となって久々に顔を合わせた際、意気投合した流れで前職のアプリの会社を一緒に設立しました。

その後、私は会社を辞めたのですが、たまたま同じタイミングで水谷も退職したんです。彼と今後の話をするうちに、気心の知れた水谷なら仕事の進め方や長所短所もわかっているので、より再現性があるチャレンジができると思い、「また一緒に会社を立ち上げよう」となりました。

––創業して1年ほどですが、これまでで何か印象深いことはありましたか。

梅谷氏:やはり新型コロナウイルスに尽きますね。事業の面で言えば、アプリの会社では内製を基本的に業務委託や外注をあまり活用しませんでしたが、今は逆に外部の知恵やリソース、ネットワークなどを積極的に活用しています。そうすることで物事が内製よりスピーディに進むことがわかりました。

こういうことは割と一般論として語られることが多いですが、チャレンジしたからこそわかることは事業フェーズやサービス・プロダクトによってその良し悪しや効果的なマネジメント方法は個別事情が多く、個社ごとに最適化する必要があることです。

––梅谷様が組織を運営する上で、大切にしていることは何でしょうか。

梅谷氏:これもアプリ会社時代の話ですが、短期間での急成長や短期的な目標達成の過程では足元の事をに主眼をおいて物事を進めるしかない局面や様々な成長痛のようなものがありました。そのたびに「これは正しい判断だったのか」「周りの人たちを幸せにできるのだろうか」と忸怩たる気持ちになり、そこで感じたこととしては、結局は本来大事すべきことを追求し続けないと、目の前の瑣末なことで意思決定がブレたりしてしまい、結果的に従業員やステークホルダーの誰も幸せになれないということを身を持って感じました。それ以来、物事の本質を曲げないことや原点に立ち返って思考することを大切に考えています。

会社は存続することに意義がある


––3年以内の短期的な事業展望をお聞かせください。

梅谷氏:この会社を始める際に自分たちの成長段階を3つに分けました。第1フェーズは私と水谷が前職の経験や得た資金を生かして、しっかりと種を蒔く段階。次に蒔いた種をちゃんと育てる段階。最後が育った種をさらに高いところで蒔いて再び育てる段階です。

今はたくさんの種を積極的に蒔き続ける段階ですので、やるべきことを着実にこなしてながらどんどん成長していきたいです。

––では、10年20年先の長期の展望は何でしょうか。

梅谷氏:会社は設立すれば終わりではなくて、いかに長く存続できるかが問われ、それが難しいことであり、重要なことだと私は思っています。弊社はその想いから、30年50年、それ以上続くことを目指して設立されたことを忘れず、その初志が実現される未来でありたいと願っています。

長く存続している企業は、収益はもちろんですが、物事の本質を見失うことなく、人を大切にすることで社会に貢献し、雇用を生み経済の発展にも寄与します。弊社もそうした意義のある会社でありたいと願っています。

––最後に、読者へのメッセージをお願いします。

梅谷氏:Beyond Xはスタートアップスタジオとして、HRやD2C、ウェルネス領域など、様々な分野の企業にグループインしており、今後もテクノロジーとの融合で成長可能性のある領域にチャレンジし続けます。弊社に興味を持たれた企業さまからのご連絡をお待ちしています。

また、おこがましい話ですが、ごく普通の人間である私がこれまでの起業で掲げた目標を成功させてこれたのは、優秀な仲間と共にそれに向かってしっかりコミットできたからだと思っています。この貴重な実体験をぜひ学生さんにお伝えできる場を設けたいと考えているので、ぜひ弊社にコンタクトしてみてください。

執筆=増田
校正=笠原

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