株式会社ソルフェリオーナ

菊地 将

急成長企業をWEB・新卒採用・オフィス移転で多角的にサポート

顧客期待度を最大化する、次の100年を創る組織
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今回は港区芝大門にあるベンチャー企業、株式会社Solferiona(ソルフェリオーナ)の代表取締役・菊地氏にお話を伺いました。
学生時代にゼロから会社を立ち上げ、WEB、採用支援、不動産と多角的に事業を拡大し続けている菊地氏の過去からお聞きいたします。

株式会社ソルフェリオーナ CEO 菊地 将氏のONLY STORY

新卒で就職できなかったので起業しました

16卒として就職活動をしていたのですが、就職先を見つけることができませんでした。
2年間の浪人生活を経て成蹊大学という大学で4年間を過ごしまして「就職するならやっぱり大手企業でしょ」という考えがとても強く、学生団体の代表やスマホ販売バイトでトップセールスだった経験から「受験の時のリベンジだ、今回は必ずトップクラスのところに受かって見せる」なんて息巻いてました。

結果は惨敗。
総合不動産デベロッパー4社を受けたのですが全て落ちました。その後は致し方なく中堅企業やベンチャー企業を見に行ったのですが「誰かの言うことを聞くには最大手以外は割に合わない」という考えで、2期目のベンチャー企業へ入社を決めました。当時の希望ポジションは社長でした。

9月にその会社から内定をいただいたのですが、11月には連絡が取れなくなり、12月には代表失踪の知らせを聞きました。もう年末だったので就職浪人も考えましたが、私は2浪していたので次から新卒扱いではなくなるということから、背水の陣で起業を決意しました。

▼当時の創業エピソードはこちら。
【あれから5年】内定先の社長が失踪したから起業した

最初の事業はネット上の風評被害対策

最初の事業内容を決めるのはそんなに時間はかかりませんでした。
中学時代に、人気ゲームモンスターハンターの攻略サイトや、地域のネット掲示板を運営していた経験や、モバゲータウンや前略プロフィールでオ恥ずかしながらプチ炎上した経験から、ネット上の風評被害対策を立ち上げました。

業界の歴史も浅く、企業向けの風評被害対策サービスが最初に世に出たのは2010年、私が立ち上げた2016年段階でも競合企業はまだ10社にも満たなかったのをよく覚えています。

今思えば、原価もかからず、プッシュ営業のためのリストが作りやすく、競合が少ない事業だったので、未経験ながらもどうにか戦える土俵ではあったなと思います。

バチバチの電話営業で事業拡大

当然のことながら、WEB広告を出すお金もないのでひたすら電話営業をしていました。これもまた、今思えば正解だったなと強く思うのですが、私には営業経験がなかったので、短期間でより多くのお客様と接点を持つことができて、導入意思の有無も事務所にいながら確認できる電話営業はまさにうってつけでした。

着実に経験を積みながら売上を上げていくことで、初年度は9ヶ月間の営業期間でゼロから3,000万円の売上を上げることができました。

最初は大田区のマンションの一室から始めた会社だったのですが、初年度で品川区の雑居ビルへ移転、現役員である立ち上げメンバー2名もこの年に入社してくれました。

急成長を目指して這いずり回った4年間

とんとん拍子で進んでいたかのように見えますが、2期目から5期目までは暗闇の中で必死にもがき這いずり回っていた感覚でした。

2期目に立ち上げた求人代理店事業はふるわず、そのあと毎年のように新規事業を立ち上げるも、新卒マッチングイベントも、中途の人材紹介事業も、外国人人材紹介も全て柱になるようなレベルには達することができませんでした。

その間の離職率は100%です。
1年続いたのは学生インターンのみです。数年間プレイヤーが一切増えない役員だけのベンチャー企業でした。

それでもどうにかこうにか売上を伸ばし、5期目にやっとの思いで現在の港区にあるオフィスビルへ移転することができました。

移転先を探すさなか、何度か過労が原因で病院のお世話になったのもよく覚えています。

起死回生の新規事業

転機は昨年の9月。
正直、限界を感じていました。役員総出で売上を上げるにはこのあたりが限界だと。起死回生の一手として、これまでは全くやってこなかったB to C領域での新規事業を立ち上げました。それが賃貸仲介事業です。

その新規事業の立ち上げメンバー募集をしました。
1期目ぶりの正社員採用です。新たなメンバーを迎え入れながら立ち上げたこの新規事業は今では2本目の柱の事業となりました。

2021年8月末段階での売上は昨対比250%です。
そのままの勢いで新卒1期生の採用を行い、これを機にソルフェリオーナは一気に路線変更をしました。

成長企業を支えるための多角化経営へ

ぶっちゃけ会社を成長させるのは大変です。
立ち上げ直後であればゴリゴリに営業してくシーンもあるので、心無いクチコミや身に覚えのない妨害のような書き込みをいただくこともあります。立ち上げメンバーを集めるのも運の要素が強すぎるので、集まるときは集まりますが、集まらない時は数年スパンで増えません。移転先のオフィスもすぐ見つかるようで見つかりません。こだわりはじめればキリがない。外から見ればキラキラしているように見えるベンチャー企業は毎日もがき苦しんでいます。

これらの思いから、ありとあらゆる面から多角的に成長企業を支えていけるような企業になりたいと決意しました。

それまでは会社の理念やビジョンというものは、ただの綺麗ごとだと思ってました。むしろそういうのは嫌いでした。ただ、これからの会社の成長への新たな覚悟として、全メンバーでイチから話し合い、目指すべき方向、大事な価値観、行動指針を1枚の地図にまとめあげました。

ソルフェリオーナのこれから

いまこの3つをテーマに掲げています。
①会社の規模感
都心ど真ん中の300㎡ワンフロアオフィス
②採用市場での立ち位置
20代が本気でチャレンジできる場所=新卒&第二新卒の役員候補採用
③事業の特質
事業拡大中(=自由を求める)の企業を伸ばしていく事業

現在のメイン事業は風評被害対策と賃貸仲介です。
ただ、これからの自社の拡大に合わせて、新規事業として新卒領域での事業と、オフィス仲介もしくは社宅管理の事業は立ち上げ候補に入っています。
(2021年9月段階)

このインタビューを見た方には、当社へのエントリーやお仕事のご相談はもちろん、各事業に関する壁打ち等もさせていただけると嬉しいなと思っています。

会社同士での横のつながりも多くはないので、ぜひいろんな方とお話したいなと思っています。ご興味いただいた方からのご連絡お待ちしております。

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