株式会社スタジオカレン
田中 大輔
POSTED | 2018.11.16 Fri |
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TAGS | 従業員数:11〜30人 業種:IT・情報通信業 創立:15年以上 決裁者の年齢:40代 商材:BtoB |
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大胆さを武器に、切り開いてきた10年。
クライアントに愛されるWeb制作・運用会社の実力。Topics
スタジオカレン株式会社 代表取締役社長 田中 大輔氏のONLYSTORY
~株式会社スタジオカレン 代表取締役社長 田中 大輔 様~
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1979年、東京都江東区生まれ。
1992年、音楽事務所RGSへ入門し、ギタリスト小林克己氏に師事。
1998年、ギタースクール ビーライン開校。
2005年、株式会社スタジオカレンを設立。
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稼働力と専門力で価格とクオリティーに差。
弊社は、Web制作の会社です。中でも、ECサイトの制作・運用は数多くこなしています。
企業様の中には、ECサイトの制作運用をするために、常駐スタッフを雇用されるところも多いのですが、弊社であれば、常駐スタッフ1名分の人件費で、ディレクター、デザイナー、コーダー等といったメンバーを、制作運用チームとしてリモートで提供することが可能です。
専任で1名を採用されている場合は、可動しない時間でも、もちろんコストは掛かってきます。また、一人でデザインからコーディングまでをスムーズにこなせる人材はなかなか見つからないケースが多いです。
弊社サービスは、その点に着目し、本来一人で対応していた稼働を、弊社の制作運用チームに振り分けることにより、効率化を図ります。それぞれがプロフェッショナルですので、一人で全てこなす作業と比べると、クオリティーも一定のものをご提供しやすくなります。
同コストで比較した場合、稼働可能時間は専任スタッフを用意したほうが大きく時間を取れると思いますが、弊社の場合は各プロフェッショナルが、必要最低限で、効率の良いチームを作るため、結果としてクオリティー担保およびコスト削減につながります。
弊社のお客様は、お陰様でリピートして頂く確率が大変高く、スタッフとお客様との間で、強い信頼関係を築かせていただいております。
大胆さが挑戦の原動力に
父が画家、母がフランス人形師、姉が大道具系の美術担当という、芸術一家に育った私。最初は音楽の道へ進むつもりでした。ギタリストの小林克己氏に弟子入りするほど音楽に夢中で、高校卒業と共にギタースクールを立ち上げました。
同じ頃に、Webの面白さにも目覚め、独学でWebの技術を身につけ、ギタースクールの生徒も、インターネットで集めたりしました。寝る間も惜しんで、音楽とWebの世界に没頭しましたね。
現在の会社を起業したきっかけは、自身が音楽活動を辞めたことです。プロのギタリストを育成するスクールで、ギターで活動していない私が教え続けることに、ためらいを覚えてしまって。その頃既にフリーのWebデザイナーとして仕事を頂けるようになっていたので、ギタースクールを辞め、Webデザインの世界に腰を据えようと決意したんです。
私は、目標に向けてコツコツ準備するというよりは、勢いで行動するタイプ。その当時は25歳、人脈も資金もなく、社会のこともよく知らないのに、「やれる!」という根拠のない自信だけがあったんですよね。
「知らない」ということはすごいパワーを生み出します(笑)。今思えば恥ずかしい話ですが、初めての営業は、アポもとらず、名刺も持たず、私服でカナダ大使館内の会社へ飛び込み営業しました。
結果的にお仕事を頂けたのですが、もしビジネスマナーや営業先の情報などを事前に知っていたら、あんな大胆な行動はできなかったでしょうし、良い結果にもつながらなかった気がします。
おかげさまで、株式会社スタジオカレンは今年11周年。自分にできることを追求し、突き進んだ11年間でした。
もう一度、スクール経営に挑みたい。
この会社を始めた時から、ずっと思っていた事があります。それは、いつか社会貢献に結びつくスクールをやりたいということです。
元々ギタースクールを辞めて始めた会社ですから、ある程度経営が軌道に乗ったら、もう一度スクール運営を行いたいという気持ちがありました。利益があればできることも増えますし、利益は社会に還元していかないといけませんから。
そのために来期も、制作・運用業務での売上げを増やせるよう努めていきたいですね。収益を底上げしつつ、受託業務以外のサービスもじっくり検討し、形にしていきたいです。
業務を拡大するには、新しいスタッフも必要です。一緒に働きたい人物像は、きちんと自分と向き合える人、前向きな人です。
行き詰まってしまった時に、「ダメだ」で終わってしまうのではなく、「ダメだから、こう考えてみよう」と、前向きに受け止められること。アドバイスをもらった時に、素直に耳を傾けて、学んで、解決できること。それは成長をする上でとても大事な才能だと思います。
また、ディスカッションの席で「難しい、厳しい」と言った発言で終わる人がいますが、それでは何の生産性もありません。難しいからこそどうすべきか、きちんと提案できる人と働きたいですね。
弊社は、私がおしゃべりしすぎて社員に「うるさい」と怒られることもある(笑)くらい、和気あいあいとした会社です。今後もスタッフと一丸となって、新たな10年を作り上げていければと思っています。