株式会社ZIG

畑山 秀俊

Instagramを活用した企業ブランディング

バズる裏技はない。挑戦と失敗の繰り返しが成功の道
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今回のインタビューは、法人向けにInstagramを活用したブランディングサービスを提供している株式会社ZIGの畑山氏にお話を伺います。数あるSNSの中でもInstagramに特化している理由とは。サービスの強みや実績、今後のビジョンについても教えていただきました。

株式会社ZIG 取締役 畑山秀俊氏のONLY STORY

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【経歴】

2002年:日本食店政宗に入社。マネージメント業務を経て経営責任者に就任。フロリダ州に2店舗、テネシー州に1店舗、ミシシッピ州に1店舗の合計4社設立
2012年:事業規模縮小を決断し、フロリダ州本店以外の3社を廃業
2013年:フロリダ州に別店舗開業のため新会社を設立
2013年:NAVERまとめで開始1ヶ月で月間100万PV達成
2014年:株式会社ZIG取締役就任。コミュニティ・マネージャーを担当

フォロワーが関心を持つ漫画で共感を得る


–株式会社ZIGの事業内容をお聞かせください。

畑山氏:弊社は、SNSを活用した企業のブランディングサービスを提供している会社です。

徹底的なマーケット分析とターゲット設定によって、各SNSの利用者特性にマッチしたコンテンツを効果的に拡散し、クライアント企業の商品やサービスの認知拡大を行っています。

現在はInstagram(以下:インスタ)をメインに活用し、フォロワーが興味や関心を示すような「漫画」を投稿することで企業ブランディングにつなげていくサービスを展開しています。

–SNSの中でもインスタを活用している理由を教えてください。

畑山氏:インスタは現在急速にユーザー数が伸び、老若男女問わずたくさんの方たちが利用する巨大なSNSになっています。

インスタは投稿欄が1つのTwitterとは違って、投稿欄が2つに分かれているのが特徴です。そこで弊社は、漫画をメインのフィードに投稿し、宣伝や告知を「ストーリーズ」という機能を使って投稿しています。

これによりメインのフィードには統一感が生まれるので、ページを初めて訪れたユーザーから「おもしろそうな漫画がいっぱい載っているアカウントだ」と興味を抱いてもらうことができます。

また、インスタは独自のレコメンドエンジン(ユーザーの好みに合った商品やコンテンツが表示されるシステム)によって、Twitterよりも新規の方々に商品やコンテンツを届けやすいため、我々はインスタを活用しているのです。

–どういった企業が利用されていますか。

畑山氏:保育園経営をされている会社様や、結婚式場や飲食店を経営されている会社様、大手家電量販店様、電力会社様、アニメキャラクターの制作会社様など、業界を問わず幅広くご利用いただいています。

SNSの活用はネット広告等に比べて即効性のあるものではありませんが、クライアント企業にとっての「将来の見込み顧客」を着実に育成し、第一想起ブランドとしてのブランディングを行うことを大切にしています。

–御社の強みを教えてください。

畑山氏:我々の強みは、SNSでたくさんの人を集めるのが得意な点ですね。

代表の小泉は、ZIGを立ち上げる前にキュレーションサイトでライター活動を始め、月間300万PVとなり、個人ブログに移行してからも月間280万PVを達成しました。

その後2014年にZIGを設立し、オウンドメディアを立ち上げてから半年で月間1700万PVを達成。その傍らTwitterやFacebookなど複数のSNSを運営し、合計180万フォロワーまで増やすことができました。

–自社で運用されてきたノウハウがあるんですね。

畑山氏:そうですね。しかし実際は、ノウハウといっても特別な裏技はありません。

我々も、毎日1万リツイート以上あったツイートなどを手動で集めてカテゴライズし、多くの人の目に留まる発信内容の傾向を掴むようにしています。結局、記事をバズらせたりフォロワーを多く集めたりするには、誰も面倒でやりたくないことを愚直にやり続けなければならないのです。

そして、新しいことやおもしろいと思ったことはとにかくすぐ試してみることが大事です。我々のモットーは小さな仮説検証をぐるぐると高速で回していくことです。たとえ失敗したとしても「ナイストライ」と評価してボーナスを出すようにしています。

フロリダでの飲食店経営からSNSマーケへ


–畑山様が御社に参入されたきっかけを教えてください。

畑山氏:代表の小泉とは中学時代の同級生なんですが、小泉が20代の頃から経営していた仙台の会社が東日本震災の影響で廃業してしまったんですね。そこで、当時アメリカのフロリダで14年間飲食店を経営していた私は、小泉のことが心配になって日本に帰国した際に彼を訪ねたんです。

しかし予想に反して、「おもしろいこと思いついたからもう1回起業するんだ」と彼は目をギラギラさせて語りかけてきたものですからとても驚きましたね。

中学時代と変わらずに目をギラギラさせて話すその熱意に打たれた私は、「中学時代のおもしろい体験をもう一度味わいたい」と思い、「何ができるかわからないけれど、一緒にやらせてほしい」と私から懇願したんです。

–これまでに印象に残っている案件はありますか。

畑山氏:都内に100ヶ所ほど保育園を経営しているクライアント様の案件は、弊社のターニングポイントになりましたね。

アカウントを一から作り、ペルソナを設定した上で漫画を投稿し、当初0フォロワーから運営1年で10万フォロワーを達成。毎投稿で100万人にリーチできるまでに成長しました。

我々も初めてサポートする会社様でしたが、「クライアントの求めているものを作ることができた」という成功体験が我々の自信につながりました。

たくさんの人に見てもらえるサービスを目指す


–今後の目標を教えてください。

畑山氏:現在の若年層は、物心ついたときからインターネットが存在しているため、テレビCMや新聞、ラジオでのPRなど、これまでのブランディング手法はどんどん通用しなくなっていきます。

今後は、誰もが利用しているSNSを活用して「いかに宣伝っぽくなく」「押し付ける形でもなく」「第一想起してもらえるブランディング」を行うかが重要です。

そのためにも、これからもインターネット上でたくさんの人を集め、たくさんの人に見てもらえるサービスを目指します。

–長期的な目標はありますか。

畑山氏:我々は、近い将来必ずAR(拡張現実。現実の世界にバーチャルな視覚情報を表示させ、世界を拡張させる技術)の世界が訪れると思っています。

そうなると、現在のスマホ社会から生まれたFacebookやTwitter、インスタなどは、今後ARに適したSNSに変わってくるはずです。

AR版のSNS攻略にすぐに対応できるよう、我々は今から準備を始めています。

–最後にメッセージをお願いします。

畑山氏:SNSを攻略できればさまざまなビジネスへと展開できます。SNSでお困りのことがありましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。

執筆=山田
校正=米山

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