ウォールケーシージェームズ

日本のスタートアップのために、優れた人材と交流できるエコシステムを構築したい。

そんな思いでJustaを設立したのが3年前。

日本では、2010年頃からスタートアップブームが起きていましたが、ほとんどの企業で採用活動が大きな課題となっていました。

今でこそスタートアップを希望する日本の若者は増えてきましたが、当時はそのような人たちはまずおらず、優秀な人材ほど安定を求める傾向がありました。

大手の人材紹介会社を使うとなると経済的な負担が非常に大きいため、人材が欲しいスタートアップほど採用活動ができず、人材に豊富な大手ほど希望者が集まるという状況になっていたのです。

会社を作るには、アイデア、資金、人材の3つが必要になりますが、本当にきちんとした会社を作るのであれば、人材が最も重要です。

そこで私たちがまず手がけたのが、企業と人材のマッチングサイトでした。

しかし、日本ではスタートアップ企業が人材を見つけられる場所がなかったので、単なるマッチングだけでなく、企業と人材のためのオンラインコミュニティを作り、スタートアップのためのエコシステムの構築に力を注ぐようになったのです。

Justaでは、イベントのプロデュースやコラボレーション企画などを積極的に行い、交流の場の提供に力を入れています。

出会える人数が増えるほど、価値のある情報がどんどん入りエコシステムが醸成され、スタートアップ企業の数を増やすことにつながるからです。

これまでに、大手銀行とスタートアップ企業で今後のビジネスを話し合うイベントや、マッチングアプリ「ティンダー」とのコラボレーション企画などを行なってきました。

その都度100名程の参加があり、たくさんのアイデアやパートナーシップが生まれます。

そうしたものが全てスタートアップの力になるのです。

現在、登録企業数は約150社、登録利用者数は10000人近くまで増えました。

うち半数が外国人であり、起業家精神を持った優秀な人材が多いことも私たちの強みです。

スタートアップであっても海外市場で戦い抜く力が求められる今、海外の優れた人材、特にエンジニアやIT系の人材へのニーズは高まる一方です。

実は優秀なエンジニアを探すことそのものが非常に難しいのが現状なのですが、Justaは、そもそもはエンジニア向けのデザインです。彼らからこのシステムを支持してもらえているからこそ、世界中の優秀な人材から選ばれているサービスなのだと思いますね。

スタートアップを増やすことは、日本の未来にとって重要な意味を持ちます。

ですからまずは、スタートアップのエコシステムをしっかりと構築したいのです。

ゼロから新しいものを生み出すことにやりがいを感じている若者は増えつつあるので、企業側のリスクを減らすことができれば働き手はどんどん増えていくはずです。

こうした考えから開発を進めているのが、AIを用いたモチベーション診断ツールです。

これは、目に見えない資質の部分を数値として可視化し把握できるようにする世界初のテストで、その人材が何に一番モチベーションが上がるのか、どんなことが得意なのか、どんな社風が好きなのかといった部分を事前に把握できます。

企業側は、自社の傾向にあった人材を採用でき、よりマネジメントもしやすくなりますし、働き手もクリエイティビティやモチベーションに合った企業と出会えるようになります。

互いに判断材料となる情報を増やすことが価値観のベストマッチにつながり、スタートアップの悩みのタネである採用後の離職を防ぐことにもつながるのです。

次世代のソニー、次世代の楽天といった新たなスターダムを育成するためにも、Justaとしてもスタートアップ熱の高い国に子会社を増やしていき、日本の企業と世界の企業のエコシステムを構築することで、世界レベルの情報交流を生み出し、日本のスタートアップのレベルアップを目指します。

この夢を実現するために、Justaでは高いマネジメント力を持つ人材を求めています。

世界を股にかけて日本のスタートアップの力になれる方、一緒に働きましょう！