株式会社みなまち
深沢 務
POSTED | 2017.05.10 Wed |
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TAGS | 従業員数:31〜50人 業種:IT・情報通信業 創立:15年以上 決裁者の年齢:40代 商材:BtoC |
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仕事は楽しむもの。その力を武器に上場を目指す!
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株式会社みなまち 社長 深沢 務氏のONLY STORY
友人たちと始めたプロジェクトを社名に
学生時代は電気科でエンジニアの勉強をしました。
卒業後は、外資系の会社に入って8年程働いていました。も
ともとは英語を勉強したいと思って入社したのですが、思っていたものと違ったので、その後、約5年程派遣社員として過ごしました。
ほどなくして、個人事業主として仕事をした後に会社を立ち上げ。
以前勤めていた外資系の会社を退職する時には、起業することを意識し始めていました。
半年程、個人事業主として仕事をしていた時に出会ったある営業の方が、「深沢さんが会社立ち上げるなら、私は営業しますよ」と言ってくれたことで、起業の道が開けました。
起業当初は、給与明細や給与計算も大変、それ以外にも、経理処理や社会保険、福利厚生関係の書類などなど、やることはたくさん。
そういった業務は苦戦しましたね。
当時、休業していた 友人たちにお願いして手伝ってもらっていました。
友人たちと、「セカンドライフ」や「アメーバピグ」のようなイメージの、ちょっとしたバーチャル空間上の街のような仕組みをつくろうと取り組んでいました。
しかし、あまりにも壮大なプログラミングが必要なこともあり、途中で諦めてしまいました。
その当時のシステム名が「みなまち」。
自分はIT会社だからって、横文字の社名にするつもりはなかったので、差別化できるような「みなまち」という社名にしました。
覚えてもらいやすいというメリットがある一方、同業者からは「何をやっている会社ですか?」と聞かれることも多いですね。
技術的なことだけではなく人としても。社員のスキルアップに注力
みなまちの主な業務は、BPO(Business Process Outsourcing)事業。
エンジニアをクライアントのオフィスに常駐させ、そこでサービスを行います。
システム開発、ホームページ制作、デザイン関係、インフラ関係の運用保守や構築等を請け負っています。この他、スマホアプリの制作も行っています。
社員のスキルアップをしたいという想いが強く、そのために定期的に研修を行っています。
事務もデザイナーも、どんな職種でも、人として、そして技術的にも常にスキルアップは必要だと考えているので、社員の研修には注力しています。
研修の一環として、社員旅行などのイベントも月に1回程度は行っています。
ローテーションで、田植え・稲刈り・バーベキュー・クリスマス‥など様々なイベントを開催しています。
みなまちの社員の年齢は27~28歳位で、みんな仲が良いですね。
エンジニアとしては珍しく、コミュニケーション能力の高い人材が多いです。
「仕事を楽しめ!」
みなまちの売上げは、現在約1億円。来年は1.5倍を目指したいと思っています。
また、来年は社員を30人に、5年後には150人にまで増やし、6~7年後を目安に上場したいという構想を持っています。
それを見据えて、幹部候補の育成に力を入れています。
一番注力しているのが、マニュアル作成を欠かさずにすること。
どんな些細なことから事務手続きまで、業務に関わること全てをマニュアル化することを徹底しています。
いずれは、みなまちから年収1000万プレーヤーを出したいですね。
何より、仕事を楽しんでもらえることを大切にしています。
「仕事が面白くなかったら辞めてもいい」とまで、社員には言うこともありますが、実際は、社員が辞めてしまうことのないような、親しみやすい会社を目指しています。
☆取材・記事作成・構成=小山、内藤、佐久間