株式会社イノベーションプラス
小坂武史
POSTED | 2016.08.25 Thu |
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TAGS | 従業員数:11〜30人 業種:IT・情報通信業 創立:15年以上 決裁者の年齢:50代 商材:BtoB |
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ほんのちょっとの便利が、世界に革新を起こす。
プラスαで真のユーザーエクスペリエンスを提供し続ける企業。Topics
株式会社イノベーションプラス 社長 小坂 武史氏のONLY STORY
新たな経験からイノベーションを起こす。
思い返すと、「新しい事を一生懸命にやってきた」と感じます。学生時代は、パソコンの経験も知識もなく、正直興味もなかったのですが、経営と工学の両方を勉強できるということで、経営工学科に入り猛勉強しました。
インターネットプロバイダーの外資系企業に入社し、UNIXの開発を任された時は、わからないことだらけの中で必死で働きましたね。
世界的なデータベース企業へ研修に行き、1週間缶詰状態でガッチリ研修も受けました。
とても大変でしたが、従来と全く違う考え方のデータベースのノウハウを得ることができました。今、エンジニアと対等に話ができ、信頼を得られているのは、こうした経験があったからこそ。とても大きなことでしたね。
新規事業のインターネット推進部に配属されてからは、営業も担当するようになり、金融や教育機関など新たなマーケットのクライアントに出会い、新しいことを提案し、様々なことを学ばせてもらいました。
独立・起業へと気持ちがシフトしていき、インターネット市場が大きく伸び、競合が増えて行くと、どうしても価格競争になりがちで、営業的な醍醐味を感じられなくなってしまって。。
新たな可能性を感じたベンチャーのWeb制作会社に転職しました。
そして、2002年に、ECのコンサルティングやホームページのシステム構築・制作デザインを行う会社を設立したんです。社員2~3人。毎日徹夜でしたが、非常に面白かったですね。
それまで世の中になかったような要望がどんどん入ってくるようになって来て、そこから、ベンチャーから大企業まで、新規事業を創出する企業のコンサルティングや支援をしていくようになり、ストラテジー支援、エクスペリエンスデザイン、プラットフォーム提供を行う、株式会社イノベーションプラスを設立しました。
ひとに優しいデジタルを創造する。
私たちは、「ひとにやさしいデジタルの創造」という言葉をミッションにしています。
これは、何事にも技術志向ではなく、デザイン思考で行動し、デジタルに強くないユーザでも、“自然に使い続けてしまう”という心地良さを提供したいという願いからきています。私自身が、パソコンなどを全く詳しくない中で、IT分野で働いてきましたから、ITに不慣れな人でも簡単に使えるようにすることを大事にしているのです。
社名にもあるように、プラスαを提供しないと意味がないと思っていますので、「クリエイティブ魂」を持って”真のユーザーエクスペリエンス”を追求することを目標にしています。
お客様が求めているものを100%とするならば、110%、120%のサービスを提供して、良い意味で期待を裏切りたい。
ほんのちょっとの便利が、すごい勢いで世の中を変えようとしていますから、心地良さ、驚き、知的喜び、安心感を通じて、共感してもらえる仕組みづくりを提供していきたいと思っています。
こうした想いは、必ず明文化してスタッフへ浸透させています。
毎年、目標やキーワードを明文化し、社内で共有するようにしているんですよ。
イノベーションを起こすのはものすごく困難な道のりです。
困難に立ち向かって行く力が、イノベーターには必要なのです。
彼らをしっかりと支え、“プラスアルファのエッセンス”を生み出し、お客様に提供する。これが我々の仕事です。
目標を掲げ、成長し続ける。
今後は、従来の受託開発のみならず、自社事業としてプラットホームサービスを創っています。
現在は、アプリプラットフォームをリリースし、法人向け動画プラットフォームを
用意しています。将来的には、健康や教育、電力とかを一元化できるような、生活に根付いていくようなアプリを一つにまとめた、統合プラットフォームサービスを提供したいです。一つ一つを大切に・大事に創って、それを最終的に一つにまとめていきます。
弊社では、毎年「1年後・3年後・5年後の目標」を必ず立ててもらっています。
「独立する!」「家を建てる!」なんでもいい。
目標のために「今頑張ろう!」という気になってもらうことが大事なんです。
普通はなかなか立てられないと思いますが、情報を整理して、そのために何が必要で、どうするべきかという「情報デザイン設計」ができる社員がいることが、会社にとっても価値のある事だと思います。
1年経てば皆成長しているはずです。だから、毎年目標が変わっていいんです!
新たな目標にチャレンジする気持ちが重要なんです。