株式会社セルフケアテクノロジーズ

宮地俊充

教育からヘルスケアへ! 社会課題を新しい視点から解決するシリアルアントレプレナー

国民皆保険がある日本で予防ヘルスケアの文化を作る方法を僕は知っている
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株式会社セルフケアテクノロジーズ 社長 宮地 俊充氏のONLY STORY

教育からヘルスケアへ。社会的意義を追い求め続ける

株式会社セルフケアテクノロジーズ代表取締役社長の宮地俊充は、いわゆるシリアルアントレプレナーだ。

2011年、30歳の時にベストティーチャーというオンライン英会話スクールで初めて起業した。

フィリピン人とスカイプでたくさん話す、というサービスが主流の中、自分が話したいことをまずは書いてから話す、という4技能のサービスを日本で初めてリリース。

大学入試に民間の英語の資格・検定試験を活用するという流れを呼び起こし、教育業界を席巻した。

そして、2016年8月に大手予備校に会社を売却。エンジェル投資家を経て、次のテーマを探していた2020年春、コロナという未曾有の危機が世界中を襲った。

コロナはきっかけにすぎない。デジタルヘルスはこれから10年伸び続ける

コロナにより、自分自身の健康を見つめ直す機会が増え、ありとあらゆる健康法やフィットネスを自分でも試した。

そして2020年5月、株式会社セルフケアテクノロジーズを創業。

どうやったら国民皆保険があり、予防より治療した方が安くて早い、という考えが浸透してしまっている日本で予防の文化を作れるのか、試行錯誤しながらプロダクトを作ってきた。

そして2022年2月末、1年以上の開発期間を経て、まずはアプリのセルフバンクがリリースされた。


デジタルヘルス×フードテック領域のセルフバンクとは

セルフバンクは「睡眠の質を測定、改善できる無料の健康管理スーパーアプリ」とされている。

リリースの背景についてこのように語ってくれた。

"​ダイエットは体重計に乗ることから始まり、血圧の管理は血圧計で測ることから始まります。健康増進においては「該当のヘルスデータが測定できること」が重要であり、裏を返せば数字で可視化されない健康指標を生活者が気にすることはありません。

日本は寝不足世界ワースト1位と言われ、2016年に米シンクタンク「ランド研究所」が睡眠不足で生産性が落ちたことによる影響をはじき出した試算によると、日本の経済損失は年15兆円とされています。

睡眠データを手軽に苦痛なく測定できるようにするために、当社では2020年12月より睡眠分野の研究を開始し、Apple Watchを活用して睡眠時間のみならず睡眠の質を可視化する方法を模索してまいりました。そして富士通アクセラレーター・明治アクセラレーターに立て続けに採択いただき、セルフバンクの開発・改善を行なってきました。

セルフバンクが睡眠の質を可視化し、生活者がこれまで意識したことがなかった睡眠状態を測定することで自分の体調管理ができるようになる実績が表れてきたため、本日セルフバンクを一般公開いたしました。

「これまで見えなかったヘルスデータを可視化することで、生活者が楽しく・便利にセルフケアすることをサポートする」がセルフバンクのコンセプトであり、今後は睡眠のみならず、血糖値等のヘルスデータにも取り組んでまいります。"

編集後記

デジタルヘルスとフードテックを掛け合わせるとは?

これまでベールに包まれてきたセルフバンクが、ついに2022年2月、iOSアプリという形でローンチされた。

そして、セルフバンク完全版が5月に公開されるという。

まるで新世紀エヴァンゲリオンの映画のような公開の仕方だが、予防ヘルスケア分野での決定版となり、ウェルネス業界全体の文化を変えるものになるとのことだ。

セルフバンクは一見ただの睡眠記録アプリに見えるが、デジタルヘルス×フードテックと謳っている。

つまり、アプリに何らかの食が掛け合わせられるようだ。その点については5月をお待ちいただきたい、とのことだったが、新領域での飛躍を期待したい。

株式会社セルフケアテクノロジーズの住所や電話番号、採用・求人等が載っているホームページはこちらから↓

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