株式会社FUTUREWOODS

小浜勇人

データ解析・新規法人アプローチサービスで営業支援

人がより人らしい仕事ができる社会を実現したい
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今回のインタビューは、ITを用いた営業・マーケティング支援を行う、株式会社FUTUREWOODSの小浜氏にお話を伺います。現在の事業内容や、起業に至るまでの経緯、ITが今後の社会で担っていく役割などについて語っていただきました。

株式会社FUTUREWOODS 社長 小浜 勇人氏のONLY STORY


【経歴】

1964年、東京都出身。1987年に慶應義塾大学理工学部電気工学科を卒業後に(株)リクルートに入社。

通信系の新規サービス事業の立ち上げに技術サイドから関わり(現ネクスウェイ社)、以降にて社内でのITシステムを統括する部署にて様々なネット系サービスの立ち上げやマッシュアップアワードの開催などを立ち上げ推進し、以降にブライダル事業(ゼクシィ)や進学事業(受験サプリ)などの事業運営を経験。

「営業における人の介在価値を科学する」、「新しいIT技術を使ったサービスを展開する」という2つを合わせて実現する為、2015年9月に(株)FUTUREWOODSを起業。  

ITを使った営業やマーケティングの支援


–まずは株式会社FUTUREWOODSが手がけている事業について、お聞かせください。

小浜氏:私たちは大別して2つの事業を展開しています。ひとつが新規見込み法人顧客の獲得サービス「FutureSearch(フューチャーサーチ)事業」、もうひとつがデータ解析サービス「データサイエンス事業」です。弊社はそれらをIT技術を使って営業やマーケティングの支援をする会社です。

–2つのサービスがあると伺いましたが、それぞれに対して詳しく教えていただけますか。

小浜氏:まずFutureSearchに関しては、アプローチをかけたい法人の業務内容やエリア、規模などの情報を集めた法人リストを作成し、それら企業への問い合わせまでをワンストップでWeb画面からオーダーできるサービスになります。その上、どういう企業が自社の商材に関心を持ってくれたかといった情報も収集できます。   

データサイエンスでは、営業やマーケティングの領域を中心にビッグデータを扱い、データ解析コンサルティングや分析業務を行なっています。それら解析結果から、アルゴリズムを作って、AIなどを駆使しながら、例えば、アプリケーションを提供したり、データを一元化するなどして企業のデータ有効活用を進めていきます。

–業界のなかでは、どのような差別化をはかっていますか。

小浜氏:弊社のスタッフ、人材が一番の強みだと思います。というのも、弊社スタッフの多くがリクルート出身で、色々な法人のビジネスを様々な角度から支援してきた人間なんですね。そこに加えて優秀な若手のエンジニアとマーケッターが集結しているので、これはもう組み合わせの妙なんです。

だからこそ、ITそのものが分かるという以前に、その周囲のビジネスシーンが分かるので、「どんなシーンに対してどのようなソリューションを、どう使用すればいいのか」というところの設計ができます。

言い換えると、お客さまの悩みごとに対して、課題がどこにあって、その解決策として何をどんなレベルで提供すると満たすことができるのかを、常に考えながら動くことができる人材が揃っているんですね。そこは似たような技術をもっている会社さんと比較しても、大きな違いだと思います。
–御社の事業運営にあたって、一番重要視していることを教えてください。
小浜氏:お客様の課題やニーズを分析して、そこに合うソリューションを提供していくということですね。実際の現場のシーンで、何が課題なのか、何が問題になっているのか、その問題を解決するとどのように喜ばれるのかということを考えながらソリューションを提案していきます。

情報システムと商品企画を掛け合わせた事業


–起業を決意したきっかけについて教えてください。
小浜氏:もともと50前でサラリーマンを辞めて起業したいという気持ちがあったので、49歳のタイミングで会社を辞めて、事業を立ち上げました。 なので「この課題をどうしても自分が解決したくて起業した」というわけではなくて、「起業したい」が先に出てきて、そのあとに何をするかを考えました。

その時に、やはり今までの経験を活かせるものがいいと思い、これまで自分がしてきた、情報システムの分野とリクルートのゼクシィ、受験サプリなどの商品企画の2つを掛け合わせた何かに取り組みたいと考えました。

その中でも営業は面白そうだなということで、今はまだない営業の課題を解決するサービスを始めた、という流れです。
–そういった経緯で起業されたのち、多くの案件に携わってきたと思うのですが、中でも印象に残っている案件は何かありますか。
小浜氏:たくさんありますね。ひとつ例をあげるのであれば、営業に関する人事部からの依頼ですね。どのような組織構成にすれば、もっと営業のパフォーマンスが上がるのかをデータサイエンスの観点から見てみるんです。

そして、この人とこの人をくっつけましょう、ここを組織化しましょう、今ある営業部を1部と2部に分けましょうといったことをはじき出していく。この案件は、「こういった使い方もできるんだ」という気づきもあり面白かったですね。

人がより人らしく働くために効率化を

–1~5年以内での短期的な目標について教えてください。

小浜氏:ないですね。数字は見ていますが、今は目標は決めていません。

データは全部見ていて、どれがどうなっているかという予測はしていますが、ビジネスを展開していく中で、様々な要素が関係してくるので、あまり明確に目標を置いても意味がないと思っています。
–それでは、社会の中でどのような企業になっていきたいとお考えですか。

小浜氏:やはり「営業×IT=売れるしくみ」を実現し、ITを用いた営業というシーンで、確固たる立ち位置を取りたいですね。そして、営業を科学する事で、人がやるべき事に集中できるような状態を作り上げていきたいです。

人がやらなくても良い部分はITに任せて、対面の営業行為など、人にしかできない部分を人がする。それを実現するためのソリューション提供という意味で、ナンバーワンを目指せれば嬉しいですね。
–最後に読者へメッセージはありますか。
小浜氏:繰り返しになりますが、営業やマーケティングをする際、人が同じことを繰り返すことはできるだけなくして、人がより人らしいことに特化できるようになったり、効率を上げることを、もっとやっていくべきだと思っています。

そういった考えをもっていらっしゃる経営者様には、ぜひお声掛けいただきたいです。
執筆=スケルトンワークス
校正=笠原

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