株式会社TopPlan

久保ひかり

企業のインフルエンサー事業を3ヶ月で完全仕組み化

世の中にもっと「すごい」と言わせたい
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今回のインタビューは、社内のインフルエンサー事業の仕組み化をサポートする株式会社TopPlanの久保氏にお話を伺います。高校3年生の時に起業してから現在に至るまでの経緯や、これからのビジョンについて教えていただきました。

株式会社TopPlan 社長 久保 ひかり氏のONLY STORY


【経歴】

1995年、東京都八王子市出身。高校1年生の時に起業を決意。ほっともっとで1170時間働き100万を貯め高校3年生で株式会社TopPlanを起業。アマチュアカメラマンと被写体を繋ぐマッチングイベントを開始。100枚のチケットが30秒で売り切れるようになりオタクビジネスのすごさを実感する。その後インフルエンサーのインキュベーションを行う2社目の会社を設立。累計200万リーチした「Instagrammer Market」を東京、福岡で開催。2018年9月には美容のKOLであるインフルエンサー数名と代官山にバズるサロンをOPEN。現在は女性メディアリリースに向けて準備中。

企業のSNSマーケティングを完全仕組み化


–まずは、株式会社TopPlanの事業内容をお聞かせください。

久保氏:弊社は現在、企業がインフルエンサー事業を社内で回せるようになるまでのコンサルティングを主にしております。

具体的には、自社商品やサービスをインフルエンサーを使ってマーケティングしたい企業やSNS運用を自社で行いたいけれど知識がない企業を対象に3ヶ月間のコンサルを行い、社内でSNSマーケティングが全てできるようになるまでの仕組みづくりを行っています。

–3ヶ月間のコンサルではどのようなことを行いますか。

久保氏:まずは企業がインフルエンサーを直接抱えられるよう、弊社が抱えている約2,000人のインフルエンサーの中から合う人をおつなぎします。また、その後も商材に合わせてインフルエンサーとつながれるよう、検索ツールを提供します。

その後は実際に運用をしていく中で、運用のフォーマットやレポートの書き方を整えていき、最終的には社内だけでマーケティングができるよう仕組み化していきます。

–他社のマーケティング事業と比べて、御社のインフルエンサマーケティングにはどのようなメリットがありますか。

久保氏:インスタグラムを利用しているユーザーに対してピンポイントに商品やサービスを宣伝し、口コミの拡散効果を狙えるのがメリットです。

とくに弊社は、20代の女性に対して大きなリーチ力を持っているので、美容商品を扱う企業やアパレル企業と相性は良いと思いますね。

–同業他社と比べて、差別化できるポイントや強みはありますか。

久保氏:弊社は実際に企業に入って3ヶ月間コンサルティングをし、社内で完結してSNSマーケティングができる仕組みをつくっていきますので、SNSを運用代行する会社とは差別化できていると思います。

また、弊社には20代のスタッフしかいないので、20代をターゲットに商品を流行らせたい企業にとっては、対象世代かつマーケターとしてサポートできるのが強みになります。

–実際にサービスを利用された方からは、どういったお声がありますか。

久保氏:「インフルエンサーとコミュニケーションが密に取れるようになって、さらに良いPRをしてもらえた」「自社でSNSマーケティングができるようになり、これまで外部に依頼をしていた工数が減った」と喜んでいただくことが多いですね。

バイトで100万円貯めて高校3年で起業


–起業の経緯を教えてください。

久保氏:起業したのは高校3年の時です。私が通っていた高校には音楽や芸能で活躍している生徒が多かったため、「夢を叶えるのに年齢は関係ない」と思い、時給850円のバイトで1年半かけて100万円を貯め、2013年8月に株式会社TopPlanを立ち上げました。

–最初に始められた事業が、アマチュアのカメラマンと被写体をつなぐマッチングイベントですね。その後、2017年6月に2社目となる株式会社Realiserを起業されています。こちらはどういった経緯で立ち上げたのですか。

久保氏:大学時代にインターンとして入社した会社でインフルエンサーマーケティングを学んだことがきっかけで、自分でもインフルエンサーマーケティング事業をしてみたいと思っていました。

ちょうどそのタイミングで、弊社の共同代表と一緒に出場した学生向けのビジネスコンテストで入賞することができたので、賞金50万円を資本金として2社目となる株式会社Realiserを立ち上げました。

–2つの会社を立ち上げたことで、苦労された点などあれば教えてください。

久保氏:一番初めに起業したのが高校生の時だったため、年齢コンプレックスに最初はかなり悩まされましたね。最初の事業はBtoCだったので心配されるだけでしたが、BtoBの事業になってからは10代というだけで断られることもありました。

対等に話を聞いてもらえるようになったのは20代になってからです。もちろん実績ができたことが大きいとは思いますが、若いからこそ提供できる価値があることを全面的に押し出す方向に変えたのがターニングポイントになったと思います。

「インスタグラムの案件は、20代の私たちこそがリアルなターゲットでもあるので、マーケターとして意義のある話ができます」と、強気な気持ちで営業をしていました。

–2019年3月に株式会社Realiserを退任されて、現在はTopPlanに専念されていらっしゃるんですね。

久保氏:そうですね。Realiserでは目標としていた資金調達もできましたし、いろんな講演会に呼んでもらったことで、インフルエンサーマーケティングの会社として売上を伸ばすこともできました。

自分の役目を果たすことができたので、また新しいことにチャレンジしようと思い、卒業しました。

0→1の事業にチャレンジしたい


–今後の目標を教えてください。

久保氏:今後はもう少しニッチな部分にフォーカスを当てて事業をしていきたいと思っています。

これまで弊社がやってきたのは、業界で注目されていることを1→100にすることでしたが、今後は0→1の事業をつくっていきたいですね。

–具体的にどのようなことをしていきたいとお考えですか。

久保氏:今考えているのは、女性の心理にフォーカスして、その人たちの悩みを解決していくような女性メディアです。

ファッションやグルメなど既に多くの女性メディアがありますが、弊社は今までにないジャンルでメディアを0からつくっています。新型コロナウイルスの影響でリリースが遅れてしまっていますが、2020年の夏くらいにはリリースできると思います。

–社会的にどのような影響を与えていきたいですか。

久保氏:若い人たちにもっと夢を与えられるようにしたいですね。そのためにも、世の中に「すごい」と思われるようなことにもっとチャレンジしていきたいです。

–ありがとうございます。では最後に、メッセージをお願いします。

久保氏:SNSに関わる事業を自社で完結させたい企業様がいらっしゃれば、ぜひご連絡ください。

執筆=山田
校正=米山

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