リレーションクリエイト株式会社
廣田晃充
POSTED | 2016.08.27 Sat |
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TAGS | 従業員数:5人以下 業種:IT・情報通信業 創立:9〜10年 決裁者の年齢:その他 商材:BtoB |
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あなただけの最高の葬儀でお見送りしたい。
見送る方も、見送られる方も、幸せな気持ちになれる葬式を。Topics
リレーションクリエイト株式会社 社長 廣田 晃充氏のONLY STORY
人を幸せにする企画がしたい。
学生時代から、イベントを企画したり運営したりするのが好きでした。イベントそのものより、参加した方を楽しませたり、幸せな気持ちにすることが好きだったんです。一度は広告代理店に就職し、マーケティング部門で多くのイベントを企画しましたが、やっぱり自分が本当にやりたいことをやりたくて、1年半後に退職しました。
転職先としてまず考えたのは、婚礼関係の仕事。でも当時は派手な結婚式が減ってきた時代でしたから、将来性を考えてお葬式に目を向けました。故人一人ひとりにあったお別れ会、ご遺族にとって悔いのないお見送りなど、自分のやりたいことに近かったからです。
大手の葬儀屋に就職して感じたのは、大きな不安とプレッシャーでした。周りのスタッフは、職人気質で厳しく教育されてきた方が多く、失敗が許されません。司会者の言い間違えや所作のミスなどありえません。自分みたいな人間が、大事な人を亡くして悲しんでいるご遺族に寄り添えるのか。私自身、弟を亡くした経験があり、ご遺族の気持ちが痛いほどわかっていただけに、どう接していったらいいのかわからず、最初は「ここに自分がいていいのか」と思っていましたね。
でも、負けん気の強い性格なので、一生懸命勉強しました。少しでも早くみんなと同じ土俵に立てるように、仕事が終わった後に司会や所作の練習をして。努力の甲斐あってしっかりとした仕事ができるようになった頃、葬祭コンサルティングの会社であるリレーションクリエイトを立ち上げたんです。
「なんとなく」ではなく「その人らしく」。
弊社では、これまで「葬儀サポート」「個人向け保険サポート」「個人向け相続サポート」を行う「ライフサポートサービス」と、集客営業や請負・作業代行などの「ボジネスサポートサービス」を主に手がけてきました。
「葬儀サポート」は、これから葬儀について検討していく方に、お葬式の相談やお墓の案内、弊社が厳選した良心的な葬儀社をご紹介する、いわゆるコンシェルジュ的なサービスです。最近は、それに加えて「廣瀬さんに葬式をあげて欲しい」とご要望を頂くことも増え、葬儀屋としての活動も本格的に行っています。関東圏はどこでも対応ができますし、経験豊富なスタッフ全員が、各県の葬儀の情報を共有しています。また、料金も低価格です。
葬儀の際は、故人の尊厳を一番大切にしています。「仏教だから仏式で」というような、なんとなくの判断ではなく、その人らしい送り方をご提案したいので、故人の生き方をご遺族に伺うようにしていますね。例えば、生前、花や歌が好きだった方には、お花をふんだんに飾った祭壇に、好きな音楽を流します。その人らしい送り方を提案すると、ご遺族からは喜ばれますし、故人への良い追悼になるのではないかと感じますね。
最近は、終活を行われる方も増えてきました。ご自身で冷静な判断ができる時に内容やご予算などを提案できるので、大変良いと思います。色々な会社をあたり、ご家族が本当に納得できる葬儀社を吟味する形が理想ですね。みんないつかは終焉を迎えるもの。急に大切なご家族やご親族が亡くなった時に、慌てて誤った選択をしないよう、生前からご相談いただいて、お人柄やご要望などを事前に詳しく教えていただければと思いますね。
情報発信やサポートで、葬儀をもっと身近な存在に。
現在行っているお葬式、お墓、仏壇のサポートに加え、今後は専門の士業などと提携して、社会保険や相続などについてもサポートしていきたいです。葬式はご縁。法要などお付き合いは続くので、いい関係を築いていければと思います。
夢は、一つの総合会館を作ることですね。1Fが葬儀関係、2Fがお墓や納骨、お仏壇関係、3Fは相続などの手続き関係、4Fは低予算の納骨堂、といった風に。起業する時に、お寺のご住職や石材店の社長さん、仏具屋さんなど、色々な方にお力添えをしていただきましたので、その御恩を、仕事を通じて返していきたいと思います。
今は、お葬式にも個性が出てきています。「とりあえずご住職や宮司さんを呼ぼう」と思われる方のために、葬儀についてしっかりと理解していただけるようなセミナーや情報発信などもしていきたいです。
葬儀屋と言うと、暗くて閉鎖的なイメージがあると思います。それを払しょくして、葬儀を気軽に知ってもらえるように努めて生きたいですね。