株式会社アビックシステム
毛利 隆志
POSTED | 2015.02.19 Thu |
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TAGS | 従業員数:51〜100人 業種:IT・情報通信業 創立:15年以上 決裁者の年齢:その他 商材:BtoB |
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採用も社員旅行もすべては社員次第!
やりたいことを社長が全力で後押ししてくれる会社Topics
株式会社アビックシステム 社長 毛利 隆志氏のONLY STORY
成長を続ける注目の企業
ソフトウェアハウスとして年々売上実績をのばしている株式会社アビックシステム。その具体的な業務内容を毛利社長にお聞きした。
「ビックデータという企業が持つ顧客データを解析して提案を行ったり、インフラ業務といってハードウェアの大きなサーバーの構築やセッティングをしたり、企業の勤怠管理や財務会計のシステムや銀行のATMのシステムの開発やその一部のお手伝いなどが主な業務です。
強みは通信、金融、物流、保険など色々な業界に対応できるという点で、あえて特化しないようにしています。」
社員がクライアント先に常駐して、直接コミュニケーションをとりながら進めていく形が通常だという。
「自分は社長になる人間だ!」
高校を卒業して18歳で就職した毛利社長。ソフトウェア開発の部署に配属されたが、周りの同期はみんな大卒だったという。
「私はすごく負けず嫌いで。同期に負けないようひたすらバリバリ働いて、気づいたら入社3年で課長レベルの役職についていたんです。
その時から、自分はもっとやれるんじゃないか、社長になるべき人間なのではないかと思い始めたんです。
その後、株式会社システムクォートの社長と出会い、入社しました。その会社で色々学んで、26歳の時に役員になりました。」
株式会社システムクォートの役員6人は、自分たちが理想とする会社を作ろうとそれぞれが会社を立ち上げたという。
しかし、社長になるということ以外は何も考えていなかったという毛利社長。
「勢いだけできました。だからいろんな人から話を聞くうちに、起業するにはまだ準備不足だと思ったんです。結局、42歳の時に会社を立ち上げたのですが、役員の中では一番遅くなりました。」
常に前のめりでいたい
大手企業ではできないようなチャレンジや失敗するリスクが高いものをやることができる環境を作りたかったという毛利社長。そんなことから、社長は基本的には社員がする仕事にノータッチだという。
「こういう広告を打つから100万円欲しいと言われたら、100万円を出す。たとえ失敗するとわかっていたとしても、じゃあやってごらんと言います。それが社長の役目だと思うんです。」
アビックシステムの採用は、適性検査、社員面接、社長面接が行われるとのことだが、
「私が採用にオッケーを出した人でも社員がダメと言ったらダメなんです。その逆パターンもあります。私に最終的な採用権限はないと言っていいでしょう。自分たちの仲間は自分たちで見つけるということです。」
社員旅行の企画や新しい福利厚生の案など、積極的に社員の方から提案が来るという。
「社員主体ということで問題が増えることもありますが、だからこそ個々も会社も成長できるし面白いんだと思います。そこに関しては常に前のめりでいたいです。」
最後に、毛利社長から就活生に向けてアドバイスをいただいた。
「就職活動は早めに始めていろんな会社を見て回ったほうがいいですよ。志望業界以外の会社も見て、自分の中で納得した上で判断をする。自分はこういう人間だからこの業界は合わない、なんて何も見ないうちから決めてしまうのはナンセンス。
白紙の状態でまずは会社の説明会にたくさん行ってください。あとは、ネット上や世間の噂話だけで企業を判断しないこと。自分の目で見て肌で感じたことを信じてください。」
従業員の声
2年目
「つい最近異動したので前の現場の話になりますが、システムのデータベース管理や更新、ユーザーの方からのお問い合わせに対応する業務をしていました。
入社の決め手は社内の雰囲気ですね。社長の陽気な性格や社員のイキイキした様子に惹かれました。今週も社長と若手社員で飲みにいったんですよ!社員からのこうしたほうがいいという声をすぐにキャッチしてくれる環境が社内に作られているので、社員が会社を動かしているという実感があります。
システムエンジニアという職業は理系の仕事というイメージがありますが、アビックシステムでは文系の人と理系の人が半々くらいの割合でいます。
私も実は文系の大学を卒業しています。入社後の研修がしっかりしていますし、技術力の他にコミュニケーション能力も求められる仕事なので、文系か理系かというのはあまり関係ないと個人的にも思います。
学生の方にオススメしたいのは、趣味を作っておくこと。休日に息抜きできる趣味があると、ストレス発散にもなりますし、仕事に対してもっと前向きになれると思います。」
編集後記
社長と社員の間の壁がなく、意見をいいやすい環境が作られている会社です。その雰囲気をインタビュー中に感じることができました。会社を動かしている実感を持ちながら仕事がしたい、文系だからシステムエンジニアの職に就くことは難しそう、などと考えている人はぜひ説明会などに足を運んでみてはいかがでしょうか。良い出会いが待っているはずです。