有限会社ピクセラ工房

青野 俊明

熟練した職人レベルの高い技術を、低コストで提供!

大切な思い出や伝えるべき歴史を陶器に焼き付ける。
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【経歴】
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34年間富士フィルムの研究所にて研究開発業務に従事。
その間世界初の技術多数開発(日本特許出願200件以上、米国出願60件)。
起業するに当たって、この3年間起業塾・セミナー、起業を志す仲間の会、書物等により企業経営について勉強中。
趣味:家庭菜園、陶芸、囲碁
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30年以上にわたるカラー写真への情熱


もともと私は、富士フイルムの研究所で30年間カラー写真の開発を行っていました。カラーネガ、印無し、反転、インクジェットや感熱転写など、カラー印刷を中心とした感光材料を扱い、さまざまな技術を学んでいて。その中に、有限会社ピクセラ工房を設立するきっかけがありました。

当時、私の関心はカラー写真の退色防止技術に移り、その研究に着手します。そのような中で、ある時フジカラーサービスとINAXが共同で写真をタイルに焼き付ける技術を開発したという記事を見かけ、その技術がヒントになりそうだと思い至ります。

しかし、工程が多いこともあってか非常に高額で、世間に普及させるのは難しそうだった。それを10分の1の値段でできる方法はないかと、私はなおも研究を続けました。本来の業務と関係のない研究ではあったのですが、将来的に富士フイルムの商品として提供することを目標に、10年ほどさまざまな方法を模索しました。

その後、焼き物に写真を印刷するのに長けた技術を開発している研究所に出向し、整った環境の中で研究をさらに3年ほど進めます。その結果、商品化に近い技術の開発には成功したのですが、富士フイルムの商品として出すには売上とのバランスが取れないという事実に直面します。それならば、この技術を使える会社を自分で作り上げようと思った。

その頃私は55歳で、役職に就いていたことや有給休暇が貯まっていたこともあり、かなり自由な勤務ができるようになっていました。そのおかげで、空いた時間を利用してビジネス起業塾やセミナーに通い、ベンチャー支援の助成金を得ることもできました。その後、富士フイルムを退職し、私を含む富士フイルムOB4人で商品化のための研究をして、実際に商品として提供できるようになります。
こうした研究を長年続けてきた結果、焼き物に写真をプリントすることで、いつまでも消えない絆や人と人との繋がりを形にできるサービスをお届けできるようになりました。

大切な思い出も語り継ぐべき歴史も、半永久的に保存できる。


私たちが開発したこのような技法は「ピクセラ」と名付け、それを活かして焼き物に写真を印刷するサービスを低コストで提供しています。

ご注文いただく際に特に多いのは、絵を描いたり写真を撮ったりする人が渾身の作品を永久に残したいという想いで依頼をいただくケースです。

また、大切な家族と共に撮った写真や記念日に撮った写真を残しておきたい、ペットの姿を長く残したいという依頼も多くありますね。ペットの写真に関しては、ペットの墓を作るための石材屋を通じて弊社を知ったという声をいただきますよ。

例えば、ペットのお写真や名前と一緒に好きな言葉を陶板に焼き付けるような場合は、お客様の希望のサイズで製作が可能で、屋内外を問わずどんなところにも飾ることができます。また、様々なタイプの陶板をご用意しておりますのでお好きなタイプをお選びいただけ、カラーや白黒など多彩な色彩表現にも対応できます。

一方で、ピクセラ工房ではこの印刷技術を使って、歴史や文化を未来に残すための手伝いも積極的に行っています。例えば沼津の向山古墳の写真など、今後文献として残していくべきものを半永久的な耐久性を持つ方法で保存することは、非常に重要なことです。

これと同じことをしようと思えば、大手のサービスでは数百万円かかるかもしれません。そこを、有限会社ピクセラ工房をご利用いただければ大幅にコストを下げることができる。大切な記憶や守るべき歴史を、圧倒的にお手頃な料金ながらも高い技術で保存できるのは、私たち有限会社ピクセラ工房の最大の特徴ですよ。

さらなる生産技術の安定を目指し、あらゆるものを繋いでいく。


現在はタイルを始め陶磁器に写真を焼き付けることを中心にしていますが、ゆくゆくはその材料をガラスやホーローといったものに拡大していきたいと考えています。

ただの陶磁器だと落としたら割れてしまうというデメリットがあるのですが、ステンレスにホーローがけしたものなどを用いると、そのリスクを回避することができます。

その一方で、現状の技術の安定には今よりもっと力を注いでいかなければなりません。というのも、お客様によっては焼き増しを依頼する人もいるのですが、色味が少し異なったり、ベタに濃度の差が生まれることもあるため、安定生産には少し難しさもあるんですよね。そこは、引き続き技術の向上を目指していきたいと思っています。

そうした技術向上を重ねながら、新商品開発を視野に入れた事業や美術館や博物館などに保管されている文化財を守る手伝い、これは私自身の心情なのですが、障害を持つ優れたアーティストの支援のためにこの技術を活かしたいとも考えています。

これからも、私たちの技術とサービスを通して、人と人、過去と未来を繋いでいくために、有限会社ピクセラ工房は邁進していきます。

有限会社ピクセラ工房の住所や電話番号、採用・求人等が載っているホームページはこちらから↓

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