ピーエムユー株式会社

前田 克実

実はあなたの日常生活を支えていたピーエムユーの技術

同業他社と協力し更なる価値を生み出す新たな在り方へ
SHARE ON

ピーエムユー株式会社 社長 前田 克実氏のONLY STORY

前職での人脈・経験を活かし、起業へ


私は以前まで株式会社アルゴ工業で働いていたという過去があり、現在ピーエムユー株式会社で代表取締役を務めることができているのはその経歴が関係しています。

当初、従業員が4、5人の化学材料を用いた射出成形の製造工場を持ちつつ、化学製品の材料に関するコンサルタントとして主に働いていました。このようなコンサルに関する仕事上、必然的に製造業の仕事依頼を頂く機会が多くなりました。

その中で、前社長が私を後継者として指名してくださったんです。

当時、私はコンサルタントに深い知識は持っていなかったものの、成形品についての知識があったことから成形品に関する仕事をメインに動き始めました。

それからアルゴ工業を約30年ほど継続し、清算をした上で、お客様からもう一度事業を起こしてほしいというお声がありピーエムユー株式会社を立ち上げます。当時は主に携帯電話の細かな部品やケース、充電器など携帯関連のものを生産していて、半導体のノイズフィルターに関しては現在でも仕事をお受けしていますね。

生活で当たり前に目にしている、ピーエムユー株式会社の技術


現在、ピーエムユー株式会社の扱っているサービスは樹脂による成形がメイン事業であり、ここ10年で通信機用のマイクロホンの生産を行うマイクロホン事業を始めました。

マイクロホン事業を始めたきっかけは、以前取引をしていた会社が潰れてしまい、そのお客様の関係からやってみたらとお声かけていただいたことです。一般的にマイクロホンとはタクシー無線や消防、警察なども使っている通信機を指します。

樹脂による成形に関わるところでは、主に半導体のノイズフィルターのケースを生産しています。成形するなら全て一貫でやって欲しいというお客様からの要望があり、4〜5年前より成形から組み立てまでワントップで行うようになりました。

例えば、磁気を帯びる板をカットして帯状にし、それを巻き取って芯状のコアを作るんですけども。それをうちの成形したケースに入れて外部と接触しない絶縁的なものを納入するということをワンストップで行っている。

これは、ピーエムユー株式会社の大きな強みの1つですね。

みなさんの生活の中にあるものでいうと、スイッチング電源というものが必ず電化製品の一台に一個はあります。これは交流を直流に直したりする電圧のコントロールをするもので、私たちが作っているものはその中に使われているんです。

製造会社と協力し、お客様のご要望にお応えする体制づくり


時代の流れにより現代は徐々にスイッチがセンサーへと置き換えられ、スイッチ自体が現在あまり使用されなくなっています。一例として車の場合、スイッチは極端に減り、シートベルトにカチッとスイッチで入っていたものも、今ではセンサーへ移行しつつある現状です。

このような状況において、ピーエムユー株式会社は今後センサー事業に力を入れて参入していかないと厳しいと思っています。しかし、現状では直接センサーを作るのは難しいため、センサーを入れるケースや保護材料の製造に力を入れていきたいと考えているところです。

また、仲間となる企業を募り、協力していく必要もあると思っています。この協力し合うことこそがこれからの製造業の理想的な手段であると思っていますね。なかなか、自分達だけでは資本力も大手の会社さんと全く違うので、別れている部分を束ねて、お客様からのどんな要望にも対応できるようにしたい。

未来的にはセンサーの方に力を入れていくのと、仲間を募って大手に負けない力を持った上で製造のノウハウを集めつつお客様のお力になる。

これから先の未来では、さらに同業他社の情報を集め、その中でピーエムユー株式会社が何か特化できるものを模索し、提供していきます。

執筆:東 友彦 秋元 海人

ピーエムユー株式会社の住所や電話番号、採用・求人等が載っているホームページはこちらから↓

SHARE ON

この決裁者とコンタクト

メッセージを送るためには決裁者ログインが必要です。
まだ登録のお済みでない方は、掲載依頼の上ご登録を宜しくお願い申し上げます。
×このウィンドウを閉じる