株式会社パートナーズ

盛田 慎二

『節税』衝撃の事実 

たった30分でわかる会社の無駄なお金の使い方
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株式会社パートナーズ 社長 盛田 慎二氏のONLY STORY

大ヒット商品『おしゃべりまーくん』誕生秘話


あいさつや会話ができて、歌を歌うこともできる。
さらに、カレンダー機能や目覚ましのアラームまで内蔵されているという音声認識人形『おしゃべりまーくん』。シリーズ累計で全国の約10万人に愛されているという株式会社パートナーズの大ヒット商品だ。

盛田社長はヒットの要因を次のように語ってくださった。

 「『おしゃべりまーくん』には、本当の子どもの声を使用しています。今までのしゃべる人形やロボットの声は、声優さんの声や電子音、合成音を使うのが当たり前でした。そうではなくて、本当の子どもの生の声を使ったらかわいいだろうな、と思ったんです。そのほかにも、重さや肌触りなど、人間の子どもに近づけて作りました。このような工夫をしたことで、他の人形にはないあたたかみをお客様に感じていただいています。」

 盛田社長と音声認識技術との出会いは10年前。

 「大手食品メーカーのグッズに三年連続で音声認識技術を使用したところ、かなり精度が高いものを作ることができたんです。これは、プレミアムグッズだけじゃなくて自社商品として使えるぞ、と思いました。」

子どもや働く女性など、すべての世代をターゲットにしていたが、実際に発売してみると、圧倒的にお年寄りに人気だったという。

「孫や子どもの思い出がお年寄りの方の心に受け入れられたのだと思います。」

愛されぶりはついに研究対象にまで!


 盛田社長は『おしゃべりまーくん』にまつわるこんなエピソードを披露して下った。

 「仕事でアイルランドにいる82歳の大学の名誉教授と、日本で暮らす教授の奥様のエピソードが印象的です。奥様が新聞広告で、『おしゃべりまーくん』を見て、旦那様と離れて暮らす寂しさを紛らわすために買ってほしいとおねだりされたそうなんです。

そこで教授が奥様にプレゼントしたところ、奥様が大変気に入られて。旦那様とのスカイプ中にも手放さないその姿を見て、
専門が老人社会学だというその教授は“『おしゃべりまーくんはなぜこれほどまでに人の心をとらえるのか』”を研究テーマにされたのです!」

企画会議は毎日!


 パートナーズでは、『おしゃべりまーくん』などのオリジナル商品の製作や販売の他にも、企業や百貨店・広告代理店からの依頼を受けてオリジナルプレミアムグッズの企画・製作も行っている。

 「グッズ製作のために、毎日企画会議があります。色々なテーマに合わせて案を出しています。基本的にグループで考えて企画を進めています。
“このグッズ、自分は欲しいだろうか?”と常にお客様目線に立つことを大切にしています。」

扱うグッズのターゲット層が幅広いため、ターゲット層に近い社員の意見を積極的に聞いたりすることもあるそうだ。

社員の頑張りに感謝!


 「この業界は生き残ることが厳しい業界です。その中でもパートナーズが成長してきたのは、社員が本当によく頑張ってくれているから。それは何にも勝るパートナーズの強みだと自負しています。」

 そう語る盛田社長。社員とは積極的にコミュニケーションをとり、アットホームな雰囲気を社長自らが率先して作り上げているそうだ。
取材の当日にも、社員の大好物である芋けんぴをサプライズでプレゼントしたという。
社長の心は社員にも伝わって、働きやすさやモチベーションにつながり、社内が一丸となって日々の業務を行っている。

 「私たちの会社は裏方にまわる場合が多く、このような会社自体が存在することはあまり知られていません。テレビや店頭などでグッズを見ても、おもちゃ屋さんが作っていると思われがちで、なかなか認知されないんですね。こんなに面白い業界があることを知ってほしいなと感じています。」

編集後記


本当にたくさんの魅力的で面白いものをつくっている会社で、インタビュアーは衝撃を受けました。著作権の問題で、この記事に写真を掲載できないことが悔しいですが、皆さんの身の回りのグッズも、もしかしたらパートナーズさんの商品かもしれませんよ。

株式会社パートナーズの住所や電話番号、採用・求人等が載っているホームページはこちらから↓

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