病気で後悔する人のいない幸福な社会へ変えていく。

未病の見える化、特許技術による健康経営支援事業
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今回は、統計学を用いた「HQCチェック」による健康経営支援を行う、株式会社HQC TOKYOの花高氏にお話をお聞きしました。展開する事業内容や起業の経緯、今後の展望まで伺っており、未病を察知する「予防医学」に興味がある方必見の内容です。

株式会社 HQC TOKYO 代表取締役CEO 花高 凌氏のONLY STORY


【経歴】

1992年、京都出身。高校時代にiPS細胞で有名な山中伸弥先生の講演で感銘を受け、生物学に興味を持つ。その後、iPS細胞の基礎研究が行われた奈良先端科学技術大学院大学に進学。大学院では微生物の遺伝子工学の研究を行う。卒業後、東京のベンチャー企業で健康食品の新規ブランドの立ち上げに関する全般業務(広告、マーケティング、オウンドメディア運営、webデザイン等)に関わり健康食品業界の裏側を知る。また同時に働き方改革の1つである『健康経営』の考え方や業界動向を知る。その中で日本人の健康リテラシーの低下に危機感を持ち、健康無意識層に健康意識を持ってもらうことがこれから時代重要になってくることに気づく。そこで退社し、未病の見える化ができる世界初の未病判定システム『HQCチェック』をコアとした仕組み作りをするために2018年6月に株式会社HQC TOKYOを設立。特にtoB向けの健康経営支援に関する事業の展開を行う。

未病とは?統計学から「見える化」して意識改革を

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ー御社のサービスはどのようなものになりますか?

花高 : 一言で言うと、「未病」を見える化したサービスです。「未病」とは、病院に行って検査をしても特に異常が見あたらない、ただ何かしらの自覚症状はある状態のことです。東洋医学由来で大昔からある考え方ではありますが、ここ2、3年で徐々に世の中に認知され始めています。政府としてもこれを普及させていく方向性にあります。平成29年2月17日、「未病の考え方などが重要になる」という表現とともに閣議決定されているほどです。

弊社はこの未病を「HQCチェック」という統計学に基づいた60問の問診で数値化し、「見える化」しているのです。

ー未病を「見える化」する。これは予防医学の観点ですが、今後日本で普及していくのでしょうか?

花高 :  日本は保険制度が充実し、「予防医学」への意識がまだまだ希薄です。しかし国民医療費のさらなる増大見込みや、健康寿命延伸という観点においても事前に病気を防ぐ「予防医学」への関心は今後高まっていくことでしょう。

ー「HQCチェック」とは具体的にはどのようなものでしょうか?

花高 :  HQCチェックは基本的に問診のみで、血圧などの実測値は一切計らず、自覚症状を直感的に60問「はい」か「いいえ」で答えていただきます。「はい」という回答の組み合わせ方から、統計学的に心身の健康リスクの可能性を数字として表すことができます。

ー健康チェックは様々なものがありますが、HQCチェックの特徴や強みは何でしょうか?

花高 : HQCチェックのアルゴリズムは、1986年からアメリカの論文データを積み重ねて構成されたものです。2015年には特許を取得するなど、30年近い年月の積み重ねによりはじき出された技術で、潜在的な心身の疾病リスクをここまで具体的に見える化する技術は他にありません。

ー事業を運営されている中で1番大切にしていることは何でしょうか?

花高 :  HQCチェックを通して、人々に健康意識を持ってもらい、結果的に病気で後悔することのない人生を送ってもらうことです。健康診断では分からない潜在的な心身の健康リスクを見える化することで、健康への意識づけを目標にしています。

生活習慣病を減らすには、健康リスクの見える化が重要となる!

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ー現在の事業を立ち上げるに至ったきっかけを教えてください。

花高 : 高校生の時に、iPS細胞の開発をされた山中伸弥先生の講演を聴きに行きました。その講演に大変感銘を受け、生物学に興味を持ちました。そこで奈良先端科学技術大学院大学での基礎研究の話を聞き、私もそこに進学してiPS細胞のような画期的な研究がしたいと決意しました。

当時は人々の役に立ちたいという想いから、がんの研究者になりたいと思っていましたね。

ーそうだったんですね。当初はがんの研究者を目指していたわけですね。

花高 : そうです。ただ大学院で研究を最前線で行っていくと改めてがんのメカニズムの難しさを痛感しました。その時に抗がん剤のような枝葉の研究に人生を捧げるよりも健康の本質的な部分に貢献したいと感じるようになり、研究者としてではなく、健康に関する社会インフラを作っていく仕事をしたいと考えるようになりました。

人々が事前に知識を持って、そして健康リスクを見える化できれば日々の生活習慣が変わり、生活習慣病患者を減らせるのではないかと考えました。

予防医学的アプローチこそが健康の本質だと感じたのです。

ー研究後は就職されたのですか?

花高 :その後1年間は健康食品に関するベンチャー企業で働き、新規ブランドを立ち上げ、マーケティングや広告周りを任されていました。その中でも健康食品は健康意識の低い客層には届かず、既に健康であるマニア層にしか訴求できないジレンマを目の当たりにしました。こういった経験からも日本人の健康リテラシーの低さを改めて痛感しました。

そういった状況で健康意識のボトムアップこそがこれからの日本に必要であるという気持ちが、ますます強くなりました。

そんななか偶然出会ったのがHQCチェックの開発者です。

ーこれを普及させていくしかないというのを感じたんですね。

花高 :そうですね。日本人の健康意識を引き上げるツールとしてHQCチェックは最適でした。よりたくさんの人々の健康の価値を気づかせたい!その想いから当社を立ち上げました。

従業員の健康意識を高める、その先の健康コミュニティ

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ー健康経営支援事業の現状と、2~3年後あたりの短期的な目標をお聞きしてよろしいですか?

花高 : 健康経営の考え方は5年ぐらい前から注目されていますが、今年は特にその認知が広がっています。
最近ではソフトバンクさんが健康経営宣言をされましたね。

企業も福利厚生として健康に関するものを組み込んでいますが、その効果がどの程度か数字に落とし込めない実情があります。評価ができなければ、投資としては機能しません。その点では、数字として心身の健康リスクを見える化できるHQCチェックはフィットすると考えます。

HQCチェックは、デバイスの精度に依存しない5分程度の問診のみで、
・未病度
・不足栄養素(ビタミン、ミネラル)
・疾病リスク
・疾病傾向潜在率
・未病のタイプ(栄養充足度、栄養活性度、ストレス疲労度)
・体内活力指数
・うつ係数
・カラダとココロのバランスエリア
・認知機能リスク

 
これだけのデータが瞬時に出力されます。
これを部署別、性別、年代別で見ると様々な潜在的な疾病傾向が見えてきます。

例えば、某大手コンサル会社で実施いただいたところその企業の従業員様は全国平均と比較してメンタルに関する項目はとても良い数字がでたのですが、動脈硬化傾向の部分で深刻な数字がはじき出されました。

この結果を担当者の方にフィードバックすると、
『当社は社風としてはとても働きやすくストレスフリーに活き活きと働ける職場ではあるが、お酒が好きな従業員が多く食生活が乱れている従業員も多い』
と仰っており、驚いておられました。

実際に実施いただいた方のほとんどが結果の内容を実感されます。これは本当に不思議です。

この実感によって初めて健康が自分ごととなって、その後の健康改善にむけた行動変容に繋がるのです。
そして、3ヶ月後にもう一度HQCチェックを実施いただくことでその結果が見える化できるというわけです。
取り組みの結果を数字として落とし込めるので経営層も納得して健康経営施策を継続できるのです。


これからの短期的な所としては、まずこの健康経営支援事業をますます拡大していきます。
現状は、大手コンサル会社や大手生命保険会社、楽天グループのIT企業等での実績があります。
今後はさらにクライアント企業を20社へ、toC向けとしては1000人に実施することを短期的な目標にしています。


ーでは中長期的な目標は何でしょうか?

花高 : 健康づくりに関するコミュニティを作りたいと考えています。年齢や性別、職業関係の垣根を超えて、健康に関するコミュニケーションが成立する場作りをしたいですね。そのためには健康という言葉だけではなく、時には「美容」や「セルフマネジメント」という言葉に変換してどの年代でも健康がもっと身近になるような工夫が必要です。

また弊社では「HQCアドバイザー」という、HQCチェックを用いてお客様の顔を見ながらカウンセリングやセミナーを開催出来る人材を育てています。

HQCアドバイザーを常駐させて健康カウンセリングが出来る、健康食品を買える、運動も出来る、人々の交流も図れる、こうしたコミュニティを作っていきます。

ー最後にメッセージはございますか?

花高 : 従業員を第二の家族とするならば、その家族の健康に投資するのはもはや当たり前の時代です。離職したくなくなる職場づくりはビジネスに好循環をもたらします。それによって業績の向上に、明るい社会につながると思っています。病気を未然に防ぐことで、大切な人たちを守ることができる。
病気で後悔することのない幸福な社会を実現していきます。



執筆= 永岡(ryo789)

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会社名:株式会社 HQC TOKYO

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