医療法人エルア会

植月俊介

「男性更年期外来」で元気に輝く男性を応援したい

予防医学を取り入れた地域医療最前線のクリニック
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今回のインタビューは、東京・大森と大阪・天満でクリニックを経営する医療法人エルア会の植月氏にお話を伺います。2019年4月に開業した「マオメディカルクリニック」のメインとなる男性更年期外来をはじめ、開業の経緯から今後のビジョンまで語っていただきました。

医療法人エルア会 理事長 植月 俊介氏のONLY STORY


【経歴】

1976年8月18日生 北九州出身
2005年3月 近畿大学 医学部卒業
2006年4月 宗像水光会総合病院 初期研修
2008年4月 医療法人 杏和会 阪南病院
     認知症疾患センター担当医
     児童精神科担当医
     南大阪医療センター
     リエゾンコンサルテーション 非常勤
     非常勤いちメンタルクリニック 非常勤
2014年3月 静波(しずなみ)こころの診療所 開院
2015年9月 医療法人エルア会として法人化
2019年4月(令和元年) マオメディカルクリニック 開院

人生をカラフルに過ごすためのクリニック


–医療法人エルア会の事業内容をお聞かせください。

植月氏:弊法人は、東京・大森にある「マオメディカルクリニック」と、大阪・天満にある「静波こころの診療所」を運営しています。

「マオメディカルクリニック」では、『「治す」から「変わる」へ あなたの人生をカラフルにします』という理念のもと、地域の方々がよりアクティブに、よりカラフルに人生を過ごしていただくために、心身の健康をサポートしています。

特に、精神科・泌尿器・内科がタッグを組む「男性更年期外来」に力を入れており、40代以上の男性がより元気に輝きながら人生を過ごせるような医療サービスを提供しています。

–「男性更年期外来」では具体的にどのようなサポートをされていますか。

植月氏:更年期は女性だけでなく男性にも訪れる可能性があるものですが、その視点はまだまだ世の中に浸透していません。その結果、うつ病としての治療を受けてしまうなど、症状が改善しない方が多くいらっしゃるのが現状です。

当院の「男性更年期外来」では、精神科医である私が患者の生活の充実度をチェックし、泌尿器科のドクターが「テストステロン」という男性ホルモンの分泌量を検査するなど、様々な観点から症状を総合的に診ていきます。

それによって「やる気がでない」などのこころの症状、「朝の目覚めが悪い」などの身体の症状、「性欲減退」など性の症状をトータルで解決していきます。

–他のクリニックと比べて差別化できるポイントや強みはありますか。

植月氏:当院は、通常のクリニックのように病気の方が受診するだけではなく、元気な方でもメディカルケアができるクリニックです。

たとえば、多目的スペースにあるスタジオで専属のパーソナルトレーナーと一緒にストレッチをしたり、食事について一緒に考えるなど、老若男女すべての方が元気に生活を送るための予防医学にも取り組んでいます。

–実際に運営されているなかで、楽しいことや、やりがいを感じることはありますか。

植月氏:患者さんにありがとうと言われたり、回復していく様子を見たりするのはもちろん嬉しいのですが、病院に来てくださったことで症状が改善するのは対価として本来あたりまえなことだとも思っています。

その上で、患者さんにとってプラスアルファなことができればと思いながら日々の医療にあたっています。

地域のクリニックは医療の最前線


–開業に至るまでの経緯について教えてください。

植月氏:もともと若い頃から独立をしたいという気持ちはありましたが、精神科医として大阪である程度やっていた頃に娘が入院してしまい、進路で迷っていた時期がありました。

ちょうど同じタイミングで当時の同僚も進路について悩んでいたため、一緒に開業することを決意し、「やるのであれば大阪のど真ん中でやろう」と、2014年に大阪・天満に「静波こころの診療所」を2人で立ち上げました。

その後、私自身の医療に対する夢や、プライベートにおいてより幅のある人生を送りたいという想いから、2019年4月に東京・大森で「マオメディカルクリニック」を開業し、今は東京と大阪を行ったり来たりしながら医療の現場に携わっています。

–クリニックを開業するにあたって問題意識はありましたか。

植月氏:クリニックは医療の最前線です。大きな病院とは違い、地域の皆さんが働いたり生活をしたりしながら、入院をせずに日々を送ることができるかが非常に大事なことだと思っています。

地域に根ざして、最前線で皆さんをサポートしていくクリニックを目指して開業しました。

企業の健康経営もサポートしていきたい


–今後のビジョンについて教えてください。

植月氏:まずは、2019年4月に開業したばかりの「マオメディカルクリニック」の経営を、2020年のうちに軌道に乗せたいと思っています。そのために、日々の診療に粛々と取り組み、クリニックの認知度を高めていきたいですね。

その次のステップとして、男性更年期を診るにあたって、個々のパーソナルトレーニングや食育などの健康管理をメソッド化し、当院のオリジナルアプリやプログラムとして提供できればと思っています。

また、男性更年期の概念をもっと啓蒙していく活動や、企業における従業員さんのストレスケアにも力を入れていきたいですね。

「健康経営」を求められる社会において、私たち医師による治療や心理士によるカウンセリング、コーチによる管理職向けのエグゼクティブコーチングは、企業の大きなサポートになるはずです。

–最後に、読者へのメッセージをお願いします。

植月氏:ストレスフルな経営層の方で、ご自身の健康管理の1つに「心のマネジメント」をお考えの方は、ぜひご相談いただければと思います。

執筆=山田
校正=米山

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