株式会社メディカルネット

平川大

歯科×ITで生活者に最善の医療環境を提供したい!

歯科医療のプラットフォームで社会問題を解決する。
SHARE ON

株式会社メディカルネット 会長 平川 大氏のONLY STORY


【経歴】

1973年、埼玉県生まれ。青山学院大学経営学部卒業後、外資系IT会社にて様々なキャリアを積む。
起業を経て2005年4月、歯科プラットフォームビジネスを展開する日本メディカルネットコミュニケーションズ株式会社(現:株式会社メディカルネット)へ入社。
以後いくつもの事業部や支社、また新規メディアの立ち上げを経験。歯科や医療全般に関する情報を届け続ける。2006年4月に取締役に就任。2010年12月に東証マザーズ上場を果たす。
2012年8月代表取締役社長、2016年8月に代表取締役会長CEOに就任。
歯科とITを組み合わせたポータルサイトの運営から発展した幅広い分野で情報を発信し続けていく。

人の重要さに気付いた時、道は開けた。


私は現在、株式会社メディカルネットという、歯科医療に特化したプラットフォームビジネスを展開しています。どうしてこの会社を経営することになったのか、その背景からお話ししたいと思います。

私は学生時代、ひたすら好きなサッカー、パソコン、あとはアルバイトの毎日を過ごしていました。特にサッカーが好きで、大学でも本格的にプレーしていたのですが、通っていた大学は同期でプロサッカー選手が輩出されるような、結構強い大学だったんです。そこで自分の実力の限界を感じまして。だったら私がNO1になれるフィールドってどこだろうと探してみた時に、昔からよく触っていたコンピュータかもしれないと思ったんです。そこでIT関係の会社に就職することを決めました。ここから10年間はひたすらITに携わり続けましたね。

ITの仕事を分類したときに大きく分けられる営業・エンジニア・プリセールス・プログラマーを全て経験したのち、IT×ゴルフの会社をタイで起業しました。
もともと父が起業を志していたこともあり、起業することへの抵抗はなかったですね。漠然とですが、いつか自分もするんだろうなと思っていましたから。
ただ、この会社がなかなかうまくいかなくて。

営業マンも、エンジニアも、どんどん辞めていってしまったんです。仲間だと思って会社によんだ人たちが離れていってしまう。責任を背負っているのは私自身なので、他の人は仕事をこなせばいいよね、という環境を生み出してしまった。会社を運営していく上で重要な、どれだけ仲間を作るかっていうところが、私には足りなかったんです。今はそんな環境じゃうまくいかないってわかりますけど(笑)当時は全然気づけなかった。
そんな時に日本で出会ったのが株式会社メディカルネットの当時の社長の早川亮さんでした。
私の仲間を作る力不足が、会社がうまく回らない原因になっていると思う旨を話した時、いいことに気がついていると話が弾みました。そして早川さんとの話を通して、改めて自分のレベルの低さに気づかされました。

この出会いを契機に、株式会社メディカルネットで働くことを決めました。
事業内容も医療×ITで、今までの自分の会社以上に社会貢献できると思いましたし、そんな風に気づかせてくれた人の元で働きたいと思ったんです。熱烈オファーをもらったことも理由の一つですが(笑)
これが株式会社メディカルネットとの出会いでした。

医療に特化したプラットフォームで、生活者により良い情報を提供していく。


株式会社メディカルネットの事業を一言で言うなら、領域特化型のプラットフォームビジネスですね。その中でも歯科医療の領域に特化しています。

最も力を入れているのはポータルサイトの運営です。「インプラントネット・矯正歯科ネット・審美歯科ネット」という3つのサイトを軸に、エステや美容関係にも横展開しています。またウェブだけではなく、経営支援コンサルティングとしての役目を果たしているのも私たちの特徴です。人材採用、機材導入、物件提案など、医療関係については多くの方々にご好評をいただいています。
そんな事業を運営している私たちの強みは大きく分けて、コンテンツ力と営業力です。2001年からポータルサイトを運営し、記事一つ一つに医師の監修が付いています。それにより矯正歯科の費用や医療費控除の記事など、歯科医療に関してより具体的な情報を提供できるんです。この流れを愚直に16年間つづけてきたことで、今も私たちの一番の強みになっています。
また、経営支援コンサルティングで多くの歯医者さんとパートナー関係を結ばせていただいているため、営業活動では、ガツガツ外回りをする必要もありません。いわば営業に回らなくても、たくさんのお客様がすでにそばにいてくださっているんですよね。
こういった強みをもち、運営してるので、競合はいないと言っても過言ではありません。そもそも同じような取り組みをしている会社さんが少ないんです。
プラットフォームを通して、リアルとITを併合させ、生活者の皆さんが求めている情報を提供することが、私たちにとってなによりの使命だと思っています。

全ては生活者のために。医療業界の課題をビジネスで解決していきたい。


私たちが目指す将来はただ一つ。それは
「医療業界をよくすることで、生活者にとって本質的な良さを提供すること」。
そのためにも歯科に関する部分で、私たちの強みを活かしていきたいですね。
口って、実は一番大事な臓器とも言われているんですよ。
病気の感染源も口がほとんどですし、栄養素を取り入れるために食事をするものも口から入ってくる。そんな重要な器官なのに、歯科に関しての印象ってあまり良くなかったりするんです。歯医者さんのキーンっていう音が嫌いっていう人も未だに多いですしね。
大きく見て行くと、これから医療業界全体がもっと大きな課題にぶつかっていくことが予想されます。高齢者が健康に長生きするための課題だとか、2025年に高齢者の割合が大幅に増加することで起こる医療費の増大の課題。
数えたら本当にきりがないくらいです。
でもだからこそ、医療という分野は社会問題をビジネスで解決したり、社会的な価値、経済的な価値の両方を創造することができると思うんです。
そのためには様々な手段があっていいと思います。中長期的には予防医療を進めるために予防医療専門のクリニックを開設するだとか、他の企業さんともっと連携したりとか。
新しいことにどんどんチャレンジしていくためにも私たちと同じ想いを持ち、社会課題を解決していきたいという思いを持った方達にもっと集まっていただいて、一緒に働きたいですね。
これが結果的に、生活者の方々のためになると、強く想っています。

☆取材・記事作成・構成=平野、北本、佐久間

株式会社メディカルネットの住所や電話番号、採用・求人等が載っているホームページはこちらから↓

SHARE ON

この決裁者とコンタクト

メッセージを送るためには決裁者ログインが必要です。
まだ登録のお済みでない方は、掲載依頼の上ご登録を宜しくお願い申し上げます。
×このウィンドウを閉じる