有限会社アネラ
鈴木 健司
POSTED | 2019.11.26 Tue |
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TAGS | 従業員数:5人以下 業種:その他 創立:15年以上 決裁者の年齢:40代 商材:BtoB |
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人に良い影響を与える「価値あるもの」を世の中に
マスメディアを活用したPR・マーケティング会社Topics
今回のインタビューは、マスメディアを活用したPR・マーケティング事業を得意とするCOME ALIVEの鈴木氏にお話を伺います。起業を決意した理由や、目指している社会について語っていただきました。
COME ALIVE 社長 鈴木 健司氏のONLY STORY
【経歴】
1975年、東京・浅草生まれ。東村山市育ち。1998年大正大学文学部史学科卒業。高校まで野球に明け暮れ、大学からサッカーを始める。
教員免許取得のためには「紙一枚」提出すれば取得できたのに、先生になっても世界は変えられないと気づき、提出せず。卒業後は医療機器メーカーに務めるも、社員を大切にしない文化に愕然とし、「どうしたら人がイキイキと働き、暮らしていける世の中にできるか」の探求が始まる。
労働法を守っていただくことが大切だと思って社会保険労務士試験に合格するも、それでは理想的な社会である「一人一人が真価を発揮できるイキイキとした社会」を実現できないと考え、登録を見送る。2つの大きな資格を殺したことで「資格ヒットマン」の称号を得る。
理想的な社会の実現のため、手本となるような会社の社長になろうと考え、営業力を磨くために、小さな会社で防犯カメラを販売しまくる。
その後、大手企業からのスカウトにより、コンビニ向け機器販売の事業責任者に抜擢され、3年で20億円の売り上げを達成。猛烈な働きによって左耳の聴力を失う。それらの経験をもとに2014年に起業。2017年から小さな会社の事業拡大に貢献する様々な活動を行い、現在は売上アップに貢献するために、PRとマーケティングの分野に特化している。
テレビの取材や出演を総合サポート
–COME ALIVE(カムアライブ)の事業内容をお聞かせください。
鈴木氏:弊社は、人に良い影響を与える「価値ある商品やサービス」をきちんと世の中に広げていくことをミッションに、PR・マーケティング事業を行ってます。
特にテレビの取材や出演のサポートなど、企業を永続的に成長させていくためのマスメディア活用コンサルティングに力を入れています。
–どのような形でサポートをされているのでしょうか。
鈴木氏:テレビに取り上げられる手法はいくつかありますが、弊社はプレスリリースを活用しています。
プレスリリースは闇雲に打っても意味がないため、弊社のノウハウを提供したり、配信を代行したりして、お客様をサポートしています。
–御社の強みを教えてください。
鈴木氏:テレビに出演すると売上が上がると思われている方が多いですが、実際はそうとも限りません。
なぜなら、高収益のビジネスモデルではなかったり、出演後の対策ができていないと、注目されても売上につなげることができないためです。
弊社では、それらの課題をすべてカバーできる「太鼓判」というサービスを提供しており、テレビに出るノウハウを伝えるだけでなく、ビジネスモデルやマーケティングプランを一緒に考えるところまで、成功報酬の形でサポートしています。
ここまで総合的な支援サービスを手掛けている会社は、他にはいないと思いますね。
–御社のサービスを利用された方の事例を教えてください。
鈴木氏:弊社のノウハウを活用し、テレビに取り上げられた法人や個人事業主の方々は現在150名以上いらっしゃいます。
たとえば、零細町工場が起死回生の策として開発した自社製品が、報道番組『ワールドビジネスサテライト』に紹介をされて、売上が1億円以上増加した例があります。
また、中古車や自動車部品の販売・修理をしている会社様が、ドライブレコーダーの専門家として4つのニュース番組やワイドショーに出演し、1週間で3カ月分の売上を上げることに成功した例もあります。
一人一人が力を発揮するための環境づくり
–起業に至った経緯を教えてください。
鈴木氏:起業した理由は1つだけです。「一人一人が真価を発揮できるイキイキとした社会」、これを実現するためには良い会社を増やすことが必要で、その見本となる会社を作ろうと思ったからです。
人は生まれてきたこと自体に価値があるものだと考えているんですが、その価値をフルに発揮できていない人の方が多いと感じています。もちろん本人の努力も必要ですが、それ以上に良い環境に恵まれていることが非常に重要だと思うようになったんですね。
では、その良い環境はどういう風に作られるのかと言ったら、人に良い影響を与えるような価値あるものを増やしていくしかない、広げていくしかないという結論に至り、そこからPR・マーケティング事業を始めました。
–「一人一人が真価を発揮できるイキイキとした社会」の実現のためにはPRやマーケティングでいいものを広めていく必要があると結論づけられたということですね。
なぜそう思うようになったのか、鈴木様の経歴と交えて教えてください。
鈴木氏:はい。私は小学生の時から「現在の日本の教育はおかしい」と感じておりこの教育を変えるために教師を目指すようになりました。そのため大学生の頃でも教員免許コースに進みました。
しかしある時「教師になっても教育は変えられない」と気がついてしまったんです。最後の最後、紙を1枚出せば取得できる免許の申請も行わず、他の方法を模索するようになりました。
その後、「イキイキとした社会のためには、いい会社を増やすべきだ」と考え、労働法と密接に関わる社会保険労務士になることを決意しました。ただ2年かけて取得資格を得ましたが、先輩の社会保険労務士の話を聞いていくうちにズレを感じ、結局登録はしませんでした。
2つの大きな資格を無効にしても、自分の目指す世界や信念を曲げることはできなかった。そんな私は周りからは「資格ヒットマン」と呼ばれるようになってしまいました。
そこから自らいい会社を立ち上げようと思い、社長になるための売る力を養おうと営業の世界に飛び込みました。当時携わっていたコンビニ事業では3年間で20億円の営業実績を作ったものの、その後就いた管理職では自分の力を発揮できずストレスが溜まり、左耳の聴力を失ってしまいました。
その時に「一人一人が価値を発揮するためには環境が大事だ」と痛感したんです。
そういった背景から、先ほどもお話させていただいた通り、良い環境を作るためには「人に良い影響を与えるような価値あるものを増やし、広げていくしかない」と考え、PRやマーケティングに特化していく現在の事業を始めることになりました。
社会問題を解決する価値あるものを世の中へ
–今後のビジョンについて教えてください。
鈴木氏:引き続き、弊社のミッションである「価値あるものが、きちんと広まる世の中に」することを目指していきます。
また、PR・マーケティング事業と同時に、全面的に支援をさせていただいている無農薬栽培の農家さんの事業にも力を入れ、一切ごみを出さない農産・畜産を全国に広めていきたいと考えております。
–社会的にどういった会社でありたいとお考えでしょうか。
鈴木氏:数多くある社会問題を解決できる価値あるものを大きく広げ、大きく羽ばたく鳳凰にすることこそ弊社の役目だと考えています。
–最後に、読者へメッセージをお願いします。
鈴木氏:私たちとともに社会全体を豊かにしていきたいとお考えの方は、ぜひご連絡ください。
執筆=山田
校正=米山