株式会社優健工業

金城 健二

建設業界のモデルとなる新たなイメージ作りに挑戦

出会い、信頼、感謝で生まれた社会貢献の想い
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今回のインタビューは、おもに店舗の内装工事を手掛ける株式会社優健工業の金城氏にお話を伺います。2016年にインタビューをさせていただいてからその後、金城氏の事業経営に変化はあったのでしょうか。取材後の変化や今後の事業の展望について語っていただきます。

株式会社優健工業 社長 金城 健二氏のONLYSTORY

プラスアルファの価値を生み出す


–まずは、株式会社優健工業の事業についてお聞かせください。

金城氏:優健工業は、店舗やオフィス関連を中心に内装工事全般に携わる施工会社です。私自身は20年前に職人としてこの事業に携わるようになり、5年目に独立。その後、法人をし、今期10期目を迎えました。

–業界内での強み、他社との差別化ポイントはありますか。

金城氏:専属の施工職人を抱えていることですね。実際に現場で施工する職人がいますので、お客様からの急な依頼や難しい工程でもしっかりと対応できる自信があります。

また、優健工業の職人たちは、仕事においてプライドや責任感が強く、技術も優れているので、お客様のご要望やご期待に応えることができます。

実際に、お客様からはそういった現場での対応力や作業の質にご好評をいただくことが多いですね。そこから、リピートやご紹介を通して次の案件が決まっていくことがほとんどなのです。これも偏にいい働きをしてくださる優健工業のスタッフのおかげだと思います。

–事業にあたって、一番大切にしていることを教えてください。

金城氏:お客様に価値を感じてもらえる仕事をする点を重要視していますね。例えば、優健工業では、どんな現場でも必ず担当者を付けるようにしています。当然、お客様によって考え方や想いが異なるので、そういった対応も含め、それぞれの担当者が自ら工夫をして現場を作ることができる状態にしています。

近くへ来た時は顔を出す、アフターの電話1本を差し上げるなど、するかしないかによって大きな違いがあると思うんですよね。担当者一人一人が、プラスアルファの価値をどう生み出すか、常に意識して考えることを大切にしています。

私は世の中、指名制だと思っているのです。だからこそ、「あなただからやって欲しい」といってもらえるような人間になること、そういった人間を育てていくことが大切だと考えています。

「かっこいい」建設業界のモデルになる


–2016年に取材をさせていただいてから変化はありましたか。

金城氏:そうですね、変化はありましたね。元々私は職人からスタートしているというのもあるのですが、人と関わることやコミュニケーションが苦手で、内側だけをずっと見てきた人間なんです。

ただ、取材を受けたあたりから、内側に向いていた矢印が少しずつ外側へ向いて行き、他業種の方をはじめ、いろいろな方と関わるようになりました。

そういった中で建設業界を外から客観的に見てみますと、これまで知らなかった部分や、まだまだ学ぶべきことがたくさんあることに気がつきました。その一つが、知識や情報を得ることの難しい建設業界の閉鎖的な環境。

だからこそ、私が学んだ部分を少しでも社員や職人たちへ伝えて、建設業や職人のイメージを変えていきたいと思うようになりましたね。

–“建設業や職人のイメージを変える”とおっしゃっていましたが、どういったイメージにしていきたいとお考えでしょうか。

金城氏:建設業はこれまで、きつい、汚い、危険など3Kと言われてきた業界なので、まずこのイメージを払拭するような、かっこいいイメージに変えていきたいと思っています。

そして、優健工業をただの内装会社ではなく、そういった今の建設業界を変えていくような、業界のモデルとなる会社にしていきたいですね。

社会で必要とされる企業、そして社会貢献


–以前のインタビュー(2016年)では、2020年に売上10憶円以上という目標をお話をしていただいきましたが、その目標は今も変わらずお持ちなのでしょうか。

金城氏:そうですね、2020年とは言わず、2018年度で10億、2020年で15億という数字を目指していますので、受注に対応できるよう社内の人員をこれから増やしていく予定です。

と言うのも、これまではどうしても売上の部分を強く意識してしまうことが多かったのです。しかし、2019年は社内体制、社内の組織作りに目を向けたいと思っています。そのためにまずは、リーダーを作ること。1つの班で決済からすべてを回していける仕組みを5つ、6つ作り、盤石な体制を整えることで、さらなるステップアップができればと考えています。

–長期的なビジョンはありますか。

金城氏:自分の人生よりも長く、この会社を残していける経営をしたいというのが私の最終的なビジョンです。長く会社を存続させる上で、まずはしっかりとした黒字経営を100%続けること。そして常に成長し続ける企業であることが大切だと思っています。

優健工業という会社は、私自身この10年間、休む間もなく、本気で命をかけてやってきた会社です。このブランドをいかに成長させていくか、意地でやってきた中で、これまで多くの方と出会い、仲間ができ、会社も少しずつ成長をすることができました。

会社は、お客様や社員、同業者から必要とされて初めて意味があると思うんですね。だからこそ、優健工業も意味のある会社として、社会の中で必要とされる企業でなければならない。そのためにも現状維持は絶対にしたくありません。未来のために、向上心や志をもって発展し成長していく、そんな企業を目指しています。


執筆=山田
校正=笠原

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