勝利ジム

髙橋勝利

ボクシングを通じて、人と人との輪を広げたい!

楽しい!怖くない!アットホームなボクシングジム
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勝利ジム 社長 髙橋 勝利氏のONLY STORY

怖い・敷居が高い…。これまでのボクシングのイメージを変えたい


父親と兄の影響で、中学3年生の頃からボクシングを始めました。自身の引退後は指導者として携わっていたのですが、上の人との相性が合わず退職。ですが、私が面倒を見ていた選手もいたので、自分の都合で辞めることは無責任だと思い、他に指導ができる場所を探しました。

どんな形でもいいから、選手たちに教え続けたいという強い想いがありました。
運動公園で部屋を借り、2014年1月から指導を始めました。ただ、部屋なので練習の設備もなければリングもありません。
トラロープを下にテープで貼り付けてリングを作ったりしていました。
好条件のところを探しましたが、ボクシングはミット打ちやパンチの音が大きく、2・3件程断られました。

しかし、諦めずに交渉を続け、2014年6月に今の場所でスタートさせることができました。
ボクシングは、怖い・敷居が高いというイメージが強いと思うのですが、その状態ではボクシング人口は増えません。
以前所属していたジムは、世界チャンピオンを目指す人が通うような、極めてストイックなジムでした。
私は、運動公園でボクシングスクールを行っている時に、「ボクシングを少しだけやってみたい」という人たちと出会い考え方が一変しました。

それが、今に至る大きなターニングポイントとなり、子どもたちや女性、ダイエットをしたいご年配の方が気軽に来れるようなジムにしようと考えました。

ボクシングを通じて、会員同士の輪をひろげる


勝利ジムの入会には、「思いやりと清潔感があること」が条件です。
ただ単にボクシングをするのではなく、ジムの人たち同士が、ボクシングを通じて触れ合える、そんなアットホームな場作りを重視しているためです。
思いやりと清潔感、どちらか一方だけではだめで、両方が揃うと素敵な仲間が集まります。

現在の会員は126名で、その中の約90名が男性、約30名が女性です。リタイアは非常に少ないです。
ジムを越えて、ジムの女子会員同士で女子会をやったりもして、仲よくやっています。こうしてことは、私としてもとても嬉しいことです。
勝利ジムでは横の繋がりを大事にしています。

ジムに来た際に記入するチェック表はニックネームを使用します。
仲間の選手が試合に出る時は、みんなで応援に。
入会した直後の疎外感のようなものを感じないように、入会申込書にはスポーツ歴や趣味なんかも書いてもらい、共通点のあるメンバーとつなげるように促します。
漫画のワンピースが好きと書いてあれば、「あいつサンジ好きらしいよ」とか言ってメンバー間のコミュニケーションの仲介をするのも、私たちの大きな役割だと思っています。

自分ならではの、勝利ジムならではのやり方で業界に貢献


現在、勝利ジムのトレーナーは、皆スキルが高く、人間的にもとても出来た人材。
ほぼ完成形にあると思っています。
指導内容を考えると会員150名以上は難しくなりますので、目標会員200名とか500名というように、過度に規模を追うようなことは考えていません。

今後は新しいトレーニングアイテムを作っていきたいと思っています。
ボクシングは歴史が長い一方で道具開発が進んでいません。
勝利ジムで新しく制作したトレーニングアイテムを、勝利ジムだけでなく、他のジムやボクシングの垣根も超えて格闘技、もしくはスポーツ全般、一般的な健康になりたいという人たちにも使ってもらえるような商品を開発・販売したいと思っています。

世界チャンピオンを目指す選手のサポートという面ではなく、それとはまた別の路線でボクシング界の先端を目指していきたいですね。
自分なりのやり方でボクシング業界に貢献していきたいと思っています。

★取材・記事作成・構成=斉藤/佐藤・北本・佐久間

勝利ジムの住所や電話番号、採用・求人等が載っているホームページはこちらから↓

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